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2021.10.26
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カテゴリ:父の麦わら帽子
案山子 稲刈りの季節である。
今から65年以上前、私は岡山の田舎で子供時代を過ごした。
山間部にある田んぼは、どの田も細いあぜ道がついていた。
だからリヤカーでは通れない。
 そんな時には木製の一輪車を使った。
うちには無かったが、ほとんどの家にはあった。
その一輪車の名前は「ちょうた」と言った。

なぜ「ちょうた」というのか、私は知らなかったし大人に聞くこともしなかった。
もし聞いても誰も知らなかっただろうが・・・。
「ちょうた」のことは、「猫車」として認識したのは、いくつの時だったろうか?
木製・猫車 画像
しかし、「猫車」がなぜ「ちょうた」と呼ばれたのか・・・?

その答えが分かった!!
ちょうた
これ(猫)をふつうの人が耳にすると実際には存在しないヤマネコがその地にいると誤解する可能性がある。
山仕事をする者は一般に山中で猫ということばを用いることをきらい
津軽でマガリ,中国山地でも兵庫県でトリ,岡山県でチョウタ,広島県でジンタなどといいかえる。
沖縄県先島地方では猫をマヤといい石垣島の神事ではマヤの神,トモマヤの神という二つの神が面を着けて現れ,海の彼方の世界からやってくるものと考えられていた。…


「峠」のことを「たわ」と言ったり、「猫車」のことを「ちょうた」と言ったり・・・。
私の子供時代は、普通に使っていた大昔からの言葉の数々・・・。

それらは今は使われているのだろうか?
たぶん消えてなくなったのではないだろうか・・・。

かつては、人がやっと通れるくらいの細い道と小さな田んぼばかりだったが、数枚の田が一緒になり、軽トラが入ることが出来る道が出来た。

昔ながらのちょうたのは消えたが、今も「ちょうた」は懐かしい景色と共に残る故郷の言葉だ。
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Last updated  2021.10.26 00:03:43
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天地 はるな@ Re[1]:大河ドラマ「光る君へ」と百人一首(03/04) maki5417さんへ 「源氏物語の女君」私も…

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