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2012.09.08
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カテゴリ:和食
2月のLucyの誕生日に買ってあげたDUCATIの自転車の防犯登録がまだ出来ていなくて、家の近所の自転車屋をネットで検索して順番に電話してみたのだが、電話に出ない店が多い。電話に出ても12時前なのに、午前中の営業で月曜日に来いと言ってガチャンと電話を切るような店だったり、自転車屋探しにイライラ。

たまたま春日通沿いにある店が電話に出たので、防犯登録が出来るか聞いてみると、どんな経緯の自転車かと人を犯罪者扱いするようななんとも失礼な対応ではあったのだが、販売証明があれば出来ると言うし、今日は4時まで営業していると言うので、Lucyの自転車を持って行ってみた。

この店に着いて気がついたのだが、いつ営業しているかわからないあのやる気のない店だった。店に着いて声をかけてもなかなか出てこなくて、おばあちゃんがいるようだったので、おばあちゃんにお願いすると2階に声をかけ呼んでくれた。出てきたのは結構な歳のじいちゃんだった。たぶん電話に出た人だろう。

販売証明を見せて、防犯登録をお願いすると、車体番号の欄が空欄になっているので、これは証明書ではないので出来ないと言う。その書式には、購入者が自分で記入してくれと書いてあったので、記入してお願いすると、「そんないい加減な書式では販売証明にならないのでうちでは登録できない。」と言う。まるでどこかの役所のようだ。それじゃあどうしたらいいのかと聞くと、「そのいい加減な販売店と相談しろ」と言う。この界隈で他に自転車屋はないのかと聞くと「知らない」そうだ。

しょうがないので、すぐ近くの鰻のやしまの隣にある交番で「この近くの自転車屋で防犯登録の書式がその自転車屋の基準ではいいかげん過ぎて防犯登録出来ないと拒否されたので、他に自転車屋を知らないか」とおまわりさんに聞いたら、ビックリしながらも、多慶屋ならやってくれるのではと教えてくれた。多慶屋に行く途中に、お洒落な自転車屋があったので聞いてみたら、こちらは防犯登録はやっていないとの事で、こちらからも多慶屋だったらやってくれるだろうと言われ、多慶屋へ。

多慶屋に着いてみると、販売証明を見て、すぐにやってくれた。多慶屋は頼りになる。あまりに嬉しかったので、壊れてしまった空気入れも購入して、交番に向かった。先程、多慶屋だったらと教えてくれたおまわりさんにお礼を言ったら、「よかったね。それにしてもその自転車屋はとんでもない店だ」と言っていた。やりたくないのなら、防犯登録が出来るなどと言わなきゃいいだけで、なんで中途半端な事をやって不快感を撒き散らすのか不思議だ。こっちも、その店で買っていないと言う負い目があるから、親切にしてくれれば他の物でも買おうかと言う気分になるが、あんな対応をされたら、この店では何があっても絶対買わないと言う気分になるだけで、商売が細るだけだと思うのだが。そもそも子供用の自転車も売っていない(もちろんDUCATIの自転車なんて売っていない)店がネット販売の店を目の敵にして、嫌がらせをする意味がわからない。その前にちゃんと商売しろよと言う感じだ。

まあ、結果から見れば、あの時あのじいさんが優しく対応してくれたら、申し訳ないので値引きもされてない高い商品を何か買う羽目になっていただろうし、多慶屋で必要だった空気入れをリーズナブルな価格で買えたのだから、じいさんのノンキャリのような横柄な態度に感謝しなければならないのかもしれないが。防犯登録も自転車屋ではなく、交番などで出来るようにしてくれれば、こんな嫌な思いをしなくてもいいのにと思う。

今日は、本当は映画を観に行こうとか言っていたのだが、Lucyが通信教育が終わらなくて、間に合わず、結局家で過ごした。私は、防犯登録騒ぎですっかり疲れてしまい(暑くて汗だくになったこともあるが)、寝てしまった。

今日の夕食は魚がいいなと思って、久しぶりに三代目魚熊(台東区蔵前3-20-5 03-3851-5914)に予約を入れた。

三代目魚熊は6年ぶりの利用だ。Lucyが出来る前には良く利用していたのだが、こちらは喫煙可な事なので、まだ1歳半だったLucyと一緒に6年前に一度利用した際に煙かった事もあって、ずっと利用しないまま今日に至ってしまった。

昔はコース料理はふぐ以外はなかったのだが、最近はコース料理を全面に出しているようだ。久しぶりに入店すると、幸い今日は喫煙している人はいなかった。

メニューは、だいぶ限定的になった。サラダのようなメニューもなくなって、野菜系メニューがほとんどない。炊き合わせや茶碗蒸し、葛餡かけのような割烹系のメニューもなくなった一方で、ふぐや鱧のアラカルトは増えていた。

お通しで、ふぐの身を山椒と貝出汁で煮たような感じの佃煮風のものが出てきて、なかなか旨い。オーダーしたのは以下の料理。
ふぐと胡瓜の酢の物(500円 酢がちょっと甘くて庶民的な味わいになっているが、まあまあの出来)、土佐の一本釣り大うるめ 3本(800円 立派なうるめが3本で800円は安い。酒が進む)、骨なしふぐの唐揚げ(1200円 Lucyの好物のふぐの唐揚げ。骨から身をはずす作業を必要としないので我々にとってはとっても楽。しかも結構なボリュームがある。ほんのちょっとしかLucyからもらえなかったのだが、骨がない分、ジューシーさには劣るような気がした。)、松茸焼き(1本1000円X2本 それほど大きくはない松茸だが、そこそこ香っていた)、金目鯛の煮付け(1500円 甘く煮付けられた金目鯛はとっても美味しい。ゴボウの煮物も旨い)、ふぐ雑炊(3~4人前2200円 お鍋にたっぷりのふぐ雑炊。汁がとっても美味しく、2200円でこの雑炊が食べられるのはとってもお得に感じる)。

刺身はオーダーしなかったが、他の客に出されていた刺身を見る限り、相変わらずしっかりしたクオリティの魚のようだし、ふぐ雑炊や煮魚を食べたい時はまた利用するだろう。 

帰りにGEOでDVDを借りて家に帰った。明日はフェルメールを観に美術館に行こう。

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Last updated  2012.09.09 01:48:49
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