テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:トリビア
3月4日~5日、滋賀県に行ってきた。 「急がば廻れの語源、■瀬田の唐橋■を見た。 瀬田川の中之島にある「鳥居川水位観察所」というのを見た。 ■現在の琵琶湖の水位は■、琵琶湖河川事務所が観測しており、琵琶湖の湖内5箇所で観測したデータを平均したものです。 このように5箇所の平均水位を琵琶湖水位とするようになったのは平成4年4月からで、それ以前は瀬田の唐橋付近に設置された「鳥居川(とりいがわ)観測所」の水位を琵琶湖の水位として公表してきました。 この鳥居川観測所が設置されたのが、明治7年(1874年)2月4日です。 その年、日本国内では郵便貯金が開始され、大阪・神戸間に鉄道が開通したほか、東京では、石油ランプの街燈やガス燈が点火した年となっています。 鳥居川地点での水位観測は、136年以上にわたって1日も休むことなく観測がつづけられ、平成22年(2010年)12月27日に観測開始から5万日を超えました。 この水位をもとにして、瀬田川洗堰では放流量を定め、琵琶湖の水位を管理し洪水や渇水から人々の暮らしを守ってきました。 近年では、琵琶湖の生態系へ配慮した洗堰の操作などを行っており、琵琶湖の水位はますます重要となってきています。 現在、鳥居川水位観測所は瀬田川の洪水予報の基準地点として重要な役割を担っています。 明治7年に外国人によって、作られた鳥居川水位観測所。 ところが明治29年9月、琵琶湖の水位が上がり過ぎ、大水害が琵琶湖湖岸の村を襲った。 死者、行方不明者が34名という大参事となった。 琵琶湖からあふれた水は、瀬田川に流れ、橋の高さくらいまで水に浸かった。 鳥居川水位観察所の建物の壁に青く線が引かれているが、それが水の到達点だ。 ■湖北の隠れ里、菅浦(すがうら)■も水害にあったのだろうか? ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.13 21:10:01
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