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世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2008.03.06
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最近、自分の中で中東~中央アジア辺りの料理がブームです。

トルコやギリシャの料理に関心を持ち始めた辺りからこの傾向が膨らみつつあったのですが、食べてみたい料理を探して調べていくと、近隣諸国には同傾向でさりげな~く細部が違う料理があったりして、それも調べて作って・・・と、どんどん興味の範囲が広がって行くんですよね^^;とうとう最新の世界地図とか買っちゃいましたよ(笑)
西欧諸国や東・東南アジアの料理は日本でもポピュラーだし、既に一通り接した感があるのですが、東欧~中央アジア・中東・アフリカ・南米あたりは私にとっては未知の世界。調べ甲斐があります。

そんな訳で、いつしか中東用のカテゴリもでき(笑)、挑戦しましたイラン料理!(「ペルシャ料理」と言った方がいいのかな?世界史嫌いだったので、その辺の区分けがよくわからないんですよね^^;)「ゲイメ・シブゼミニ」(牛肉と豆、じゃがいものシチュー)です。

             ゲイメ・シブゼミニ(イラン風肉と豆・じゃがいものシチュー)

どうやら「牛肉または羊肉と豆のトマトベースのシチュー」を全般的に「ゲイメ」と呼び、じゃがいもを入れるか茄子を入れるかでその後の名称が変わってくるらしく、今回は揚げじゃがを入れたので「ゲイメ・シブゼミニ」。揚げ茄子を入れると「ゲイメ・バテムジャン」です。

これの特徴はなんと言っても酸味!赤いので辛そうなイメージですが、全く辛くありません。この色はターメリックの黄色とトマトの赤。辛い要素ゼロなんです。その代わり、現地では乾燥レモンを入れて酸味を出します。ターメリックと乾燥レモン(今回はレモンを多めに絞って代用)、それに少量のシナモンまたはナツメグでエキゾチックな香りが醸しだされます。
だから煮込んでいる間はと~っても芳醇な、複雑な甘みを連想させる香りがするのに、いざ口に入れると酸っぱい(笑)。不思議な美味しさです。でもトマトベースなので、日本人にも親しみやすいと思います。上の写真では昨日ご紹介したナン風のパン(→コチラ)に合わせていますが、ごはんにも合いますよ^^

今回、豆は缶詰のひよこ豆(ガルバンゾー)を使っていますが、本来はキマメや小型のそら豆を使うらしいです。ひよこ豆やレンズ豆なら中東でもよく食べられるし、と思って代用しました。キマメが入手できる方はそちらを使うとより本格的になりますが、他の豆でも十分美味しいです。

トマトのしみた揚げじゃがが適度なこってり感を添えて、このシチュー、なかなかウマイです。レモンの酸味もクセになります。今回はシチュー用の牛肉を使っていますが、今度は羊肉で作ってみたいと思います^^カレー用のターメリックをお持ちの方、カレーもいいですが中東シチューもいいですよ!是非、お試しください!^0^


≪トマトの染みた揚げジャガがウマイ!イランのシチュー「ゲイメ・シブゼミニ」≫レシピ:2~3人分

   <材料>
       ・牛肉または羊肉(シチュー用)          200g
       ・キマメまたはひよこ豆またはレンズ豆     水煮で120g(1カップ強)程度
       ・玉ねぎ                       3/4~1個
       ・じゃがいも                     2個
       ・トマトペーストまたは生のトマトまたは缶詰   
                       ペーストなら大さじ2、生なら2個、缶詰なら1/3缶程度
       ・レモン汁                     1/2個分
        (乾燥レモンの代用なので、入手できる方はそちらを使うのがベスト)
       ・オリーブオイル                  大さじ1~2
       ・揚げ油                       適量
       ・塩                          適量
       ・ターメリック                    小さじ1.5
       ・シナモンまたはナツメグ             お好みで
        (オールスパイスでもよいです)

1) 肉は食べやすい大きさに、玉ねぎは粗みじん、じゃがいもはフライドポテトのように拍子木に切る。トマトは細かく刻むかつぶしておく。

2) 鍋にオリーブオイルを熱し、中火で玉ねぎを炒める。半透明になってきたらターメリックを加えて更に炒め(これが良い香りの素のようです)、牛肉を加えて色が変わるまで炒める。

3) シナモンまたはナツメグ(お好みで。入れなくてもよいです)、塩を加えて軽く味を馴染ませ、豆(缶なら汁ごと)と水600~800cc程度を加えて煮立つまでは強火、その後は弱火でことこと30分~1時間程度、肉が柔らかくなって味が落ち着くまで煮込む。途中で水が足りなくなったら足してください。

4) 煮込み始めたあたりでじゃがいもを素揚げにし、3)に加えて一緒に煮込む。煮崩れない程度に時間を調整してください(煮込んだ後のシチューにフライドポテトを合わせる、とするレシピも多数ありましたが、一緒に煮込んだ方が揚げた油がシチューに馴染んで美味しいと思います)。

5) 適度なとろみがついていい感じに煮えたら、レモン汁を加えてざっと混ぜてできあがり!少し味が落ち着いてからの方が美味しいので、早めに作っておくのをオススメします^^


★トマト味の煮込み全般に言えることですが、火を止めた直後よりもしばらく置いて味を馴染ませた後の方が、全体的に味が落ち着いて美味しく食べられます。朝作って出かけて、帰宅して夕食に食べる・・・ぐらいの感じでもいいかも知れません。

★本文でも触れましたが、素揚げのじゃがいもの代わりに素揚げの茄子(皮をどの程度むくかはお好みで)を入れても美味しいそうです。「ゲイメ・バテムジャン」という、こちらもかなりポピュラーな一品のようですよ^^とろとろの揚げ茄子にトマト、合いますよね^^


   ↓という訳で、本来はこれが入ります、樹豆(インド名トゥールダール)。
    平べったいので早く煮えるそうです^^

     ツールダール(イエロースピリットビーンズ)【500g】


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Last updated  2008.03.06 10:30:28
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