カテゴリ:中央アジア・中近東~アフリカ料理
冷凍餃子事件の影響で、ギョーザの皮やギョーザ形成器(ペタンと挟むとひだができるヤツ)が売れに売れているそうです。
まぁ、あれだけ連日美味しそうな資料映像と共に報道されれば、食べたくなっちゃう気持ちもわからなくはありません。 し・か・し。 ここで普通の餃子を紹介するのもつまらないので、ぱんだ隊長、いよいよ中央アジアへ進出いたしました!初モンゴル料理、モンゴルの揚げ餃子です!!!^0^これまで取り上げてきた各国料理の中でも、美味しさ・手軽さにおいてかなり群を抜いております。自信作です!! 皆さん「モンゴル料理」って言われてピンと来ます?・・・来ませんよね。 せいぜい「羊とかヤクの肉」ぐらいだと思います。私も似たようなものですが^^; ――が、どういう訳かうちの近所にはモンゴル料理店が2軒もあり、前を通る度にメニューチェックに余念がありませんでした。食への好奇心旺盛なダンナさんの協力もあり、「こんな感じらしい」の情報と資料をもとに作り上げた(ってほど難しくはないですが)のがコレ↓ 「ホーショル」という、小麦粉を練った皮に、ひき肉と少量の野菜(遊牧民にとっては野菜は高級品ですもんね)を包んで油で揚げたものです。いろんなサイトではおそらく日本人向けに豚や牛のひき肉で作られていますが、今回はよりそれっぽくするため羊を使いました(焼肉用の安いラム肉をフードプロセッサーにかけました)。 あのね~、これ相当ウマイですよ!絶対試した方がいいです。ホントにウマイ。やみつきです。我々夫婦が羊好きだからというのも大いにありますが、この揚げたての皮がサクッとして、中のしっとりした具とよく合うんですね。どうぞ手づかみでバクッといってください^^ 普段食べる餃子のサイズだと、揚げるとカリカリになって「しっとり感」ってあまり味わえないですよね。でも、これだけ大きいと(直径12~15cmぐらいです)、みみの部分はカリカリ、生地の表面はサックリ、中はしっとりのいろんな食感が味わえます。もちろん中身の具も美味しい。例によって香菜がないのでコリアンダーの粉末を少し混ぜてみたのですが、これが羊に合ってホントに美味しい。モンゴル料理ウマイじゃん!^0^ 通常サイズの餃子と違って大きいため、皮を作るのも面倒ではありません(枚数少なくて済みますから^^;)。自分で作る皮でこそ味わえるウマさなので、是非とも挑戦してみてください!カンタンです! 今回は羊で作りましたが、基本的にはどのお肉でも美味しくできると思います。牛でも豚でも鶏でも、或いはその他のお肉でも、お好きなものでお試しになってください(魚のミンチはちょっと違う気がする)。 誰にでも好まれる親しみやすいモンゴルの餃子。ちょっと目新しいし、ホームパーティにもオススメです!! ≪手作りの皮がサクッとウマイ!!モンゴルの揚げ餃子「ホーショル」≫レシピ:2人分(直径13cm程度5個分) <材料> (皮) ・薄力粉 100g ・強力粉 20g (なければ薄力粉だけでもよいです) ・牛乳(水でもよいです) 60cc ・塩 小さじ1/2 (中身) ・羊またはお好みの種類のひき肉 100g ・にんにく 1かけ ・玉ねぎ 1/4個 ・キャベツ(なくてもよいです) 少々 ・(お好みで)香菜またはコリアンダー 適量 ・塩、コショウ 各少々 ・揚げ油 (現地では羊やヤクの油だと思うので、クセのあるものが合うと思います。 今回はサラダ油にオリーブオイル少々を混ぜて使用) 1) 皮を作る。材料全部をボウルの中で練り、常温で30分ほど寝かせたあと、食べたい個数に分割して麺棒で丸く広げる(直径12~15cmぐらいに)。 2) 具を作る。玉ねぎとキャベツは粗みじん、にんにくはみじん切りにして肉と混ぜ、塩・コショウ・お好みで香菜のみじん切りまたはコリアンダーを加えて混ぜる。 3) 皮に2)の具をのせ、半分に折って耳の部分を折り込んで爪でふちどるように閉じ(上の写真を参照)、180度の油で5分ほど、両面がきつね色に色づき、表面に泡が立ってカリッとするまで揚げたらできあがり!お好みで醤油や辛子をつけてお召し上がりください。おいし~いですよー!^0^ ★コリアンダーは羊や牛には合いますが、鶏や豚には多少クセが強すぎるかも知れません。お好みで、塩・コショウだけでもOKです^^ ★生地を練りこむのに牛乳を使ったことも、生地のサクッと感に功を奏しているようです。なければ水で練っても構いませんが、牛乳、意外と侮れません! ↓テレビでも取り上げられたモンゴルの岩塩、「甘い」んですって!しかも安い! 岩塩を使うと、ただ焼いただけの料理がご馳走に変身するんですよね~、便利です!^0^ モンゴルの甘い岩塩 250g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.12 10:49:50
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