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ノーベル賞 ドリュー・ワイズマン博士の人物と経歴
カリコー・カタリン氏の人物と経歴
ドリュー・ワイズマン(Drew Weissman, 1959年9月7日生れ)は、アメリカ合衆国の医師、生物学者。バイオンテック/ファイザーとモデルナによって開発されたCOVID-19のmRNAワクチンの基礎を築いたRNA生物学の研究に従事。ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院で医学教授を務めている。マサチューセッツ州レキシントン生まれ。2023年にカリコー・カタリンとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。
Drew Weissman's person and career
ノーベル賞 ドリュー・ワイズマン博士の人物と経歴(計量計測データバンク編集部) ノーベル賞 ドリュー・ワイズマン博士の人物と経歴(計量計測データバンク編集部)
写真は賞生理学・医学賞のドリュー・ワイズマン教授(64歳)
写真はノーベル賞生理学・医学賞のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)
(タイトル)
ノーベル賞 ドリュー・ワイズマン博士の人物と経歴(計量計測データバンク編集部)
(本文)
2023年のノーベル賞発表は10月2日(月)に生理学・医学賞の発表があり、米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)と同大のドリュー・ワズスマン教授(64歳)の二氏が選ばれた。遺伝情報を伝える物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使うワクチンに欠かせない基盤技術確立の功績が認められたもの。
スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月2日、2023年のノーベル生理学・医学賞を米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)と同大のドリュー・ワイズマン教授(64歳)に授与すると発表した。二人は遺伝情報を伝える物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使うワクチンに欠かせない基盤技術確立に貢献した。新型コロナウイルスワクチンを実用化に導いた業績が大きく評価された。メッセンジャーRNA(mRNA)の医薬品応用への道を切り開き、新型コロナウイルスワクチンの早期実現につながった功績は大きい。
ドリュー・ワイズマン(Drew Weissman, 1959年9月7日生れ) ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院で医学教授)
ドリュー・ワイズマン(Drew Weissman, 1959年9月7日生れ)は、アメリカ合衆国の医師、生物学者。バイオンテック/ファイザーとモデルナによって開発されたCOVID-19のmRNAワクチンの基礎を築いたRNA生物学の研究に従事。ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院で医学教授を務めている。マサチューセッツ州レキシントン生まれ。2023年にカリコー・カタリンとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。
ボストン大学で免疫学と微生物学を専攻して大学院を卒業し1987年に医務博士号と医学博士号を取得
ワイズマンは1981年にブランダイス大学で生化学と酵素学を専攻して学士号と修士号を取得し、ジェラルド・ファスマンの研究室で働く。ボストン大学で免疫学と微生物学を専攻して大学院を卒業し、1987年に医務博士号と医学博士号を取得。その後ベス・イスラエル・ディーコネスメ医療センターで研修を行い、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所の現在の所長であるアンソニー・ファウチの監督の下、アメリカ国立衛生研究所(NIH)でフェローとなった。
ペンシルベニア大学でRNAと自然免疫系の生物学研究に従事
1997年、ワイズマンはペンシルベニア大学に移り、RNAと自然免疫系の生物学を研究するために研究室を立ち上る。ワイズマンとカリコー・カタリンは、ペンシルベニア大学でRNAを治療に利用するための改造方法で特許を取得した。2006年、カリコーと共同でRNARx社を設立。新しいRNA治療法の開発を目指している。同大学医学部教授であり、米国臨床研究連盟、米国医師会、米国免疫学会の会員。
ワイズマンはカリコーと共同研究を開始、カリコーはワクチンへのRNA技術の適用に力を注 ぐ
ワイズマンは、ワクチンを研究する免疫学者であるが、同僚で共同研究者のカリコー・カタリンとは、ペンシルバニア大学のコピー待ちで並んでいて知り合う。このときにRNA研究の資金不足を話し合った。当時、カリコーは脳の病気や脳卒中に対してRNA治療を試みていた。ワイズマンはカリコーと共同研究を開始し、カリコーはワクチンへのRNA技術の適用に力を注ぐようになった。RNA治療における主な障害は、RNAが望ましくない免疫および炎症反応を引き起こすことだった。2005年に合成ヌクレオシドを用いてRNAを体内から見えなくする研究結果を発表した。これによってRNA治療薬の使用の基礎を築き、バイオンテック/ファイザーとモデルナが二人からCOVID-19ワクチン開発ライセンスを取得した。
ワイズマンはタイのチュラロンコン大学の科学者と協力して、COVID-19ワクチンを開発し、同国と近隣の低所得国に提供している。
ワイズマンは、US8278036B2やUS8748089B2などの多くの特許の取得者。これらは、RNAをワクチンやその他の治療に適するようにするために欠かせない技術が含まれている。これらの特許はCellscript社の創業者兼CEOであるGary Dahlにライセンスされ、Dahlはその後、モデルナとバイオンテックにこの技術をライセンスし、最終的にCOVID-19ワクチンに使用された。
ドリュー・ワイズマン(Drew Weissman)主な受賞歴
(以下特筆のないものはカリコー・カタリンと共同受賞)
2020年
ローゼンスティール賞
2021年
アストゥリアス皇太子賞学術・技術研究部門(カリコー・カタリンほか5名と共同)
ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞
オールバニ・メディカルセンター賞
ラスカー・ドゥベーキー臨床医学研究賞
国際ポール・ヤンセン生物医学研究賞
ウィリアム・コーリー賞(カリコー・カタリンほか2名と共同)
プリンス・マヒドール賞
生命科学ブレイクスルー賞
BBVA Foundation Frontiers of Knowledge Award
ハーヴェイ賞(カリコー・カタリンほか2名と共同)
2022年
ベンジャミン・フランクリン・メダル
ジェシー・スティーヴンソン・コヴァレンコ・メダル
日本国際賞
ガードナー国際賞
ウォーレン・アルパート財団賞
ロベルト・コッホ賞
唐奨バイオ医薬部門(カリコー・カタリンほか1名と共同)
2023年
ノーベル生理学・医学賞
2023年ノーベル賞の各賞の受賞者は次のとおり
2023年のノーベル生理学・医学賞は米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)と同大のドリュー・ワイズマン教授(64歳)。ノーベル物理学賞はアト秒パルスレーザー開発に貢献した三氏、米オハイオ州立大学のピエール・アゴスティーニ名誉教授、独マックス・プランク量子光学研究所のフェレンツ・クラウス教授、スウェーデンのルンド大学のアンヌ・ルイリエ教授。ノーベル化学賞は「量子ドット」発見と製造方法の開発した三氏、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のモウンジ・バウェンディ教授、米コロンビア大学のルイス・ブラス名誉教授、旧ソ連(現ロシア)出身で米ナノクリスタルズ・テクノロジー社のアレクセイ・エキモフ博士。ノーベル文学賞はノルウェーの劇作家 ヨン・フォッセ氏。ノーベル平和賞はイラン人女性のモハンマディ氏。ノーベル経済学賞に男女の賃金格差の要因など研究した米国ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン女性教授。
2023-10-12-drew-weissman-person-and-career-
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最終更新日
2023年10月22日 00時00分17秒
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