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2009.07.08
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カテゴリ:和食
歌舞伎の市川海老蔵とかねさかのコラボレーションと言うすし屋真魚(中央区銀座1-11-2 ホテル西洋銀座 1F 03-3562-7890)を初めて利用した。ホテル西洋銀座のメインロビーの外にある駐車スペースに入口がある。それにしてもさいとうと言い、かねさか系の店って予想外の場所にある。

店に入るとカウンター内に3名の寿司職人、フロアに着物姿の女性が2人と万全の体制で迎えてくれたのだが、14席あるカウンターには私以外に1組のみ。まだオープンして2週間程度なので、ほとんど知られていないようだ。

この場所は、元々鮨 竹若と言う寿司屋だったらしいのだが、その店は1月には閉店していたのだそう。内装を初めとし、コースター等も市川海老蔵氏の意見が取り入れられているのだそうで、かねさかからは、人材派遣&ノウハウ提供されており板場はみなかねさかから来ているらしい。かねさか、鮨 いわ、鮨さいとうは、仕入れ仕込みが共通らしいのだが、この店は仕入れ仕込みを独自でやっているのだそうだ。

ランチは5150円(前菜、10貫、巻き物、味噌汁)から。オーダーしたのはこの一番軽いもの。久兵衛系っぽくわかめポン酢で始まり、賀茂茄子の煮浸しが出て来た(賀茂茄子が美味しい出汁で煮込まれており、実はこれが今日一番美味しかった)。

握りは、コチ(まだ〆たばかりな感じのプリプリ)、シマアジ、スミイカ、赤身のづけ(即席づけという感じ)、南瓜の香の物で箸休め、鯵、白海老(かなり甘味が強いのでこの酢飯とは合わない気がする)、ツブ貝(あまり高級店では出てこないネタなような気がする)、小柱軍艦巻、鰹(今年は鰹の外れ年であるように脂の全くないアッサリした鰹)、穴子(ツメが美味しい柔らかい穴子は美味しい)、ピクルスにするコーニッションのような小さなキュウリと大葉の巻き物(このキュウリはイマイチ。普通のキュウリの方が美味しい気がする)、あさりの味噌汁。

ネタ的には普通だけど酢飯の加減が結構好みだったので美味しく食べられた。寿司よりも賀茂茄子の煮浸しが美味しく、日曜営業だし、個室もあって、特に昼には使い勝手が良さそうだと思った。

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Last updated  2009.07.09 00:20:04
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