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奇   知   外   記

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2021.08.31
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​​​​​​​​​​​​​​​「開拓夫人会議のみことば」

1975年9月18日
ベルベディア

 アメリカ各州に開拓に出ていた祝福夫人たちは、九月十八日、六カ月ぶりでベルベディアに集まり、それぞれの報告をしたあと、先生から次の様な御言を受け、来年一月に再びニューヨークに帰ってくるまで、必死で闘うことを誓って、任地に出発しました。


 三月十九日に出発して、今日は九月十八日だから、ちょうど六ヵ月目だね。

 みんなも知っているように、昨年の今日はマジソンスクエアガーデン大会の日だった。あんた達はマジソン大会の活動要員として、昨年の記憶がまだ新しいと思うんだね。そして、今からはヤンキースタジアム大会を再び計画しなければならない現実の段階になった。

 君達も知っているように、韓国においての希望の日フェスティバル、世界救国大会というのは、歴史的勝利圏を国家基準において全国民と共に一致し、神の前に蕩減条件として果たした大会である。世界を代表して、霊肉共に新しい世界的第三次七年路程を出発しえる勝利基台になった大会であったね。

 四〇日の魚釣り

 先生は大会を経てアメリカに来て、それから海に四〇日間ずうっと行っておった。それはマグロをとるという釣りが目的じゃない。マグロといえば魚のうちで釣りとして最高の王者の位置にあるんだね。まあ、それは来年のヤンキースタジアムを中心として、アメリカをマグロと思って、世界を釣るという、いわゆる救うという一つの条件を取り出してやった。その四〇日間を過ぎて考えれば、蕩減条件の路程を通過したことが切実に感じられるね。

 君達も知っているように、カナダ東岸からずうっと下りてきて、大西洋の真ん中にケープ(岬)になっているケープコッドがある。ここはアメリカにおいても、マグロを釣る場所として第一の所だね。

 先生は、四〇日間の最初の二〇日間は一尾もとれなかった。二十一日目に初めてマグロをとって、それが八月二十八日だったね。魚をとって、祈りをもって神に捧げた。

 ケープコッドはピルグリムファーザーズ(清教徒)が初めて上陸した所なんだよ。歴史的に意義ある所で、アメリカ発展の基準がケープコッドを中心として、プリモスを中心として、ピルグリムファーザーズが精神基台を作って、建国精神がそこにつながっているんだね。先生が入っていたホテルがプロビデンスホテルといって、それはまさしくピルグリムファーザーズが三五〇年前、最初に上陸した基地だ。庭にその記念碑が立っている。

 そういうケープコッドを中心として、ピルグリムファーザーズがアメリカに来て、神の御旨のために一つの理想的国家を作るというその思いが、今となってアメリカという国になっているんだけれど、それが自分達の願う理想的な国になっていない、という立場を見た場合に、彼等は霊界で相当苦しんでいるということを知ったね。

 新しい解怨

 それから海において、今まで漁業のために死んだ霊が沢山ある。そしてピルグリムファーザーズを中心として、移民の一行がインディアンを相当虐殺した。そういう虐殺された霊も解いてやらなければならない。霊的にみんな怨讐圏になっているから、アメリカにおいて霊的に結ばれていて讒訴条件になるというんだね。それで霊的に和合し、共に許してやって、善なる神の御旨の方向に進むその道を開いてあげなければならないという式をあげた。九月七日だ。土曜日(六日)に二尾とって合計四尾になった後、そういう式をあげた。それから三日後に毎日一尾ずつ合計七尾とって帰ってきた。そしてこちらに寄って三尾で合計十尾になった。

 ニューホープの港を出発して帰ってくるまで四〇日。それはアメリカの今後の復帰において一つの霊的条件になった。

 今まで陸地において死んだ霊は解放したけれども、海において死んだ霊は今年が初めてだ。それでマグロを取って捧げものとして神にささげる条件としてそういう式をあげてきたんだね。

 今日が四〇日だ。今日、満四〇日目に六ヵ月目の君達にこういう様に会って、報告を受けて新しい決意を固め、出発しなければならない思いでもって君達をここに集めるようになった。

