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2016年03月03日
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レンジファインダーカメラのことを考える(横田俊英)


(タイトル)レンジファインダーカメラのことを考える。
「キャノンP」と「ニコンS3」と同等以上の明るさ、綺麗さのファインダーを備えているのが「オリンパス35DC」です。

(本文)

 キャノンの35mmフォーカルプレーンシャッター式距離計連動カメラ「VT Deluxe型」です。
2016-03-03-VT Deluxe-film30_b.jpg

 キャノンの公式ホームページには35mmフォーカルプレーンシャッター式距離計連動カメラ「VT Deluxe型」として次のように書いてあります。

 概要 主な仕様
発売年月 1957年(昭和32年)5月。
発売時価格 97,000円(50mm F1.2付き)。
58,000円(ボディ)。
50mm F1.2の価格が60,000円から39,000円に大幅値下げされた。

 VT型の上位機種。裏蓋の不用意開放を防ぐ安全装置を備え、回転ノブ式のフィルム巻き戻し機構を迅速性にすぐれ操作性の良いクランク式にと改良した。専用フィルムマガジンの使用可能。最大の口径比を誇っていた50mm F1.2レンズが生産性の合理化に伴い売価が35%も下がり、同レンズ付きが97,000円であった。プリズムの金メッキを銀メッキに変えた機種もあった。

写真(左側)の「VT Deluxe型」にはソ連製の35mmの焦点距離のレンズを付けてある。写真(右側)がオリンパス「35DC 」です。

 オリンパスの公式ホームページには次のような説明があります。

 オリンパス35DC (1971)
2016-03-03-35DC-pop_ee_35dc.jpg

 昭和46年(1971年)発売のオリンパス35DCは、「デラックス(D)なコンパクト(C)」=小型高級カメラです。
 暗い被写体から高輝度の被写体まで、どんなシーンでも簡単撮影を実現するプログラム自動露出システム。ストロボ使用時にもプログラムオート撮影が可能な世界初の自動フラッシュマチック機構や逆光補正機能も搭載。「使いやすくて、間違いなくよく写るカメラ」として人気を集めました。価格は26,800円。

私はこの35DCを使い、壊れたので次のモデルのバッテリーチェッカー付きを使っておりました。明るいレンズなのとストロボがプログラムオートなので重宝しました。

 「VT Deluxe型」と「35DC 」では何が違うのでしょうか。

 「35DC 」の時代は一眼レフカメラが普通に使われておりました。そしてこのころにはデジカメなどのことは想起されないフィルムがずっと使われると思っていたのでした。

 「35DC 」では露出が自動方式になり、ストロボがプログラムオートですから、二重像によるピント合わせだけで写真が撮れました。

 キャノンの35mmフォーカルプレーンシャッター式距離計連動カメラ「VT Deluxe型」はレンズ交換式です。焦点距離35ミリメートル、50ミリメートルと焦点あわせのための拡大鏡がついております。拡大鏡は100ミリメートル相当でしょうか。丸い像ですから視野の確認には不向きです。

 「VT Deluxe型」のファインダーは暗いのです。「キャノンP」のファインダーはパアァーと明るくなっていて、ファインダーは倍率は変わりませんが眼をグリグリ回して35ミリメートルのレンズの画角を確認します。50ミリメートルの専用のカメラとして使うのがよいようです。100ミリメートルの窓枠も変倍しないファインダーに書き込んでありますが、画角の広い35ミリメートルのファインダーの中央部に枠が小さく描かれております。

 この方式は「ニコンS3」も同じです。

 まやかしにあったような気持ちになるのが「キャノンP」と「ニコンS3」のファインダーです。

「キャノンP」と「ニコンS3」と同等以上の明るさ、綺麗さのファインダーを備えているのが「オリンパス35DC」です。

 「オリンパス35DC」は露光がカメラ任せのオート機ですから、これがよいか悪いかということになりますが、BLCボタンを押して露光時間を長くすることができます。逆光補正ボタンということです。フィルム感度調整のダイヤルは使いにくいので特別の事情がない限り、ここに触れることはありません。

 プログラムシャッターがどのような内容で切れたのか、ファインダーに表示されます。明るく綺麗なファインダーの「オリンパス35DC」です。

 キャノン「VT Deluxe型」は39ミリメートルのライカマウントレンズをつけて撮影を楽しむカメラということができますが、デジカメが普及して39ミリメートルのライカマウントレンズをこれに取り付けることができるようになると、上の言葉は嘘になります。

 その意味では「オリンパス35DC」はもちろんのこと「キャノンP」「ニコンS3」「キャノンVT Deluxe」といったレンジファインダー式のカメラ、あるいはどのような方式のフィルムカメラであっても写真撮影の場面での出番はなくなっております。

 哀愁のカメラを棚から取り出してきて眺めて、シャッターを切って楽しむといった対象になっているのが「オリンパス35DC」はもちろんのこと「キャノンP」「ニコンS3」「キャノンVT Deluxe」です。

 「キャノンVT Deluxe」を哀愁のままに取り回した後で「オリンパス35DC」のシャッターを切ってみると、何だこちらの方が優れているではないか、と思うのです。

 そんなことを考えている手元には写真撮影の学習カメラの「ニコンfm10」があり、これに35から70ミリメートルの焦点距離のズームレンズが着いております。ズームレンズは何だかんだといっても便利です。








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最終更新日  2016年03月03日 14時17分32秒
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