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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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映画「こたつシネマ」でお昼寝

2020.10.10
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ターセム・シン「落下の王国」こたつシネマ​​

 
​​ ​チッチキ夫人が「おもしろそうやん。見るんならつけとくよ。」といって。お風呂に行ってしまいました。テレビにはタイトルロールが流れていて、題名がThe Fall」、邦題は「落下の王国」です
 ボンヤリ見始めてハマってしまいました。
 写真の女の子は移民の子供らしくて、向こうで寝ている男はスタントマン。映画といっても、無声映画の時代で、場所はロサンゼルスらしいのですが、ハリウッドがあるのか、ないのかわからない時代です。日本でいえば、大正時代くらいの「お話し」のようです。
 ハマった理由は二つあります。
 一つはこの少女がやたらかわいいことです。小学校の一年生か二年生くらいの設定なのですが、オレンジの木から落ちて左腕を骨折して入院している病院が舞台になっています。
 男はスタントの仕事で下半身不随の大けがをしたらしく、再起不能を知って、絶望して死にたがっています。
 死にたがっている男が、偶然そばにやってきた少女に、作り話をして聞かせると、この少女にとても受けたのをいいことに、「お話」と交換に、なんと、このいたいけない少女に薬局からの盗みを命じます。
 そこからの少女の活躍が素晴らしいのです。


 二つ目は少女が聞くお話しの世界が超絶的に素晴らしいことです。登場人物が少女の周りにいる大人たちなのも笑えますが、映像は、
ホント、超絶していました。
​ 絵本の世界が現実化すると「斯くや」という感じなのですが、ここまでシュールになるのかというのが率直な印象です。


 石岡瑛子が担当した衣装もさることながら、撮られている場所が凄いですね。なんというか、とてもエキゾチックなチョイスで、まあ、言ってしまえば「世界遺産めぐり」という感じでしょうか。
 いやはや、こんな映画があったことにテレビの前で驚嘆でした。残念なのは、これが映画館のスクリーンではないことですね。
 おしゃべりしようと寝室を覗くとチッチキ夫人はお布団でスヤスヤお休みでした。あらら。


​​監督 ターセム・シン
脚本 ダン・ギルロイ  ニコ・ソウルタナキス ターセム・シン
撮影 コリン・ワトキンソン
音楽 クリシュナ・レビ
美術 ゲド・クラーク
衣装 石岡瑛子
キャスト
リー・ペイス(ロイ・ウォーカー)
カティンカ・アンタルー(アレクサンドリア)
ジャスティン・ワデル(エヴリン看護師)
キム・ウィレンブローク( 医者 ・アレクサンダー大王)
ダニエル・カルタジローン
エミール・ホスティナ
2006年・118分・アメリカ
原題「The Fall」
2020・09・11深夜



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最終更新日  2020.10.10 00:21:26
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2020.09.29
クリストファー・ノーラン「ダークナイト ライジング」こたつシネマ

​​​​
 ちょっと興味を持ち始めると、テレビって何でもやってるんですよね。今日は「ザ・ダークナイト・ライジング」を見てしまいました。
 前作の「ジョーカー」クローズ・アップ映画に比べて、どうしても比べてしまいますが、物足りなかったというのが正直な感想です。
 なんというか、マッチョで古典的でした。この映画がクリストファー・ノーラン
監督バットマンシリーズ​の三作目らしいのですが、終わらせるための無理筋をいかに通すかという感じがしました。​
​​​​​ バットマンの復活をめぐるおはなしも、悪役ベインミランダの関係もありがちといえばありがちで、アメコミ的なというよりも、安易なマンガ的動機づくりが物語の展開を支え切れていない印象でした。
 特に、神話的なといってもいいかもしれないミランダの出生譚と、ベイン、バットマン三者を結びつける​​​​​
​​ラーズ・アル・グール『影の同盟』の物語が、イマイチよくわからない感じがしました。
 それでも、最後まで目が離せない展開を支えた功労者がいました。​​
​アン・ハサウェイ​キャット・ウーマンですね。

