カテゴリ:南北アメリカ料理
やっぱり今週は更新滞りがちになっちゃいました^^;ごめんなさいm(_ _)m
昨日旅先から帰ってヘトヘトです・・・。週末はゆっくり寝るぞー!!! それはさておき、本題のレシピです。 南米各国の料理の中ではブラジル料理はあまり辛くなく、日本人の口に合うとよく聞きます。 なので先日、横浜は鶴見のブラジル料理店「セグレード」で現地の味を偵察してきました^^v 首都圏に住むブラジル人たちがこぞって通いつめるというこのお店、我々が行った日もお客さんは我々以外全員ブラジル人(日系の方も多いので、一見日本人か?と思いきや、思いっきりポルトガル語喋ってます^^;)。店内にはブラジルのビデオがエンドレスで流れ、壁にはブラジル国旗やブラジルの地図、聞こえて来る言語は100%ポルトガル語(もちろん、お店の方には日本語通じます^^;)。 かなりアウェーな雰囲気でしたがすごく美味しかったです。塩味中心の味付けで、尖ったところのないマイルドなものばかり(お料理に添えられていたにんにくとチリのソースみたいなのだけが辛かった)。お酒もサトウキビの味がするかなり強いヤツで、でも不思議と料理に合うんですよね~。 で、その中でも最も気に入ったのが「ドブラジーニャ」という、白い豆とソーセージ、ベーコン、それにトリッパ(ハチノス)を煮込んだ塩味のシチューみたいな煮物。ごはんとセットで出てくるので、かけて食べるとこれが超ウマ!!豆の旨味とソーセージ・ベーコンから出る旨味が、適度に歯ごたえのあるトリッパに絡むんですね~。これ、ごはんにホントよく合います。出てくるまでの間にかなりお腹いっぱいになっていたにも拘らず、ダンナさんと競うようにあっという間に完食してしまいました^^; ――というのが忘れられず、早速作ってみたのがコチラ↓ お店で食べたのよりなんだか豆がデカいです。なんででしょうね??^^;メニューに「白インゲン豆」って書いてあったので、スーパーで白金時豆買ってきて戻してみたんですが、種類が違うのかな~?^^;・・・まぁ些事はさておき、味的にはかなり近い感じに仕上がりましたよ^^ ポイントは「豆は予め長時間水につけておき、崩れないよう柔らかく茹でる(圧力鍋をお持ちの方なら簡単だと思います。私は持ってないのでひたすら長時間煮ました^^;)」「ベーコン、ソーセージは必須!できればパンチェッタ等、塩蔵にした肉を使うとよりウマイ」「トリッパの下茹では必須だが、あまりトロトロにせず適度な歯ごたえを残す」の3点だと思います。この日はベーコンがなかったのでソーセージだけ入れたんですが、若干コクが足りない感じ。 なので、一食分食べた後でトマトを入れてみたのがコチラです↓ レシピによっては最初から「トマトを入れる」となっている場合も多いので、現地でもいろいろなんだと思います。トマト入りももちろんウマイです^^豆もトリッパもトマトに合うもんね(というか、イタリア風のトリッパ煮の材料そのものですね)。 そんな訳で、大量に作って味を変えながら楽しむもよし、冷凍しておいて時々食べるもよし、煮込み料理はやっぱり多めに作るのが美味しいですね^^ 今回はお店でほんの少々入っていた人参を入れていますが、お好みでなくてもOK。逆に、入れたい野菜(ブロッコリーとか大根とか)を入れても美味しいと思います。 気取らないブラジル風煮込み、トリッパ好きな方は是非!お試しください!^^ ≪ごはんにかけて食べると止まらない!ブラジル風トリッパシチュー「ドブラジーニャ」≫レシピ:約4人分 <材料> ・白インゲン豆 100g (水煮の状態だと200gぐらい) ・トリッパ 200~300g ・粗引きソーセージ 4~6本 ・ベーコンまたは塩蔵の豚肉(パンチェッタなど) 80g ・玉ねぎ 1個 ・にんにく 2かけ ・(お好みで)人参 5cm程度 ・(お好みで)トマトまたは缶詰のトマト 1~2個または1/2缶 ・塩、コショウ 各適量 ・ローリエ 1~2枚 ・オリーブオイルまたは油 大さじ1程度 ・(お好みで)小ねぎ、あさつきなど 少々 1) 豆は5~6時間(または一晩)水に漬けておき、アク抜きのため何度か煮こぼしながら下茹でしておく(水煮のものを使う場合、この工程は省略^^)。トリッパも1~2時間下茹でし、臭みを取ってある程度やわらかくしておく。 2) にんにくと玉ねぎは粗みじん、人参は細かな千切りに刻み、茹でたトリッパは食べやすい大きさ(1cm×5cmぐらい)に切る。ソーセージ、ベーコンも食べやすい大きさに刻んでおく(我々が行ったお店では、ソーセージは縦4つ割、ベーコンは2~3cm幅に切っていました)。 3) 鍋に油を熱してにんにく・玉ねぎを炒め、にんにくの香りが出て玉ねぎが半透明になったらソーセージ・ベーコン、人参も加えて炒める。ここに下茹でした豆とトリッパ、水1.5リットル程度(トマトを加える場合はここで一緒に)、ローリエを加え、弱火~中火で2時間程度ぐつぐつ煮込む(こうすると豆のとろみが自然につきます)。 4) 煮詰まりすぎて水気が足りなかったら途中で水を加え、豆とトリッパが十分柔らかくなり、汁にとろみがついたら塩・コショウで味を調えてできあがり!お好みで小口切りのあさつきやねぎをパラっとかけて、ごはんに添えてどうぞ~!^^ ★煮込み料理なので、基本的に分量や入れる順番は「適当」でよいと思います。水の量もとりあえず入れた量ぐらいを書いていますが、圧力鍋を使う方ならもっと少なめの水で柔らかくなるので、適当に調整してください。 ★豆から出るとろみだけで汁にとろみをつけているので、水煮の缶詰等を使われる場合は缶詰の汁ごと入れ、足りなければコーンスターチか水溶き片栗粉でとろみをつけるとよいと思います。 ↓本格的に作るためにはコレを入れるそうです。ブラジルのソーセージ「リングィッサ」^^ グリルしてガブッと食べたいですね~!^0^ 保存料・着色料一切未使用のブラジル生ソーセージ!_リングィッサ カゼイラ (生ソーセージ 冷凍) 750g _ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008.02.22 07:45:46
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