カテゴリ:中央アジア・中近東~アフリカ料理
えー、ギリシャガイドも未だ終わっていませんが(もう1か月も前なのに・・・)、月日は刻々と流れ、毎日作る料理&写真もアップされぬままどんどんたまっております。すみません。半期決算もようやく終わり、今はちょっと気が抜けているぱんだ隊長です。
・・・そんな訳で、久々にギリシャとは関係のない、最近作って美味しかったものをご紹介。 ↑コチラ。 「何?」って思われた方が大半でしょう。ドバイの空港で買ったレシピ本によると、レバノン・シリア・ヨルダン辺りの料理で、名前は「KIBBIT BATATA BI SANIEH(原題)」・・・って、アラビア語知らないし読めない!英語の「POTATO KIBBI」ですら、後半の読み方に迷う!そんな訳で、掟破りの「英語のままご紹介」です。まあ「キビ・バタタ・ビ・サニエ」とか「ポテトキッビ」とかそんな感じでしょうけども。 中身は、じゃがいもとブルグル(ブルガー)小麦、玉ねぎです。本来はパセリをこれでもか!というほど大量に加えるようですが、私は苦手なので割愛しました。 ブルグルを食べたことのある方なら、きっと材料を聞いた時点で味・食感の想像がつくと思うのですが、これ、すごーく美味しいですよ!ブルグル特有のプチプチ感と香ばしさにポテトのホクホク感と玉ねぎの甘みがよく合います。味付けはシンプルに塩・コショウ・オリーブオイルだけ(お好みでミントとシナモンを加えます)ですが、ブルグルに主張があるので十分美味しいです。 アップにするとこんな感じ。食感の感じが伝わるかな? 味付けがあっさりしているので、肉料理や煮込み料理のサイドメニュー、主食代わりに最適だと思います。 これはとにかくブルグル頼みの一品なので、是非ブルグルを買ってお試しください。クスクスでは風味も食感も足りないので、残念ながら代用はオススメできません。ブルグル、買った当初はコツがわからず美味しく使えなかったのですが、やはり中東料理はクスクスではなくブルグルの方が合うんだな、と思いつつある今日この頃です。 今回も作り方は簡単。ちょっと目先の変わったアラブ料理、お客様にも喜ばれると思います。合わせやすくてオススメですよ!! ≪独特の食感と香ばしさ&まろやかさがウマイ!レバノン・シリア・ヨルダン料理の「POTATO KIBBI」≫レシピ:約2人分(直径22cmのパイ皿1台分) <材料> ・じゃがいも 小さめを2個(200~250g程度) ・ブルグル 1/3カップ強 ・玉ねぎ 1/2個 ・(お好みで)パセリ みじん切りを大さじ3程度 ・オリーブオイル 大さじ2~3 ・塩、黒コショウ 適量 ・(あれば)ミント、シナモン お好みで ・(必要に応じ)小麦粉 少々 1) ブルグルはさっと洗い、倍量程度の熱湯を注いで蓋をして15程度蒸らして戻しておく。じゃがいもは皮をむいてレンジで4~5分加熱(柔らかくなるまで)してマッシュする。玉ねぎは半量をすりおろし、残りは薄くスライスしておく。 2) 戻したブルグル(余計な水気は切ってください)、じゃがいも、玉ねぎのすりおろし、パセリ、塩・黒コショウ、あればミントとシナモンをボウルに入れてよく混ぜる。パサついて水気が足りなければ水を加え、逆にべチャッとしているようなら小麦粉を加えて硬さを調整する。 3) 耐熱皿にスライスした玉ねぎとオリーブオイル少々を敷き、この上に3)のタネを広げる。高さが均一になるよう、ゴムべら等で整え、ナイフや包丁等で表面にダイヤモンド状に軽く切り目をつける。オーブンは180~200度に予熱。 4) 3)の表面にもオイルをたらし、予熱したオーブンで20分程度、表面が美味しそうな黄金色になるまで焼いたらできあがり!温かい方が美味しいので、冷めたらレンジアップしてください。 ◆好き好きですが、個人的にはシナモンは入れた方が美味しいと思います。ブルグルの風味に合うんですよね。ポテトとの相性もよいので、普通のがなければシナモンシュガー・オールスパイスでもよいので是非加えてみてください。 ◆「KIBBI」という料理はこれをベースにいろんなバリエーションがあるようです。ボール状にしたものや、間にミンチを挟んだものなど。近々、別バージョンを試してみたいと思っています。お楽しみに! ↓という訳でブルグル。これがないとこのお料理は作れません^^; リスコ ブルガー小麦 中挽き ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.21 21:51:27
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