          ​映画.com
 ちょっと付けたし的で
​はあるのですが、笑えました。ぼくは、映画の中の、こういう色っぽさ結構好きです。まあ、モチロン現実ではありえないんですが。
 最後の緊迫したシーンでのキスシーンなんて、「おい、おい、そんなことやってる場合かよ!?」って、もう、笑うしかない感じでしたが、この時、バットマンは「決死隊」だったわけですから、​
アメリカでは、​​やっぱりこうなるのでしょうね。
 まあ、何はともあれ「世界」は救われて、新しいバットマン候補も現れて、めでたしなんでしょうが、何となく納得できない結末でした。
 他のノーラン作品とどこが違うのか、考え込んでしまいそうです。テレビで見ていると、やっぱりこういう見方になるんでしょかね。
​​
  監督 クリストファー・ノーラン
  製作 エマ・トーマス クリストファー・ノーラン チャールズ・ローベン
  キャラクター創造 ボブ・ケイン
  原案クリストファー・ノーラン デビッド・S・ゴイヤー
  脚本 ジョナサン・ノーラン  クリストファー・ノーラン
  撮影 ウォーリー・フィスター
  美術 ネイサン・クロウリー ケビン・カバナー
  衣装 リンディ・ヘミング
  編集 リー・スミス
  音楽 ハンス・ジマー
  視覚効果監修 ポール・フランクリン
  特殊効果監修 クリス・コーボールド
  キャスト
    クリスチャン・ベール(ブルース・ウェイン:バットマン)
    マイケル・ケイン(アルフレッド)
    ゲイリー・オールドマン(ジム・ゴードン)
    アン・ハサウェイ(セリーナ・カイル:キャットウーマン)
    トム・ハーディ(ベイン)
    マリオン・コティヤール(ミランダ・テイト)
    ジョセフ・ゴードン=レビット(ジョン・ブレイク)
    モーガン・フリーマン(ルーシャス・フォックス)
    マシュー・モディーン(フォーリー)
    ベン・メンデルソーン(ダゲット)
    バーン・ゴーマン(ストライバー)
    アロン・アブトゥブール(パヴェル博士)
    ジュノー・テンプル(ジェン)
    ダニエル・サンジャタ(ジョーンズ大尉)
  2012年・165分・G・アメリカ
  原題「The Dark Knight Rises」
  20200920こたつシネマ


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最終更新日  2020.09.29 00:21:29
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2020.09.18
​​​​​​クリストファー・ノーラン「ザ・ダークナイト」こたつシネマ

 

​​​          ​映画.comフォトギャラリー

 ここの所、クリストファー・ノーランという監督のIMAX映画にかぶれています。いつの間にか利用できるようになっていた、「なんとかプライム」に、観てみたいこの監督の番組がありました。​​

 ぼくの感じでは、テレビで「映画」を見ると、筋を追ってしまうというところがあります。なぜそうなるのか、IMAXとかと比べると、はっきりします。画面が小さいからでしょう。我が家のテレビ画像は、前世紀の遺物(?)ですからね。​
​ で、クリストファー・ノーラン「ダークナイト」です。テレビで見ているとは思えないほど、引き込まれました。面白かったですね。
 見終わって、ボー然としていると、離れて、ときどき覗き込んでいたチッチキ夫人が言いました。
「ジョーカーの映画がやったやろ。」
「うん、これで三人目のジョーカーを見たな。」
​​ そうなんです。ぼくにとっては、この映画はジョーカーが主役の映画でしたね。もっとも、ジョーカーを見事に演じているヒース・レジャーという俳優さんが記憶に残ったのかというとそういうわけでもありません。で、今日はいろいろ面白かったのですが、ぼくなりの「比較ジョーカー論」のようなものを書いてみたいと思います。​
​​​​​​ 昔、見たティム・バートン監督「バットマン」に出ていたジャック・ニコルソンや、一年ほど前に見たトッド・フィリップス「ジョーカー」ホアキン・フェニクスといった役者たちが、かなりくっきりと印象に残っているのに対して、今回のジョーカーは、今、顔を見てもわからないと思います。​​​​​​
 なぜ、ぼくの中で、今回のジョーカーの印象は違うのでしょう。そこに、この映画の面白さがあると思いました。
​​​​​ ぼくにとって​ジャック・ニコルソン​は、初めて見た「チャイナタウン」の探偵役以来、「イージー・ライダー」、「カッコ―の巣の上で」しかり、「シャイニング」しかり、年を取ってからの「恋愛小説家」に至るまで、「狂気の人」でした。だから、あの映画でニコルソンが演じた「ジョーカー」姿に、こんなものだろうと思いました。​​​​​
​ 画面に映るニコルソンのジョーカーは始めっから「狂気」なのであって、映画は「狂気」が「悪」を演じる面白さを映し出していたように思います。
​ 二人目のホアキン・フェニクスのジョーカーには感心しました。精神的な桎梏から、一気に「悪」という「狂気」へと上りつめてゆく演技は見ものでした。
​​​​​ 要するに、ニコルソンフェニクスの二人は「狂気」をいかに演じるかをやっていたように思うのですが、「ザ・ダークナイト」のジョーカーは違うと思いました。
 この映画のヒース・レジャーという役者は「悪」そのものを純粋に演じる、いいかえれば、「悪」の論理を演じていればよかったのではないでしょうか。
 一番象徴的なのは札束の山を燃やすシーンでした。このシーンはアメ・コミ的な「正義」対「悪」の構図が吹っ飛んでしまった瞬間だと思うのですが、ようするに映画が原作から離陸していった瞬間だったと思うのですが、この時にぼくに怖ろしいかったのは、ジョーカーの演技ではなくて、これを脚本に書き込んだノーラン兄弟でした。​​​​
​​ ぼくは、「悪」が「重奏低音」のように響き続けているこの映画でなら、ジョーカーを「かわいらしい少年」にやらせればもっと怖かったんじゃないかと思いました。「悪」が、狂気などというものを必要としなくなった世界ですからね。
 「悪」そのものに化身したヒース・レジャーも、中々な演技ったのですが、ぼくにははさほど印象に残りませんでした。多分、映画の論理に揺さぶられてしまっていたからでしょうね。
 しかし、この映画が世に出て10年、現実の「悪」は、陳腐な「小悪」の顔をしながら、この映画のジョーカーを模倣し始めているように思うのですが、杞憂でしょうか。
 テレビで見た直後、ジョーカーだったヒース・レジャーが、この映画とともに亡くなってしまっていることを知りました。なんだか、映画の中のような話で、ショックでした。
 まあ、それにしてもこの監督は見せてくれますね。感心しました。

