テーマ:エコライフの工夫♪(808)
カテゴリ:昭和恋々
*「菊次郎とさき」*第2回目。
雨でペンキ塗りの仕事が休みとなった父・菊次郎(陣内孝則)が一人酒を飲んで留守番をしていた時、 こっそり学校を抜け出した武が、財布から千円を抜き取り、父、菊次郎に罪をなすりつけるという話。 父・菊次郎は、縁側で留守番をしていたのだが、縁側の軒下に、バケツのようなブリキのものが吊り下がったいたのを私は見逃さなかった。 おお、懐かしい、手水(ちょうず)だ!! 武の子どもの頃は、トイレ(というより便所)は縁側の突き当たりにあった。 その頃は、便所の後の手洗いは、今のように水道でジャーというわけにはいかなかった。 で、便所の近くの縁側に吊ってあったのが、手水(ちょうず)。 ブリキで出来た、バケツよりも少し小さめのもので、下を押すと水が、ちょろっと落ちた。 (そのわずかな水ででさえ、地面にかえした。) それで手を洗って、そばにぶら下げている手ぬぐいで、拭く。 手水(ちょうず)の水は、いつもなくならないように大人が気をつけていたのだろう。 だろうというのは、私は田舎で育ったので、手水はなかったからだ。 その代わり、外に水がめがあった。 この手水のことを書こうとして、はたと困った。 本当の名前が分からなかったからだ。 で、探したらあった。極東ブログさん。 写真ここ。 バケツいっぱいで家族が一日は手を洗えたことだろう。 いったい今は、一日に昔の何倍、ひょっとしたら何十倍水を使っているのだろう? 昭和30年代は、まだ、今のように、ものを浪費する時代ではなかった。 そして、その象徴が、この吊り下げ手水だ。 **「菊次郎とさき」** 不世出のお笑い芸人ビートたけしの父・菊次郎と、母・さき。 このふたりの人生を息子のビートたけし自身が描いたドラマ ■「菊次郎とさき」:いとしい日々昭和30年代への賛歌■ ■「純情きらり」と私の昭和■ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★7月17日*民具:民家*UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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子どものころはどこの家でもほとんどこれでした。
名前は今日、ブログを拝見して初めて知りましたが。 使った水を土にかえした、そう言われて確かにそうだと気づきました。当時は当たり前だったのです。 水洗トイレのタンクに入る前の水で手を洗うのを考えたのは日本のメーカーだそうです。もったいない精神がほかの国の人よりは強いのでしょうか。それでも無駄がすぎますね。 (2007.07.18 23:04:18)
りら88さん
りらさんもご存知でしたか、吊り手水(^-^*) テレビで昔のものを見つけて懐かしがっています。 ( ̄▽ ̄) >子どものころはどこの家でもほとんどこれでした。 >名前は今日、ブログを拝見して初めて知りましたが。 >使った水を土にかえした、そう言われて確かにそうだと気づきました。当時は当たり前だったのです。 >水洗トイレのタンクに入る前の水で手を洗うのを考えたのは日本のメーカーだそうです。もったいない精神がほかの国の人よりは強いのでしょうか。それでも無駄がすぎますね。 ----- (2007.07.18 23:47:15)
小2くらいまででしょうか??
使ってました。 今思えば、母が頃合をみて水を補充していたのですよね。昔の主婦は仕事が多かったですね。 物や資源もありあまって大切にしないし、家電製品の普及で楽している現代の主婦=わたしは、本当に怠け者!! (2007.07.20 16:32:33)
あやめさん
ヽ(゜∀゜)ノあやめさんも使ったことがあるの? 懐かしいですよね。 吊り下げ手水という名前は、私もこれを書くために探しました( ̄▽ ̄) 昨日は「菊次郎とさき」があったのですが、自然に、探してしまいました( ̄m ̄*) >小2くらいまででしょうか?? >使ってました。 > >今思えば、母が頃合をみて水を補充していたのですよね。昔の主婦は仕事が多かったですね。 >物や資源もありあまって大切にしないし、家電製品の普及で楽している現代の主婦=わたしは、本当に怠け者!! ----- (2007.07.20 19:53:05) |
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