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2015年12月24日
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大津波の被災地であっても釣りをする人がいる。写真は2015年10月11日昼過ぎに女川港で撮影。
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大津波の被災地であっても釣りをする人がいる。写真は2015年10月11日昼過ぎに女川港で撮影。
w2015-10-11-317-1-.jpg

女川港から陸地を眺める。住居は津波のこない高台に造成されている。
(女川町では防潮堤をつくらず海が目の前に広がる景色を保存する)
写真は2015年10月11日昼過ぎに女川港で撮影。
w2015-10-11-318-1-.jpg

女川港の漁協の風景。サンマの水揚げでは日本有数の地。写真は2015年10月11日昼過ぎに女川港で撮影。
w2015-10-11-297-1-.jpg

女川港の漁協の水槽には魚とカニが入れてあった。この何気なさは如何にも漁港の風景だ。
写真は2015年10月11日昼過ぎに女川港で撮影。
w2015-10-11-292-1-.jpg

(タイトル)
女川町は水産の町であり、魚介類の水揚げと連動して水産加工業が盛んである。

(駅前の新商店街は復興の第一歩であり、町全体としてはまだまだ人が活動する気配に乏しい。)

(JR女川駅前の新商店街が地元の人々が歓喜するなか2015年12月23日に店開きした。)

(JR女川駅前に新たにつくられた商店街が2015年12月23日に店開きした。)

(第一次産業と第二次産業から第三次産業への就業人口の移動の玉突き現象)

(本文)

日本有数サンマの水揚げ漁港である宮城県女川町は2011年3月11日の大津波で死者574名(H27.3.1現在)、死亡認定者253名(震災行方不明者で死亡届を受理)をだした。当時の町の人口は10,014名であった。人口は平成27年11月30日現在6,885であり、震災時から3割以上も減少している。現在の世帯数は3,163。

この女川町に土盛りして再建されたJR女川駅前の新商店街が地元の人々が歓喜するなか2015年12月23日に店開きした。女川町は防潮堤はつくらない。代わりに土盛りして嵩上げした地域に商店等の施設をつくり、山を切り崩した高台に人が住む推進している。駅前の新商店街は復興の第一歩であり、町全体としてはまだまだ人が活動する気配に乏しい。水産の町として再興するにふさわしく女川漁協の水揚場には新規に二基のトラックスケールが設置されていた。

 女川町は水産の町であり、魚介類の水揚げと連動して水産加工業が盛んである。その女川町の人口減少が他の被災地に比べて大きい。女川町の隣は石巻市でありこちらは漁業と工業と商業が盛んで15万人規模の人口がある。石巻市は宮城県内で仙台市に次ぐ第2の都市。被災した石巻市の人口は2015年11月末現在149,972人。3,052人の死者、270人の行方不明者があった。同市はの人口は震災後1年間に約1万人減少、その後も人口流出がつづいている。石巻市の人口が一番多かったのは1市6町が合併した2005年4月の171,107人。毎年平均で1,600人減少している。震災直前の11年2月は16,2822人だった。石巻市内では津波到達地点から退去して内陸部に住居が移動している。

東北地方の最大の都市である仙台市の人口は2015年(平成27年)9月現在1,075,813 523,557人で世帯数は496,470。宮城県民の46%ほどが仙台市に居住する。2015年4月1日現在の政令市の人口の順位は次のとおり。
1、横浜市3,711,450
2、大阪市2,686,990
3、名古屋市2,277,595
4、札幌市1,943,723
5、神戸市1,537,237
6、福岡市1,521,881
7、川崎市1,466,444
8、京都市1,465.994
9、さいたま市1,252,569
10、広島市1,185,739
11、仙台市1,073,926
12、千葉市966,639
13、北九州市962,624
14、堺市839,624
15、新潟市807,89

首都圏の政令市と仙台市とでは人口の意味が違う。仙台市への東北および北海道地域からの人口流入(主に若者人口の流入)が鈍っているなか、東京都の人口は増えている。農林水産業の第一次産業や加工業などの第二次産業の産業全体に占める割合が低下して、情報通信サービスなど第三次産業が増加している。女川町の人は隣の石巻市に移り、石巻市の人は仙台市に移り、あるいは一足飛びに東京都に移って生業に就くという現象がおきていると想定される。

第一次産業の多い地域の人口が減少し、第三次産業がある県庁所在地などに地域に集中するようになった。東北地方の中心地である仙台市への若者人口の流入の低下傾向がでている。このことは仙台市の勢いを衰えさせると市長は警戒する。地方の町村の人口減少は避けがたい状況にある。これに対応してすべての市町村が人口減少に苦肉の策で取り組んでいる。それでも日本国の人口は減りつづける。第二次世界大戦の終結時の人口7千2百万人ほどまで経るのが何時になるか。与える要素によって時期が変わるとはいえ少子高齢といった状況があるりこれが人口減少に連結する。

松下幸之助、井深大、盛田昭夫の各氏が仕事をした分野は第二次産業であった。孫正義氏は第三次産業としての情報・通信・サービス産業の新たな勃興期に出くわして偉業をなしとげた。第二次産業が盛んになった1950年代後半には白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が「三種の神器」と呼ばれ、1960年代半ばのいざなぎ景気時代にはカラーテレビ(Color television)・クーラー (Cooler)・自動車 (Car) の3種類の耐久消費財が新三種の神器とされた。次ぎにこれをつくれば売れるという見通しがあったから、学校を卒業したこの方面の人材を集めて仕事をすればよかった。

 女川町、石巻市の人口現象あるいは流出は、第一次産業と第二次産業から第三次産業への就業人口の移動とみてとれる。そのようなことで仙台市など地方主要都市と東京への人口の集中がある。割合の変化ということではそのようなことであっても第一次産業と第二次産業が不要ということではなくそれぞれが調和してできあがるのが産業と社会である。

 計測という技術と計測器製造といった分野はこのような社会においてどのような位置にあってどのように役割を果たしていくのか。計測技術は計測機器屋の側にあるようにみえるがこれは産業現場ほかの人々の側にも同じようにある。計測機器の製造という仕事は産業現場ほかの人々の要望や要求などを上手に繁栄してこそ上手くいく。また産業現場ほかの人々が気づいていない新しい価値を形にして提供することでもある。





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最終更新日  2015年12月24日 19時30分16秒
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