 ヤンキースタジアムへ

 君達も知っているように、この六ヵ月という期間は、アメリカにおいて準備期間であった。日本の女性達が配置されて、今までの組織は完全になくして、全要員を教育に投入した。全要員をベリータウンに固めて、第二陣の要員を養成するように努めてきたんだね。

 それを思えば、アメリカ自体から見た場合蘇生期であった。そして、今後は長成期の要員を中心として活動しなければならない。それは摂理からである。それで今から再組織した要員を中心として、ヤンキースタジアムの勝利をいかに果たすか、ということが今後課せられた課題である。

 韓国と日本に行っていたIOWCのメンバーも帰ってくる者があるし、韓国と日本で勝利した基準をアメリカでいかに延長して勝利させるか、というのが問題になる。韓国において二十一日間で一二〇万人を集めたというような歴史的実績を持っているIOWCであるから、ニューヨークに帰ってきて二〇万人ぐらいは問題ないという、そういう自信を持つようになるんだね。まあ、話は易いんだけれど、実際はどうなるかやってみないとわからない。(一同笑う)

 何を残してきたか

 今まで六ヵ月間、日本の女達が一人で地区をもってやってきた中でいろいろと経験してきたと思うんだね。これはアメリカにおいて第二次の長成期にあたる期間だから、神の摂理観から見た場合には新約時代だ。新約時代は、イエス様においての、いわゆる新婦としての使命を地上に果たすべき、その基台を作らなければならないという意味において、あんた達をずうっと配置したんだね。

 そこにおいて日本の女達が、先生の命令によって来た、と誰よりも中心的な使命を果たすその心持ちをもって、その心持ちだけ持って今まで続いてきたんだと先生は思うんだね。各州においては、責任者たちがみんな修練に行ったんだから、主人がいない。そこに君達が行って主人になれ。そう見れば、アメリカにおいてエバとして、新婦として、模範的基準を示す期間じゃないか、と。韓国の先生と日本の女。アダム・エバ国家を代表した者たちがアメリカの中核的心情基準に立つ期間だというんだね。

 霊界から見て、君達に同情するようなそういう雰囲気を作らなければならない期間で、アジアで築いた第二次七年路程の勝利的基盤をアメリカに霊的肉的に埋めこむ、そういう期間であった。この期間においては、アメリカのために働くという考えではなくして、世界のために働く、天のために働くという一念でもって通す期間だった。だから、君達が今まで五〇州で六ヵ月間努力したその結果がアメリカ人に何を残したか、それが問題である。この期間において、ベリータウンの修練所においては、周藤さんを中心にして日本人の責任者を中心として、アメリカの青年を猛訓練し、日本の女達が果たした精神基準と、日本人のもとで修練されたベリータウンの精神をそのまま受け継いで、韓国や日本食口に負けない様な精神の後継者としてアメリカ人が立たなければならなかった。

 先生と日本の女とアメリカ食口が四位基台をなされるとすれば、それは原理原則の発展の基準になる。

 生命がけの時

 日本はアメリカを救わないと、日本自体は無いんだよ。共産党は今、大々的に活動している。アメリカを三年間のうちに、少なくとも五年以内には上下院に基台を作らなければアメリカが危ない。キッシンジャーの政策は中間政策であって、共産党はどうでもいい。イデオロギー問題にはタッチしないで、実地的問題を取り上げていこうという政策であって、これは共産主義の外交政策に巻かれてしまう。それでアメリカにおいては共産主義者達は本格的に活動しだしているよ。フォードやロックフェラーも共産主義に強くないという様な、そういう現状は共産主義にとって実にすばらしい現状だ。

 だからこの何年か以内に反共路線を完全に作っておかなければ、先生が非常に焦っているのは、もし先生に今から三年の期間を持たせたら問題ないが、我々にはそういう期間が許されていないから、無理をしても何とかその基準を埋めていかなければならない。