  ​監督 クリストファー・ノーラン
  原案 クリストファー・ノーラン  デビッド・S・ゴイヤー
  脚本 ジョナサン・ノーラン  クリストファー・ノーラン
  撮影 ウォーリー・フィスター
  美術 ネイサン・クロウリー
  編集 リー・スミス
  衣装 リンディ・ヘミング
  音楽 ハンス・ジマー  ジェームズ・ニュートン・ハワード
  キャスト
     クリスチャン・ベール(ブルース・ウェイン・バットマン)
     ヒース・レジャー(ジョーカー)
     アーロン・エッカート(ハービー・デント検事・トゥーフェイス)
     マイケル・ケイン(アルフレッド)
     マギー・ギレンホール(レイチェル・ドーズ)
     ゲイリー・オールドマン(ゴードン警部補)
     モーガン・フリーマン(ルーシャス・フォックス)
     モニーク・ガブリエラ・カーネン(ラミレス)
     ロン・ディーン(ワーツ)
     キリアン・マーフィ(スケアクロウ)
     チン・ハン(ラウ)
     ネスター・カーボネル(ゴッサム市長)
     エリック・ロバーツ(マローニ)
  2008年・152分・アメリカ 原題「The Dark Knight
  ​日本初公開:200889
  20200912こたつシネマ​​

​​​​追記2020・09・17
​​ ここで追記も変なのですが、「ダークナイト」「ノーラン兄弟」が描いて見せた「正義」と「悪」について、「悪」にはたしかに感心しました。しかし、この「悪」に対する「正義」の描き方は、これでよかったのでしょうか。​​
 現実の社会で「正義」だと信じられている「正義」を問い直すことが、この映画では「テーマ」なのかもしれないと、当てずっぽうをかましながら、では、新たな「正義」の可能性はどこにあるのでしょうね。サンデルさん「新しい正義の話をしよう」とかがウケたことがありますが、そのあたりも含めて、考え始めないとヤバい感じが、この映画を見た後、わだかまっているのですが。
​​ ああ、ホアキン・フェニクスの​「ジョーカー」​の感想は、ここからどうぞ。​​

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最終更新日  2020.09.18 00:25:54
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2020.06.12

