カテゴリ:中央アジア・中近東~アフリカ料理
2ヶ月ほど前、チュニジア料理屋さんでいろいろ食べた中で最も「家で作りたい!」と思ったのが、ピーマン、玉ねぎ、茄子、トマトなどを網焼きにしてペースト状にした焼きサラダ、 「サラダ・メシュイア(メシュア、メシュイヤ)」でした。入っている香辛料の種類がわからず、しばらく調べて満を持して作ってみたのがコチラです。
お店で食べたものに比べて若干色が薄いですが、赤いパプリカを加えればもっと近い色になったかな?と思います。でも味的には大分近いものができました。焼いたピーマンの香ばしい香り、スパイスの辛味と香り、それにオリーブオイルが絶妙にマッチして、ハマると止まらない美味しさです。そのまま食べても美味しいですが、パンにたっぷりのせて食べるのがポピュラーだとお店では聞きました。付け合わせにはゆで卵やオリーブ、生のトマトがよく合います。お店では、ツナと一緒に出てくることも多いです。 作り方のポイントは、何と言っても「野菜を香ばしく焼く」の一点です。皮が黒く焦げるぐらいに焼いて手早く皮をむき、フードプロセッサーにかけて粗いペースト状にします。焼き方が足りないとイマイチ味がぼやけ、水っぽくなってしまいます。ここに香辛料とオリーブオイルを加えるのですが、作りたてよりも味が馴染んだ数時間後の方が美味しくなります。前日から作っておいてもよいと思いますよ^^ 中東ではこうしたペースト状の美味しいメニューがたくさんあります。この日はサラダ・メシュイアを含めて4種類のディップを作り、ワインと共に美味しく頂きました^^ サラダ・メシュイア以外はマッシュしたじゃがいものにんにくディップ「スコルダリヤ」 、レンズ豆とオリーブのディップ「エリオサラタ」(別途レシピアップ予定)、それにきゅうりのヨーグルトディップ「ジャジュク」(同)です。いずれもトルコ~ギリシャ、中東辺りで作られるものだそう。 ディップ料理、オリーブオイルを使ったものは日持ちもするし、食卓が賑やかになります。ちょっと時間のあるとき、いくつか作ってパンとスティックサラダを添えたランチなど、いかがですか?^^ ≪グリル野菜の旨味がぎっしり!チュニジアのペーストサラダ「サラダ・メシュイア」≫レシピ:2~4人分 <材料> ・ピーマン 2個 ・ししとう 4~5本 ・茄子 1本 ・トマト 1個 ・玉ねぎ 1/4個 ・にんにく 1~2かけ ・オリーブオイル 大さじ1~2 ・塩 適量 (合わせ調味料・ハリッサ) ・コリアンダー 小さじ1 ・クミン 小さじ1/2 ・キャラウェイ 小さじ1/2 ・スペアミント(なくても可) 小さじ1/2 ・にんにく 1かけ ・チリパウダー 小さじ1/2 ・オリーブオイル 20ml 1) 合わせ調味料「ハリッサ」を作る。材料を全てすりつぶすように混ぜ合わせる。辛さはお好みで調整してください。 2) にんにく以外の野菜は全てグリルまたはオーブン、網焼きなどで表面が黒くなるまでこんがり焼き、皮をむいて種を取った後粗く刻み、フードプロセッサーにかけて粗いペースト状にする。にんにくはすりおろす。 3) 2)にオリーブオイル、にんにく、塩、ハリッサ小さじ1程度を加えてよく混ぜ、冷蔵庫で2~3時間以上味を馴染ませたらできあがり!お好みで、キャラウェイとコリアンダーは増量してもよいと思います。 ★今回は入れませんでしたが、パプリカを入れるとより現地味に近付くと思います。茄子は入れないというレシピも多いのですが、私が食べた何軒かのお店のうち、最も美味しかったところでは茄子の風味が利いていたので入れました。その辺りはお好みでどうぞ^^(追記:2008年6月10日、分量を変更しました。ししとうを加え、その分ピーマンを減らして、にんにくは「焼いてつぶす」から「生のまますりおろす」に変更しています) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.10 15:00:34
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