 だから、そう考えてみた場合に、あんた達が二〇代から三〇代、このままいって子供を産み、平安な理想世界を思いながらやっていく、そうはいきませんよ。

 今まで三年間の国際情勢を見た場合、これは国連総会を中心としてみても、今から三年前は半分以上が民主主義国家に属していた。ところが今は三分の二以上が共産圏にまわっている。民主主義圏は崩れかかっている。

 このまま過ぎた場合には、共産主義が世界をみんな荒してしまう。その時になってこれではいけない、というのはもう遅い。その前に我々が基盤を作っておけば、アメリカは完全に我々のものである。

 だから、今からある者は共産党にやられる者もいる。我々みんなが血を流すようなことも考えているよ。先生がそう考えた場合、共産党は一番はじめに先生を狙うと、先生は考えている。

 そうすると、これはやってもいい、やらなくてもいい、とそうはいきません。のるかそるか、死ぬか生きるかの生命がけで、世界問題をかかえて、神の前に立って、生きた祭物になるという自信を持って立たなければ、この緊急期を乗り越える道はありません。

 伝統の確立

 そう思ってみた場合、日本のあんた達、アメリカに来て何をやってきたか反省してみな。何人伝道したや。それをじっくり考えてみた場合に、本当にアメリカで自分がプラスさせたものは何だろうか、それを反省してみるべきだよ。

 今度も各州に行って一・二ヵ月黙って見ていて環境を調べて、何ヵ月も過ごしたという報告を聞いて、先生はがっかりしたよ。そんな暇があるかというんだね。そんな事するんだったら毎日伝道やってね、毎月一人が一人伝道しても相当のメンバーを増やせるじゃないか。やる者には頭を下げる。御旨を犠牲的にやる者に自然と頭が下がる。

 あんた達、太平洋を越えて何のためにアメリカにやってきたか。アメリカを助けるためにやってきて、何をなしたか。何をプラスしたか。自分自身を振り返った場合に、それは反省する問題が沢山あると思うんだよ。

 こういうような緊急時をあんた達に任せて、先生は韓国でのいろいろな戦いを一人でやらなければならない。そういう責任を負いながら、あんた達に任せて、それを埋めてほしいという思いで送ったのにかかわらず、報告を受けて先生はがっかりした。

 君達は伝統を作るために行ったんだから、休むどころじゃない。二四時間でも足らないような思いでもって、毎日街頭で伝道し、あるいは経済活動をアメリカ人と協力し指導していくと。そうすればみんな指導を受けるようになる。みんなが見てくれた場合には、それは自然とあんた達についてくるようになっている。そうして一つ一つ解決していけば、堂々たる伝統圏が作られるようになっている。

 全てに先頭に立て。今まで子供も何も教育されていない。親もいない。父もいない。だから母という名目を持った以上は、寝ず、食べず、休まず、と。そこに血と涙を流していくような、血だらけになって活動しない以上は率いていくことができない。それが結論だ。

 休む暇がない

 先生が魚釣りに行っても、二〇日間、十五メートル二〇メートルしか離れていないまわりの船はとるんだけれど先生のは一つもとれない。これも小さな蕩減条件だね。二〇日目には周囲全部が二三尾とったのに、先生のはエサにかみもしないんだね。それは不思議なほどだ。しかし、それに落胆するんじゃない。それを無心に考えるんだね。

 まだ誠意が足りない。蕩減条件の基準が立つ道ではない。だからもっと早く起きて、朝の二時半から待っている。そういうことをやってきた。病気になるような思いをしてやってきた。帰る時には一番遅く帰る。だからとれなくても、とれなければもっともっと熱心にやる。そういう道を通ることによって蕩減の道は自然に解決される。二〇日もとれないと周囲の船が同情しておる。ホテルの女性もね。(笑)

 しかし先生がとったのは八百四十ポンド(三百八十キロ)の今年最大記録のマグロだね。エサ屋がびっくりしていた。とんでもないものを取った、とね。最高のものをとったというような目つきだったね。(みんな拍手)

 だから、出来ないといってくだけるな。できないからもっとやる、というんだね。問題があるからこそ自分が必要であって、問題のないところに自分は必要ない。そう思う者は発展するんだよ。そう思う者には神様は希望を持つよ。

