テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
このミッション、インポッシブル(不可能)です。 元文元年春、磐城国の湯長谷藩は徳川八代将軍吉宗の治める江戸幕府から、通常8日かかる道のりにも関わらず突然5日以内に参勤交代をするよう命じられる。 湯長谷の金山を手中に入れようとする老中・松平信祝(陣内孝則)の策略によるものだった。 わずか1万5千石の小藩にとって、ただでさえ貯蓄も人手もない上にあまりにも短い日程を強いられたこの参勤交代は到底できようもないものだった。 あまりの無理難題に憤りながらも、藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は家老の相馬兼嗣(西村雅彦)に対策を講じさせる。 そして、藩の少人数のみで山中を近道して駆け抜けていき、道中の人が見ているところでは渡り中間を雇って大人数に見せかけるという作戦を立てる。 さらに東国一の忍びと言われる戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵(伊原剛志)を道案内役に任じるが、一方で幕府の老中らはこの参勤交代を阻もうと手をのばしてくる……。 優秀な映画向けの脚本に与えられる城戸賞に輝き、小説化されるやベストセラーとなった土橋章宏の同名作を映画化したコミカルな時代ドラマ。 幕府から無理難題を押しつけられた小藩の藩主が藩と領民を守るため、知恵を絞って、逆境に立ち向かっていくさまが描かれる。 藩主を佐々木蔵之介が務めるほか、個性派俳優が多数顔を揃えている。 ■参勤交代とは■ 参勤交代は莫大な費用がかかるため、大名の懐を寂しくしで大名の力を弱めるため 1635(寛永)年、三代将軍・徳川家光の「武家諸法度」で明確に制度化したもの。 主な費用は、参加人数にホテル代、食事代、馬のエサ代、衣装代、道具一式、献上品・・・。 そこで、経費削減のため、ウラワザが使われたようだ。 日数を削れば、その分、ホテル代、食事代などがかからないので、日数を節約するため、 一日約40キロも歩いたそうだ。 40キロといえば、歩く時の速度は4キなので10時間も歩いたということ!! 参勤交代の列はいつも整然としているのでなく、江戸市中や宿場、国元で、整然と歩いた、つまりピンポイント。 江戸や国元の家臣をその時だけ使ったり、人足をやとい体裁をたもったりして、経費削減につとめた。 そんな内情はわからないので、庶民の間では、きらびやかな参勤交代が人気。 各大名の家系図や石高、家紋、行列道具などの詳細の載った大名行列ガイドブック 「文化武鑑」が人気だったそうだ。 薩摩藩の場合、江戸まで一カ月かかったので、その費用は莫大なものだったそうだ。 どういう経路で行ったのだろうか? 海路は使ったのだろうか? ●必ず関所を通らなければならない。 ●大人数で行列をせねばならない。 ●前を歩く行列を追い越していけない。 などルールのある大名行列。 知らないことがいっぱい分かった、しかも笑いながら! 思わず力が抜けるようなナレーションもおかしい。 参勤交代の大名行列の歌 ♪鞠と殿さま♪ 作詞 西条八十 作曲 中山晋平 1 てんてんてんまり てん手まり てんてん手まりの 手がそれて どこからどこまで とんでった 垣根をこえて 屋根こえて 表の通りへとんでった とんでった 2 表の行列 なんじゃいな 紀州の殿様 お国入り きんもんさき箱 ともぞろい おかごのそばには ひげやっこ 毛槍をふりふり ヤッコラサの ヤッコラサ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ . お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.27 19:53:51
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