法事に招かれて(1)
先日の日曜日、カミサンの妹夫婦のお父さんの法事がありました。長崎の時津の近くで、高速を使って2時間ほどのところです。私は事務処理のため、朝早く起きて工場の二階の事務所で仕事をしてから車の用意や準備を済ませ、出発の時間も近まったので、自宅へ戻り、朝食を取ろうとしましたが、帰ってみると子供達がまだ、起きておらず、急いで起こしても、ボ―ッとしたまま、朝から放送しているテレビのアニメを見ています。カミサンもバタバタと布団を片付けたり、身支度を整えたりと忙しい中、私も急いで朝食を子供達と食べて、身支度を始めます。行きがけに、柏原の親戚の叔父さんも連れて行くために、遅れる事が出来ません。「早く食べんねー、早よ着替えんねー!」とカミサンの声が家中に響き、その都度子供達は、急ぐのですがしばらくするとまたスローペースこの繰り返しで時間ばかりが過ぎていき、焦り始めました。ギリギリの時間に何とか出発することが出来、柏原の叔父さんも誘って、長崎に向います。今回のコースは三瀬峠を越えて、佐賀大和インターから長崎に向います。本日は天気も良く、途中の山道は車が多く、割と朝早くから込んでいました。このコースにはいろいろと楽しめるところが多く、私たちも良くドライブで遊びに行ったりします。安い価格で一日ゆったりできる町営温泉の「やまびこの湯」、その近くには美味しいけど、何時行っても込んでいる「三瀬そば」、そのほかにも豆腐の有名な店や新鮮な野菜や果物を取り揃えている店子供達が大喜びする、自然やアスレチックがいっぱいの公園、川のせせらぎを聞きながらゆったりできる川辺などなど、思い出すだけでも楽しいのですが「最近この辺に遊びに来てないわねー」とカミサン「今度来ようよ、温泉行きたいー、おそば食べたいー」と、がぜんうるさくなる子供達、考えてみると、カミサンが言う通り、遊びに来る回数が次第に少なくなっているのも事実で、無理にでも休みを作って来なくてはと思うのです。峠を下って、川上峡の辺りまで来ると、子供連れの方々に良くありがちな「トイレに行きたいー。」との一言に、こんなところにトイレなんて・・・・・と思っていたらたまたま、道の駅と呼ばれる朝取りの新鮮な野菜や果物、地元の方々が作った炊き込み御飯や漬物、佃煮、おかず、饅頭などを売っているお店があり、トイレタイムを取ってしばしの休憩にしました。こちらの店には地元の手漉き和紙で有名な「名尾の手漉き和紙」を始め、色んな特産物や伝統品も扱っており、見ていて飽きが来ません。それでも、法事の時間が迫っているため、まだまだ見たかったのですが、ここを後にするのでした。 続く