 先生が緊急時期に、こうして訪れながら、こういうようにやるのは、先生なりに知っている道があるから、どうなるかという見通しがついているからだよ。先生も五〇以上になったしね。もっとゆっくりすればいいじゃないの。先生も疲れるしね。いつも先頭に立ってこういう様にやるには先生も辛いよ、とみた場合には、ゆっくりと、のうのうとアメリカ人みたいにやっていけばいいじゃないの-そうはいきませんよ。

 この世界に引っかかっている問題は、我々の目前に摂理観と共につながっているから、それを解決しなければならない使命を持った本人は、昼に夜に休む暇がありません。

 その基準を打開するまでは、最大の力を投入して、霊界から見て同情しえるような条件を早く満たしておかなければ、原理的延長期間を得ることはできません。

 今、アメリカの各州は新兵ばかりだ。みんなベリータウンやベルベディアに行っているじゃないの。入って何ヵ月にしかならない者ばかりで発展するとは先生思っていません。

 たった一つの希望

 たった一つの希望は、あんた達だ。だから何とかやってくれ、この緊急期を何とか埋めてもらえんかと、そういう思いで送ったんだよ。だからこの期間にあんた達が励んだ実績、努力の結果はアメリカの食口達の脳裡に残る。そうして新しい責任者たちがそういう基準にそってやっていこうと考えれば、それは伝統基準を今から正していくことができるというんだ。

 だから朝拝とか、日曜日の礼拝とか、色々それは基準になっていないから、その基準をあんた達がやり出して、みんなそういう条件基台が出来ておった場合には、新しい責任者たちが来ても、そのまま全国的な平面的基準において軌道に向かって前進すると、そう考えておったんだよ。

 だから、今度各州に帰れば、最後の区切りをつけるような思いでもって先頭きってやれ。解ったね。(ハイ)

 アメリカ人がどうとか、そんなもの問題にするな。先生がアメリカにきて三年。最初にぶつぶつ言っていた者も、結局実力の前には頭が上がりませんよ。

 神山も初めてアメリカにやってきた時には、ワシントン本部で、何の為に来たや、帰れ、と言われた。先生は神山に言ったことがある。努めてみな。今では帰れといったら大変な表情するアメリカ人の立場なんだけれど、その時は神山もう帰りたいという思いで何ヵ月も過ごしてきた(笑)。昨日みたいだね。今では三年近くなったんだから(神山――ハイ)

 問題はアメリカ食口にあるんじゃない。君たちにあるんだ。君たち祝福家庭は御旨のために何年もやってきたんだから、アメリカ食口達に模範になれない、というのはウソだ。それはウソだよ。

 模範になるべきなのが現状なのに、かえって問題になるというのはどうかなっているよ。そういう者だったらあてになりません。かえって死んだ方がいい。

 これから行く時には、もう各州の座れる所立つ所、方向を知るようになったんだから、今度帰ればそうではありませんね。これからの三ヵ月間に今まで六ヵ月果たせなかったことを蕩減して、復帰してあまるような実績を残して一九七六年を迎えるように。わかりましたね。(ハイ)

 それを成せれば正月にはすぐあんた達をニューヨークに戻そうと思う。それからヤンキースタジアムの勝利を得た場合には、再びあんた達を送る。それから経済的問題を本格的に手をつけなければならない。三年間だけ苦労すれば、家も買ってやるし、みんな買ってやって、日本にいるエバさんたちが、ここに来ておるみんなを非常にうらやむかも知れない。そうして、旦那さんと一緒に立派な邸宅に住むようになるかも知れないよ。

 そうなった場合には、それからみんな勉強だ。大学を卒業した者はベリータウン神学校に入るし、大学に行かなかった者は、我々が建設した大学に一年から入学して、三〇でもいいから、三五~四〇歳までは勉強する。先生はそういう考えを持っているんだよ。

 アメリカに来て、働いて帰った場合、あんた達の友達がみんな大学を卒業して、ある者は博士、ある者は修士と、学位を持っていばっている者が沢山いるかも知れない。そういう前で、恥しくない為には、堂々と英語もしゃべれるし、西洋文明をみんなくぐって知るようになったしね。どこを探しても恥ずかしくないような、そういう訓練をして、日本の上流階級の、国会議員をさせても堂々たる者として立つような、そういう者として造って、帰そうと先生は思っているよ。