大矢哲紀「アワータイム」​YouTube

 再開した元町映画館「ニュー・シネマ・パラダイス」にすっかりいい気持ちになってロビーに出てきたらチラシに写っている「みぽりん」の女優さんがいて、脚本を書いたらしい受付嬢がいて、それぞれでかいマスクをしていたのだけれど、ニコニコ笑ってくれて、ちょっと嬉しかった。
 次の日にシネ・リーブルに行くと、暗いのテレビ画面でトイレット・ペーパーの芯に向かってしゃべっていた男優さんがいて、笑いかけて挨拶をしてくれた。
 2020年の5月、働き口も失ってどうなることやらとちょっと心配した彼らが「映画」を作ってユーチューブで飛ばしている様子を見て、新しい「シネマ・パラダイス」の夢が始まっていることを感じて、うれしかった。
 「アワータイム」という短い作品のいのちは、2020年の5月の「ぼくら」を記録したことだと思う。ヘンテコな怪獣が何故でてくるのかとか、いろいろ、「はてな?」はあるのだけれど、なんもない、普通の日常に見えることが、一番怖かった。
 ガンバレ「元町映画少年団」!申し訳ないけど、なぜだか、少女団っていい方なさそうなので・・・。




監督 大矢哲紀

脚本 石田涼

キャスト

   DEG 上野伸弥 津田晴香 YUSUKE  他

2020年・日本・25


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最終更新日  2020.06.13 00:39:44
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2019.11.18
​​​是枝裕和 「 海街diary」 こたつシネマ
​ 
仕事をやめて、映画を観たり、小説を読んだり、徘徊したりしているときに、毎日出かけていくところがあって、なにがしかの定期的な報酬が約束されている生活の時とは違う時間の流れ方を意識することが、ふと、ある。
 人の中に降り積もった時間の描写に惹かれる。自分自身でも、前からではなくて、後のほうから時間が流れてくるのを感じる。
 「海街ダイアリー」という映画をテレビで見た。翌日の夕暮れ時、垂水駅から乗った山陽バスが星陵台にさしかかったときに、前日の映画に二度あった高台のシーンが思い浮かんだ。​
 映画そのものは葬儀のシーン、娘たちの父親の死から始まる。それから、三人の娘の祖母の法事の集まりがあり、最後に町の食堂のおかみさんの葬儀があって、映画は終わる。娘たちの喪服姿を見る映画であるかのようだった。
​​ 最初の葬儀の後、四女スズの案内で登った高台は、死んだ父親がスズを、二つ目は、最初の妻との間にできた長女幸を連れてきた、それぞれの街が見渡せる高台だった。​​
​​ 映画の、その時、娘たちが暮らす街の、海の見える高台に、スズを連れてきたシーンを見ながら、あっと思った。何をアッと思ったのか、バスの中で気づいた気がした。​​
 高台から見下ろすときに人は、生きて暮らしている人々の世界を眺めながら、実は、失われたものや、死んでしまったものに見入ってしまっているのではないだろうか。
 「失われた時」の中に立ち止まるように、「思い出」と呼んでいる記憶のかけらのようなものが、次々と脈絡もなく浮かんでくることに意識を奪われてしまう。「生きている」ことのどうしようもなさを包み込んでくれる。
 この映画には、一度も父親の、具体的な姿は映し出されなかった。それが、なんとなく引っかかっていた。しかし、この二度の高台のシーンは、いなくなった父親、あるいは、失われた家族というべきだろうか、の姿を映し出していたのではなかっただろうか。
 やけに、まじめに仏壇に手を合わせる娘たちの姿が思い浮かんできた。
 娘たちは「死」、あるいは「失われた家族の時間」に縛られて生きて来たのではなかったか。
​ 「なるほど、そうだったのか。」​
 食堂のおばさんの葬儀の後、喪服のまま、高台ではなく、浜辺に出て、未来を語りあい、寄せてくる波と風に戯れる娘たちの後ろ姿は何とも言えない美しいシーンだった。
「そうか、ようやく、あそこで、娘たちは、それぞれの「生」、それぞれの今のほうへ歩きだしたんだ。」
 なんだか、うれしい気持ちになってバスを降りた。

監督:是枝裕和
原作:吉田秋生
キャスト:綾瀬はるか:香田幸 ・長澤まさみ:香田佳乃 ・夏帆:香田千佳 ・広瀬すず:浅野すず
2015年・日本・126分 2018/11/01
​追記2019・11・13​
​​是枝裕和「万引き家族」​を見ました。表題をクリックしてみてください。マンガの​「海街ダイアリィ」​はこちらから。香田千佳役だった夏帆さんが主役で出ている映画を見た。「ブルーアワーをぶっ飛ばす」ここをクリック​。
香田佳乃役の長澤まさみさん「キングダム」​で怪演。感想はこちらをクリックしてください。​

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最終更新日  2020.10.19 21:16:41
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