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2005.09.28
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カテゴリ:カテゴリ未分類
神保町で昼となり、事前に電話をしてまだ大丈夫かを確認してから徳亭(千代田区一ツ橋2-6-11 キンセイビル1F 03-3234-0236)に向かう。徳亭は今まで夜しか利用したことがなかったし、しかも1年半以上ご無沙汰。夜は4200円のコースでポーションこそ少なめだがなかなかお出汁が美味しく、オープン当初はそれほど混んでいなかったし、ラストオーダーも11時頃だったので、妻と待ち合わせてラストオーダーぎりぎり前によく利用させてもらっていた。料理長の花崎さんはつる家の出身で、確か1年程度チェーンオペレーションを学ぼうと際コーポレーションの喜寅の立ち上げの料理長をやっていたとかいう話を聞いた覚えがある。以前の料理王国で仙川に店を出したという記事が出ていたので、電話をした時に「花崎さんは仙川ですか」と聞いたら仙川の店は既に閉めたとのことだった。

ランチは初めてだったが、、New York Timesにも取り上げられただけのことはあり、思っていた以上にコストパフォーマンスが高い。二段重箱弁当が赤だしと香の物付きで供されるのだが、海老天、鶏唐揚げ、茄子田楽、野菜の煮物、胡麻和え、鮭の幽庵焼き、高野豆腐、玉子焼き等々、たくさんのおかずが美しく盛り付けられた重と、きのこの炊き込みご飯の重の二段構成。価格はなんと1300円。菊乃井の東山弁当(2625円)よりも、一昨日に食べた京都つる家花陽の秋の点心(2940円)よりも満足度は高い。今日は厨房に花崎さんがいなくて残念だったが、食事をしている間に電話がかかってきて話ができた。仙川の店は当初の見込みと著しく異なり、傷が深まりすぎるよりはとわずか3ヶ月で閉店したのだそうだ。花崎さんはまだ20代の若さのはずなので、是非ともこれに懲りずにチャレンジして欲しい。帰り際にはお土産に和袋に入ったアイスコーヒーまでプレゼントされて感激。

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Last updated  2005.09.29 01:11:27
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