 歴史に残るように

 今まであんた達は各州、教会に配置されておるんだけれど、あんた達の何年間の期間を奉仕して立つ所には、西洋人が東洋人のあんた達の手を握って涙でぬらすような、そういう環境を残したいのが先生の思いだよ。アメリカは西洋文明の集結体だから、東洋人が精神的に指導して、こういう歴史が残っていると、この州には日本の誰々というエバさんが来て、こういうことをしていった、と。そういう歴史が沢山残っておったとするならば、日本人がやったことは東洋人がやったことになるし、アメリカを中心として東洋を再び救い戻す、ベトナムを共産圏から救い出す道も生まれてくるというんだね。そういう遠大なことを先生考えているんだよ。

 あんた達一人のその犠牲になるとか、苦労せよ、と、涙ぐましい環境を忍びきっていけというのは、日本の食口として、先輩として、その偉大さがあるんじゃないか。

 どうせ水としてたまる以上は、浅い水としてたまりたくない。風が吹いた場合に浅い水は皆んな苦水になってしまう。深い所にとどまった水は、それはいつまでもきれいな色を持っておるというんだね。

 今まで伝統が立たなかったことをかえりみて、この三ヵ月は自分の最後の蕩減条件を投入する。先頭きって、何かを残してもらいたいんだよ。わかりましたね。(ハイ)

 そうすれば三ヵ月間はもう死にものぐるいで走る。そうして正月に入って、ヤンキースタジアムの作戦のために引きかえすんだ。

 開拓者の自覚

 アメリカは実に神様が準備した国だ。それは我々の最適の活動国家としてアメリカが準備されているんだね。
 メイフラワー号が百三十二名を乗せて最初に上陸した時、何も食べるものがなく、乞食と同じだよ。韓国動乱の難民やベトナム難民とかわらない。むしろ彼等よりもっと惨めだ。家もなければ乳もないと。だから上陸してインディアンのところに行って泥棒している。みんな今の人は彼等を立派だと思っているけれど、そうはいきませんよ。(笑)

 とうもろこしなんか泥棒して食べたし、メイフラワー号といっても、言わば海賊だ。それなのに何故アメリカの精神の伝統的基準を讃えるようになったかというと、それは神様を中心としての理想を精神にはらんで、それが新しい神様の願う方向に進んできた。神様を中心としての将来性を精神的に統一された基準で生死のすべてを捧げた。大西洋を越えてきた、とね。

 本当のアメリカの精神というのは、神の名前を中心として、全て神の目的のために捧げて、いかなる困難があっても行くというのが生きたアメリカの精神だよ。

 そう見た場合、我々も国を捨てて、太平洋を越えてきた。その時の彼等とそっくりだね。そして我々は英国人を中心としたアメリカじゃない。世界万民を中心として、理想的な神の国を考えると、彼等は問題じゃないんだね。だからアメリカの主人たる者は統一教会のメンバー以外にはないという結論になる。神を愛する子女たる者がアメリカの主人になれる。

 だからそう考えてみた場合、あんた達が行って重大な使命を持ってやっているということは素晴らしいことだよ。旦那さんも、両親も、兄弟も捨てて、先生を見つめてここまでやってきたんだからね。

 歴史を引きつける苦労

 考えてみれば、我々に反対するアメリカ人は、ピルグリムファーザーズに反対するインディアンと同じだ。プリマスロックに行ってみると、あそこで半分位死んでしまった。当時の建物を見ても悲惨なものだよ。そういう立場においての精神がアメリカの建国精神になるとは誰も思いません。そういう意味で、我々はあまりにも可能性が広いね。そう考えてみた場合に、あんた達、自分が新しい開拓の先祖になるという、そういう思いでやるんだよ。

