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「計量計測データバンク」ニュース

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2006年08月14日
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(副題)機械仕掛けで焦点を合わせる手間を電子センサーとマイクロプロセッサー簡単に安い費用で実現してしまいましたが、このことは情報社会を物語ることでもあります


 私は写真が好きなのかカメラが好きなのかよくわからないのですが、カメラが何となく集めてしまいます。

 そのカメラを見ていて感じることがあります。
 カメラはフィルムに映像を映し込む機械装置です。現代ではフィルムではなく画像の記録装置に映像を送り込んでこれを記録します。映像、画像の記録方式が変わったのです。フィルムカメラからデジタルカメラに移行しているということは革命です。フィルムではなく電子メディアに直接的に画像を記録するということで、フィルムというメディアから電子メディアへの記録方式の大革命です。

 フィルムまたは電子メディアに映像を記録するという方式に移行する過程では、映像を結ばせるところまでは旧来のフィルムカメラの時代の方式を用いてきましたが、フィルムという物理的なメディアから電子メディアに転換したことで、今後はさらにカメラが大きく変わります。

 ムーアの法則といって半導体関係の技術は急速に進むことが確認されており、このムーアの法則はまだ崩れていませんから、今後とも電子メディアの技術の急伸展はつづきます。

 画像を細かく記録することの発達は急速でした。いま目標にされているのは35ミリフィルムと同じ面積の記録メディアに大量の情報を記録することです。この技術は記録メデイアの小さなものに大きな情報を記録することができることでもあります。

 ですから携帯電話にデジタルカメラが付加されておりますが、このカメラの性能が飛躍的に向上することになります。この方面の性能向上は一般の人々の写真に対する要求とそこから発生する需要によって規定されます。携帯電話のデジカメ能力がどこまで行くかはこのことによって決まります。

 カメラの技術発展は機械技術に全面的に依拠していた時代が長くつづきました。その後電子技術が利用するようになりました。電子技術の導入は露光の適正化のところから始まりました。それ以前でもフラッシュとその同調回路やストロボとその同調回路ということで、カメラに電気コードとその接点とコンデンサーがなどが組み込まれておりました。

 露光の適正化のための装置は当初は単純な制御装置でした。ここにマイクロプロセッサが組み込むことで多彩な露光の制御ができるようになりました。

 マイクロプロセッサはさまざまな電子センサと結合することで大きな仕事をするようになりました。焦点合わせの自動化もこれと関連します。

 目測で焦点を合わせたり、カメラの裏側に写った像でこれを確認するために袋をかぶっていた時代が長くつづきました。遠近をいくつかの段階に分けて表示する方法もとられておりました。距離計をカメラに付けてそれと連動させる方法も採られました。一眼レフカメラによって撮影者が像がきっちりと結ぶことを覗き窓で確認できるようになりました。

 像がきっちりと結ぶことを電子的に確認し制御する方法がマイクロプロセッサの登場で実現し、自動焦点方式のカメラが登場しました。

 自動焦点方式ならびに自動露光方式が一般化したのはマイクロプロセッサの発達の結果です。フィルム感度の自動感知と自動設定、自動巻き上げその他が実現して、写したい映像にレンズを向ければ写真が撮れるようになりました。

 機械仕掛けで焦点を合わせる手間を電子センサーとマイクロプロセッサーはいとも簡単に実現し、また製造数とも関係しますが比較にならないほどに安い費用で実現してしまいました。

 機械で焦点を合わせるという仕組みは大がかりであり、この行為は腕木や歯車などによって連結された情報の伝達と制御装置でした。これを電子センサーとマイクロプロセッサーはごく手軽に実現しますし、装置も極小です。そしてこうした焦点あわせなどの制御情報を取り出すこともできるのです。

 マイクロプロセッサーの発達はパソコンの発達と同じと考えていいのですが、パソコンは機械仕掛けで大がかりな情報の伝達や制御や処理をしていたもの簡単に行えるようになりました。

 その情報の伝達、制御、処理を遠隔地から行うことができるということで空間を超越しております。制御の時間の設定ということを考えると語弊はありますが時間を超越しているのです。

 時間と空間を超越する制御や管理を実現するのがコンピュータであり、それがインターネットと組み合わされて実現する情報社会はある意味で時間と空間を超越している社会であると仮想して物事を考えておくとよいでしょう。

 情報社会に対する共通の理解や定義は明確ではありませんが、カメラといる写真撮影の装置が機械式であった時代とデジカメという新しい時代を比較し、デジカメが今後大きく発達する先のことを考えることで、情報社会のことが幾分か想像できます。

 何事ももたもたやっていた時代とそのことを瞬時に処理する時代の違いでもあります。機械仕掛けの制御は空間を超越できませんでしたが、コンピュータ制御の時代では空間を超越できるのです。それから時間を設定しての制御の自由度ということでも時間さえも超越してしまっております。

 機械仕掛けの時代の情報は活字文字が紙に印刷された図書の形式を普通でした。電波を利用しての情報も物理的なことから発生する放送用の電波の利用帯域のことなどがあり、そこで供給される情報量は時間を縦につなくことで程度のものでしかないのです。

 情報獲得としての図書購入の費用のこと、情報に接する機会としての時間と空間の自由度をインターネットとパソコンによって実現している情報社会と機械仕掛けの社会や時代と比較するときに私たちの行動方式に対する態度を決めることができる。

情報社会論とそこにおける人々の行動の在り方を考える際に、重要な手がかりを与えるのはマーシャル・マクルーハンでありアルビン・トフラーお著書である。またビル・ゲイツの著書も同じである。

 時間と空間から自由になった私たち人間の知的活動や経済行動の在り方や行動方式は、機械仕掛けの時代ものとは違うので、別の観念に立たなくてはならない。
 





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最終更新日  2006年08月14日 09時47分56秒
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