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川崎市計量協会平成19年初春講演会
1月24日夕刻開かれ「斗酒なお辞せず」を会員など33名が聞く 川崎市計量協会平成19年初春講演会が1月24日日夕刻、川崎駅前のさいか屋川崎店8階中華料理店で開かれ、会員と計量行政機関など来賓を含めて33名が参加した。 講演者は加島淳一郎氏(中国度量衡史研究家、日本計量史学会理事)で演題は「斗酒なお辞せず」(としゅなおじせず)で、中国の数千年の歴史に対応する度量衡の歴史、計量の単位の変遷を明かした。 中国の古い時代の計量単位は日本の現在の単位より小さいので、李白のいう白髪三千丈それ自体が誇張である。「斗酒なお辞せず」(としゅなおじせず)は、現代日本では1,800mlである1升が秦や漢時代には1升が200ml)であったから、ここでいう斗酒とは1升の10倍であるから200ml×10=2,000mlとなるので、現代日本の1升と1合1杓である。この量なら酒豪なら軽々と飲むことができる。 講演のあとは初春懇親会が開かれ、川崎市計量協会会事務局長の高木章彦氏の司会のもと進行、神奈川県計量検定センター技官堀内敏男氏、川崎市経済局産業振興部長平岡陽一氏が祝辞を述べ、このあと乾杯して宴に移った。 川崎市計量協会は神奈川県ではただ一つの市単位での計量協会として存続しており、全国でもほとんどなくなってしまった市としての計量協会として独自の計量文化活動をしており、今後はハカリの定期検査事業を中心に関連事業で行政との連携を強めていくことになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月31日 14時03分05秒
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