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2019.09.07
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テーマ:北海道旅行(1122)
カテゴリ:国内旅行

■6月30日(日)■14日目
札幌から旭川に向かう。
この日は、札幌→旭川・川村カ子トアイヌ記念館→北鎮記念館
→嵐山公園の「アイヌ文化の森・伝承のコタン」を見た。

岩見沢サービスエリア

園内の階段を上ると展望台もあり、景色を楽しむことも出来ます。

そして、いたるところには、馬のオブジェが点在しています。
これは、市内の岩見沢競馬場で、北海道ならではの、開拓時代のハードな労働の中で生まれ、1トン近い馬が500キロ以上のソリをひくダイナミックなレースである『ばんえい競馬』が開催されているからです。

また近郊の三笠市は、化石の町として知られているために、ここにはアンモナイトのオブジェもあります。

上川アイヌの人々は、石狩川とその支流である牛朱別川、忠別川、美瑛川の各支流筋に小規模なコタン(集落)を形成し、その恵まれた環境の中で採集・狩猟・漁労を生業とするとともに、広域にわたる交易を行っていました。
石狩川流域に居住していたことから、ペニ ウン クル(川上に・居る・人)と呼ばれていたいわゆる上川アイヌの人たちは、南北30キロ、東西20キロ、面積440平方キロにわたる北海道最大の上川盆地を中心にした地域を1つのイオル(伝統的な生活の場)としていたといわれております。


7月1日に行った旭川博物館でもらった資料に「上川アイヌと馬」という文章があった。

◎上川アイヌと馬◎旭川市博物館
明治25(1892)年、内地から来た人が無数の蹄ののこる踏み分け道を見つけた。
たどっていくと「当時としては割合大きい四尺四寸くらいの青毛の馬」が突然現れ逃げた。
3か月後、数人で親馬22頭、仔馬5頭、計27頭を生け捕りにした。

上川アイヌが馬を飼育していたという記録はない。
そもそも本来北海道に馬は生息していませんでした。
しかし、中世には道南に進出した和人が馬を飼っていた可能性も指摘されているので
、近世アイヌが馬産に従事する状況は広くみられたかもしれません。
北海道の在来馬をめぐる研究はまだ始まったばかりだ。


川村カ子トアイヌ記念館
現代においても、上川アイヌの人々によって文化の伝承を続けている重要な拠点。

館内には、上川アイヌの歴史・資料が展示してあるほか、アイヌ文化の体験もできる。
川村カ子トアイヌ記念館で興味深かったのは、『犯罪』を犯したアイヌを処罰する「叩き棒」。
人の物を盗んだり、村の決まりを守らないようなアイヌには、棒で叩いて村から追い出すのだそうだ。


▲川村カ子トさんの写真。
ほりの深い顔で、ロシア系みたいだと思った。
「川村カ子トアイヌ」という言い方をしているが「・・・アイヌ」は、男性のアイヌに尊敬を込めてつけるそうだ。

北鎮記念館
北鎮記念館(ほくちんきねんかん)は、北海道旭川市にある資料館。
屯田兵や旧陸軍第七師団についての資料を展示している。
入館料は無料。


管理・運営は、旭川駐屯地業務隊が行っている。
ガイドをしてくれたのも自衛隊員だった。

▲北海道開拓を表す★▼

1962年、日露戦争でコサック騎兵が使用していた軍刀の寄贈を受けた第2師団長の和田盛哉氏(当時)が「今のうちに北方防衛の資料を集めなければ散逸してしまう」と記念館の設立を提案した。
今は3代目の建物。

屯田兵は、農地開拓をしながらも、兵隊としての訓練もしていた。
屯田兵から陸軍へと時代が変わって、旭川は軍都とよばれていた。

それを象徴するのが、石狩川にかかる旭橋。
昭和7年に、鋼鉄製のアーチ曲線を描く現在の旭橋が架橋された。
この橋は第七師団と旭川市街・駅とを結ぶ当時唯一の永久橋で、
戦車の隊列が通っても大丈夫なように設計されている。
昭和31年までは、市内電車もこの橋の上を走っていた。

橋には、旭日旗のマークがあり、人々は、市内電車内で敬礼やお辞儀をしていたという。

「海から離れた旭川に屯田兵が入植したのは、なぜでしょうか?」という私の質問に
「石狩川があったからです」
「石狩川の水運を利用して海に出たのです
」と案内してくれた若い自衛官が即答した。

「アイヌ文化の森・伝承のコタン」
旭川市北部の広大な自然公園「嵐山」の園内に、アイヌ文化の保存と伝承のためアイヌのコタン(集落の意)を復元した博物館です。

「アイヌ文化の森・伝承のコタン」には、実際にアイヌの人々が住んでいた「チセ」と呼ばれる住居や「プー」(食料庫)などが正確に復元され、自然と一体となった当時の暮らしを想像できます。

また、アイヌの風俗・文化を伝える品々を展示している資料館は、平成18年4月にオープンした「嵐山公園センター」へ移転しました。

アイヌの人々の建物がこれらの場所に復元されたのは,上川アイヌの人々が嵐山を「聖なる地」としていることや,コタンを川筋に営んでいたことなどに基づいております。

(▲トイレ・左・女性用、右・男性用)
屋根、壁は笹葺きですが、使用する笹は一冬越したものを採取するなど、材料はかなり吟味して作成し,夏の暑さ、冬の寒さといった厳しい自然から身を守っていたようです。

また、この笹葺き作業は女性が主役で、男性は笹の運び役を担っていたそうです。
屋根の上で作業するアイヌ女性の姿が目に浮かんでくるようです。

嵐山公園センター内にある資料館の展示は、嵐山公園センターの立地、設置趣旨などを勘案し、アイヌの人々、とりわけ女性が担ってきた植物利用に焦点をあてたものとなっています。


アイヌ文化を理解していただけるように、植物採集に関係する川筋のアイヌ語地名や、上川アイヌの史実も展示しています。


この日泊まったホテルの食堂からは、日本では珍しい■ラウンドアバウト■が正面に見えた。


今回の旅行で感じたキーワードは・・・。

「アイヌ」、「開拓」、「屯田兵」、「地名」、「地形」、
「ブラタモリ」、「石炭」、「鰊(ニシン)」、「鉄道」、「寒い」、
「今じゃさびれて」・・・。

靴 ■走行距離:180km
■歩行数:5,669歩

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Last updated  2019.09.08 21:31:09
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