若松節朗「海の沈黙」シネリーブル神戸no286
若松節朗「海の沈黙」シネリーブル神戸 予告を見たときから「なんだかなあ???」という気がして、躊躇して、まあ、悩みに悩んで「まあ、しかし、倉本聰の脚本やし」 と決心して見ました。 若松節朗監督の「海の沈黙」です。 ちょっと信じられないようなハズレ😡 でした。脚本というか、お話は悪くないと思いましたが、その上、豪華キャストが勢ぞろいしてて、「オオー、石坂浩二やん、キョンキョンやん」 と喜ばせてはくれるのですが、こうして、見終えて振り返ると、役者たちのお芝居がだめなのか、カメラの撮り方が悪いのか、多分、演出がダメなんだろう とは思いますが、映画の最後のシーンに完成した絵とその前で命絶えている天才画家津山竜次というクライマックスがあるのですが、倒れている画家を演じていた本木雅弘君がちょっと可哀そうでした(笑)。 ああ、それから、小泉今日子さんも、なかなかな役どころなのですが、繰り返し映しだされる彼女のアップには、なんというか、何の厚みも感じられなくて困りました(笑)。 同じ時代に「美」と格闘して生きたはずの、美術大学の同級生たちとその恋人という設定の登場人物たちには、30年なり40年なりの「それぞれの人生」 が流れたはずなのですが、セリフとしての「こういうことがありました」 という説明は聴こえてくるのですが、それぞれの言葉づかいや表情からは何も聞こえてこないし見えてこない印象の映画でした。なぜだかはわかりません、ボクの見方に問題があるのかもしれしれません。しかし、ボクには出ている俳優たちがプロの演技をしているという感じがなかったですね。 まあ、細かいことを付け加えると、たとえば、吐血した「血」は絵具になりません よね。だから、そこからは幻想シーンのはずなのですが、なんとなくコケオドシというか、デタラメなんですよね。もし、これを倉本聰が脚本で書いていたのであれば、チョットついていけませんね。 ヤレヤレ、トホホ…でした(笑)。監督 若松節朗原作・脚本 倉本聰撮影 蔦井孝洋編集 新井孝夫音楽 住友紀人絵画協力 高田啓介キャスト本木雅弘(津山竜次)中井貴一(スイケン)小泉今日子(田村安奈)石坂浩二(田村修三)仲村トオル(清家)清水美砂(牡丹)菅野恵(あざみ)萩原聖人(村岡)村田雄浩(半沢院長)佐野史郎(桐谷大臣)田中健三船美佳津嘉山正種2024年・112分・G・日本2024・12・10追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)