テーマ:食べ物あれこれ(50369)
カテゴリ:チープシック
先日、会社の取引先の若い友人の誕生日に3人で食事に出かけた。
友人は 「34歳だから、嬉しくないよ、誕生日なんて」と言う。 私にしたら、30代なんて若い、若い・・・。 一緒に行った、20代の友人が出てきたエビを美味しそうに食べる。 彼女は、エビが大好物だそうだ。 「あとね、しらうおの踊り食いがしたい(^▽^)/」と彼女は、かわいい顔をして言う。 うわー、気持ち悪いと私は思うが、ニコニコしている。 「私は・・・」と誕生日の友人。 「私は、やっぱり、ステーキが食べたい!♪(* ̄ー ̄)」 私は、これも、パス。 だって、地球に優しい、ベジタリアンなんだもの。 (なんちゃってベジタリアンなんですが)(ノД`) 「はるなさんは、なにが食べたい?」と二人は興味しんしんで私の顔を覗き込む。 「そうねー・・・。」ちょっと、声色を変えて、私は言う。 表情もしぐさも、セレブ風にするから、彼女たちの期待度満々( ̄▽ ̄) 「そうね・・・。 そんなに食べたいものってないわ。 はずせないのは、素敵な器かな。 それに楽しい会話」(^-^*)にこ。 友人たちは賑やかに笑った。 +++ 先日、「武相荘(ぶあいそう)」に行く前に、グルメで器にも凝り性で名高い、白洲正子の本を読み直して発見。 その時、食べたいものを食べるのが一番美味しい。 食通とかグルメとか呼ばれて悦に入っている人はなんだか気持ち悪くて。 薀蓄(うんちく)を傾ける前に、もっと食べ物と自然体で付き合わなければ、本当の美味しさは分からないわ。 かといって、食べ物そっちのけで器自慢ばかり聞かされるのも不愉快。 要は食べ物、器、その場の雰囲気など互いにバランスがとれて、はじめて本当に「美味しい」と感じられるのでしょう。 「白洲正子・ほんものの生活」より ・・・・・・・・・・・・・ ●上の写真のサラダ、美味しい(^-^*) 人気blogランキングへ ・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★10月26日*:父の麦わら帽子:父の残した薪*UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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