 皆んな何か希望を持って、先生が何かいいことやってくれるんじゃないかと思っていても、そんな事はありません。それはアメリカに来た者は仕方ない。旦那さんがいながらも、こういうことをすることによって、アメリカの未来に非常な影響を及ぼすことができるんだね。こういう辛い思いを忍びながらやった歴史の事実は材料としてちゃんと残る。

 あんた達の日記とか、将来宝物になるよ。月を見て泣いたとか、川を眺めて泣いたとかね。それからアメリカの兄弟の理解できない反発の言葉を聞いて泣いたとかそれが将来のアメリカにおいて万民を泣かせることになる。

 そうみた場合、あんた達五〇名位苦労させて、目玉だけ残るようにね。そういう苦労させてもかわいそうじゃないというんだね。スリーセブンの相対者を日本に残して、葬式をするようになったとして、アメリカに届くようにワンワン泣く様な場合にはそれが歴史を引きつけるんだよ。霊界では、あんたが死んだ日を記念するだろう。

 そう見た場合、それはかわいそうではない。先生はそう思うよ。永遠の世界に向かって一生懸命やっているんじゃないの。

 この三年間、何とかして日本から来た女の子達を、スカートもはかないで皆ボロを着て働かせたら、もうアメリカの歴史はすぐ動くよ。

 今度州に帰ったら休まずにね。

 整理、総蕩減して、目玉が飛び出すまで働くんだよ。黒い髪の毛が真っ白になるまで何年位やったか。何十年もやったような思いをする様にね。

 先生は考えている

 アメリカをみた場合、君達がいるから安心できる、そういう心情的なぐさめの防波堤として、そういう使命を果たし得られるの?

 何か決意せよ。手に傷をつけて、これが治るまで決意する。今度帰ればそうやるんだよ。我々の基台を作るために一生懸命三ヵ月間働いてニューヨークに集合する。

 正月に対して希望を持って、幼いながら反対する者に対して十字架につけられながら祈っていた。先生になぐられながら、死の立場に行くとも、喜んで祈ってね。万民が自分の後についてくるよう祈って死んでいくそういう覚悟があればひっくり返るよ。

 旦那さんに会いたいし、子供に乳を飲ませたいし、女の子は甘いことを考えている。三〇越えた者手をあげて。(ほとんど手をあげる)

 これは随分そんをしたね。先生はしまった事をしたね。旦那さんと結んだ場合には、子供を二三人持っただろうね。そのかわり先生には責任があるよね。あんた達、良くやった場合には先生は考えるよ。祝福家庭を各州に配置して、先生が行った場合には、あんたの家に泊まるんだよ。背中が丸くなって、おばあさんになった場合には、先生のこと話しながらもね、色々と語りあうね。その時、先生が何か見上げて思った場合には、それは一家の宝物として子孫代々ね。年が三〇越えても、人間の一生ははかないものだよ。いつ死ぬかわからない。明日死ぬかもわからないのに、そう考えればすぐ日本に飛んでいきたい様な思いをするだろうね。

 ハツラツとして

 しかし、どうせやり出した事だからね。形をつけて帰らなければならない。三年間良くやればね。先生が内心憂いているのは、本当は三年でも難しい。難しい限界を越えているんだよ。しかしやらなくちゃ。力をつけてやれば何かの道が再び生まれてくるよ。

 今、わからない者は安心してグーグー寝たりね。しかし、先生はそうはいきませんよ。一度目を開けた場合には、明日のこと、来年のこと、何年間の世界情勢を見た場合、誰が責任持つや。神様が責任持つには地上の基台が出来なければ何事もできない。既成教会は反対するし、統一教会の現実の基盤は手でつまむ様な基台だ。これではアメリカとか世界を料理するには追いつかないことになる。

 先生は死んでまた生まれてくるような立場じゃない。何年かのうちに地上天国の典型的模型を何ヵ国かを中心として果たしていかなければとんでもないことになるというんだね。そうかんたんじゃないよ。わかりましたね。(ハイ)

 今度先生が再び帰ってきて、皆を集める時には、日本にハツラツという言葉があるだろう。そういうハツラツとした態度でもって実績を持って先生を迎えてもらいたい。君たちやるんだよ。(ハイ)



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2021.08.31 06:00:07
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