テーマ:今夜のばんごはん(49984)
カテゴリ:懐かしい中国・台湾料理
中国では海の魚よりも川魚がよく食べられます。が、川の水がとてもとても汚いので、魚は大概泥臭く身もぶよぶよしていて、美味しい魚を食べ慣れた日本人にはあまり美味しく感じられません。だからこのブログでも、中華の魚料理レシピが殆どないんです^^;
・・・が、中国で食べた魚料理で唯一、日本人みんなが「美味しい!」と喜んで食べたのがこれ↓ あんの量が多過ぎて何が何だかよくわかりませんが、カラッと揚げた白身魚の甘酢あんかけ(糖醋鯉魚・タンツーリーユィ)です。中国では鯉や雷魚なんかが使われることが多いですが、白身魚なら何でも美味しくできます。今回はこの時期お安い塩ダラを使いました。取り分けるとこんな感じです↓ これの決め手は何と言っても魚をカラッと揚げること!カリカリの揚げたての状態で、アツアツのあんをジュッ!と言わせてかけられればベストです^^なので、甘酢あんは予め途中まで作っておいて、魚を揚げながら同時並行で仕上げるのが望ましいです。 甘酢あんには彩り・食感・味のバランスがよい野菜5種類(人参・椎茸・ピーマン・筍・玉ねぎ)を使っていますが、特に入れたいのが玉ねぎとピーマン。あとの具はあったりなかったりで構いませんが、玉ねぎ・ピーマンは共に食感がとてもよく、甘みと苦味が甘酢あんにピッタリ(酢豚でお判りですよね?^^)なので、できるだけ入れてください。また、もやしを入れても美味しいです。 甘酢の割合を覚えておくと、酢豚に使ったりオムレツやオムライスにかけて中華風にしたりと応用がききます。揚げだし豆腐にかけても美味しいので、是非覚えてくださいね^^ 酢豚って作るの結構手間なのに、あまりご馳走っぽく見えないですよね?なのに魚を使うと途端に豪華に見えるのが不思議です。食べ応えがあって満足度の高い一品、是非とも皆さんのレパートリーに加えてあげてくださーい!^0^ ≪シャキシャキ、とろ~り甘酢あんとカリッと揚げた白身魚がウマイ!糖醋鯉魚(タンツーリーユィ)≫レシピ:2人分 <材料> ・お好みの白身魚(今回は鱈を使用) 2切れ ・塩、コショウ、片栗粉 各適量 ・揚げ油 (甘酢あんの具・・・すべて大きさを揃えて細切りに) ・人参 5cm程度 ・椎茸 2枚 ・ピーマン 1個 ・たけのこ(水煮) 適量 ・玉ねぎ 1/4個 (甘酢あん) ・トマトケチャップ 大さじ2 ・調理酒 大さじ1 ・酢 大さじ1.5 ・醤油 大さじ1 ・砂糖 大さじ1/2 ・水 100cc ・片栗粉(大さじ1程度の水で溶く) 大さじ1/2 1) 甘酢あんの具は全て大きさを揃えて細切りにしておく。甘酢あんの材料は、片栗粉以外全て混ぜ合わせておく。魚は水気を切って塩・コショウで下味をつけておく。 2) あんを作る。中華鍋またはフライパンでまずピーマンのみ強火でサッと炒めて取り出しておき(色と食感を保つため)、次に残りの具を炒める。人参(最も火が通りにくい)に火が通ったら甘酢あんを加えて火を止め、蓋をして蒸らしておく。 3) 魚に片栗粉をたっぷりまぶし、180度の油で表面がこんがりサクッとするまでじっくり揚げる。 4) 魚が揚がりそうになったら2)のあんを再度温めてピーマンを加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。 5) 揚げたての魚を器に盛り(下にレタスや白菜を敷くと彩りもよく、一緒に食べても美味しいです^^)、できたてのあんをジュッ!とかけたらできあがり!魚がカリカリのうちにお召し上がりください!美味しいですよ~^^ ★甘酢あんにはコーンを入れても美味しいです(中国では意外とよく入ってます)。冷蔵庫にある野菜を上手に組み合わせて、おいしく作ってください^^ ★今回は鱈を使いましたが、オコゼやハゼをじっくり揚げてもとってもとっても美味しいです!いろんな魚でお試しくださいね。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.12 17:10:28
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