ageha的ニチジョウ
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agehaSwella
虫愛ずるインドアな猫好き。日々刻一刻と移り変わる 揺らぐものと揺らがないものの記録と記憶。主に虫ブログですが、 魚類や植物、気まぐれにカワイイモノも載せています。
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それは毒を散らした繭だ。 いつぞや信州で見つけた枯れススキのガガマユ(蛾の繭)。ひょんな事から 誰なのか判明致しました。そう、その名は「タケカレハ」。 まゆまゆ。 タケカレハタケカケカケタタケカレハ。早口言葉になりそな名前。 タケカレハ(Euthrix albomaculata)、チョウ目カレハガ科に属する蛾の繭。成虫は カレハガ科の名の通り茶色い枯葉のような翅に金色のキラキラ輝く小さな紋が前翅に 大小ふたつ、開張40mm内外。オスはウサ耳でちょいと愛らしい顔つき。 幼虫の食草はタケ、ササ、ススキ、アシなど。幼虫の全長は60mm内外で茶褐色、 全身にほわほわ柔らかそうな刺毛、背面の前方と後方に黒く固そうな長い毛束。 この黒毛がクセモノで毒針毛となっている。毒は成虫と卵には無いのだけど、幼虫と 繭には毒針毛が有る。 それがですね、この、黒いドットをちりばめた感じが可愛い気すらする、と思った まさにこの黒ドットが幼虫時代の黒毛(毒針毛)部分なんだそうです。こわー。 幼虫は、繭を作る時に毒針毛も織り込んで活用。なんて画期的発想。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ この日、ススキの海に迷い込んだ(迷ってないけど)人間は私、夫、甥っ子(保育園児)、 兄の4人。この繭を見つけた私はまるできりたんぽのように持って「見てみて~」と3人に 見せたのですが、繭に触らなくて良かった…。その様子はテングチョウも見ていた。 じ…。 ソレはキケン。 そして何事もなく帰宅。したはずが。その夕刻、夫の腕に発疹が出現。最初は腕だけ、 翌日から徐々に全身に広がったそれは見るからにカユカユしい。何かのアレルギー? 虫の毒針?でも虫なら全員に出てもいいような。一体…。と言うけったいな状況になった のでした。もしかしたらきりたんぽのせいかも知れず。 ちなみに、ガの毒針毛に接触してしまった時の対処法は掻いたり触ったりはアウト。 まず慌てず騒がず迅速に、セロハンテープやガムテープを貼り付けて抜き取ります。 ガの毒針毛は返しが付いているものもあるので、水で洗っても抜けません。擦り洗いは 最悪です。粘着テープの新しい部分を使って何度も抜き取りその後流水で洗いましょう。 さて。あの日の風向きはどうだったかなー?ススキの海原の そこかしこにこの繭が有ったとしても不思議はない。でもま、 この事は夫には内緒にしておきましょう。 真相は闇の中。(ニヤリ) ↑↓いつもクリック有り難うございます。とても励みになっています♪ にほんブログ村 @ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/
たった2日いなかっただけなのに。 2019.09.11 コメント(6)
紅ちゃんと臭い子と私の夏。 2018.08.17 コメント(8)
100万アクセス有り難う。肉食蝶と笹穴ナゾ… 2017.10.28 コメント(18)
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