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世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2011.01.29
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トリコロールフェスタ帰りの晩ごはん。
18時前に家に着いたものの、お昼が軽かった分おなかが空いていたので(^^;)、比較的手早くできるものを作りました。

      110129ディナー

今日のメインは、先々週から漬けていたキャベツの漬物を使ったロールキャベツ。クロアチアやギリシャでも同様のものが作られますが、今日はルーマニア風に作ってみました。クロアチアでは「サルマ」ですが、ルーマニアでは「サルマーレ」と若干名前が変わります。

◆サルマーレ(ルーマニア風発酵キャベツのロールキャベツ)

      110129サルマーレ

お米入り。

      110129サルマーレ断面

基本的な作り方は、以前ご紹介したクロアチア風と一緒(こちらをご覧ください)ですが、ルーマニア風の特徴は、クロアチア風よりも小さめに巻くことと、パプリカやナツメグの代わりにディルをたくさん入れること。ディルの甘く爽やかな香りが食欲をそそりますスマイルやっぱり発酵させたキャベツで作ると美味しい!


今日、何故ルーマニア風にしたかと言うと、主食をこれにしたかったから。

      110129ママリガ

◆ママリガ(ルーマニア風、コーン粉のポレンタ)

イタリアで言うところの「ポレンタ」とほぼ同じものです。要はとうもろこし粉をお湯で練り上げたそばがき的な食べ物。ちょっと力と時間が要りますが、とうもろこしの甘さと香ばしさが、たま~に無性に食べたくなるクセになる食べ物。汁気の多いお料理によく合います(→過去エントリの「ヴェネツィア風イカのトマト煮」など)。

      110129ママリガ作り

ルーマニアではママリガにチーズやバター、乳製品を混ぜて食べることが多いそうですが、今日はサルマーレを薄味に作ったので味を感じるものが欲しいかな?とチーズの他に様々なペースト類を添えてみました(イタリアで買ったトリュフのペースト、アーティチョークのペースト、自家製のいちぢく甘煮)。


サルマーレとママリガ、何ゆえギリシャやクロアチア・イタリアをスルーして「ルーマニア風」にしたかと言うと、これに合うかな?とイメージしたからでした。

      110129シコンのグラタン

◆シコン(チコリ、アンディーブ)のグラタン。

以前から作ってみたいと思っていたチコリのグラタン。ベルギーの代表的な料理で、オランダでも似たものが作られるようです。私の中では、どっしりとしたベルギー料理はフランスよりも東欧に近い感じのカテゴリなので、同じく東欧のルーマニア料理を合わせてみたという訳でした^^;

さてさて、スーパーでチコリが安くなっていたのでようやく作れたグラタン。

      110129グラタン断面

これ、とっても美味しかったです目がハート

最初、見た目で「これ何??」と訝しげだったダンナさん、切ってみて「白菜?じゃないよね^^;何だっけこれ?」「チコリだよスマイル」「あーそうかー、・・・(モグモグ)あっ、これウマイ目がハート苦味がいいねー、大人のグラタンって感じ」

そう。苦味がポイントなのです。ベルギーではレタスもグラタンにすると聞きますが、チコリも同様に苦味が美味しい野菜。加熱して食べたのは初めてでしたが、加熱しても負けない風味を持っています。

苦味を効かせるポイントは、予めチコリをブレゼ(蒸し煮)して、出てきた汁をホワイトソースに混ぜること。これで苦味が香るオトナ味のホワイトソースになるのです。当然ですがこれがチコリに合う!パンにつけても美味しいし、蒸したじゃがいもにつけても美味しそう。ママリガにもぴったりでしたスマイル

チコリ、生で食べても美味しいですがグラタンはより美味しい!また安いときに狙って作ってみたいと思います。



≪オトナの味のホワイトソースが美味しい!苦味がポイント、ベルギー風「シコンのグラタン」≫レシピ:2人分

1) チコリ1個は縦半分、大きければ1/4に割り、バターを敷いたフライパンで表面を焼きつけ、白ワイン30cc程度を振り、蓋をして蒸し煮(ブレゼ)する。出てきた汁は使うので、あまり煮つめないでください。

2) ブレゼしたチコリを取り出し、1切れをロースハム2枚で巻いてグラタン皿に置く。ブレゼした残りの汁は取っておく。

3) 別のフライパンにバター大さじ半分を溶かし、小麦粉大さじ1.5程度を炒め、小麦粉臭さが消えたら、温めた牛乳300ccを少しずつ加え、ダマにならないよう溶いて煮詰め、塩・コショウ・ナツメグで味付けしてホワイトソースを作る(市販のものを使ってもOK)。とろみがついたら、2)のブレゼ汁を加えてのばす。

4) 3)のソースを2)のチコリの上から注ぎ入れ、チーズ(できればゴーダ)を振って200度のオーブンで12分程度、いい色になってぐつぐつ言うまで焼いたらできあがり!アツアツをどうぞ音符


★オランダ風に作る場合は、チコリを巻くハムの内側にマスタード・マーマレード・トマトピューレを塗りつけ、より濃厚な味にするようです。そちらも美味しそうスマイル

★薄味に作るので、ハムの味も重要です。添加物や調味料があまり入っていない、シンプルで美味しいハムを使ってください。


うーん美味しかったぽっワインにぴったりです。またお気に入りのメニューが増えましたきらきら


そして、多めに作ったので残ってしまったママリガ。明日は二次加工したいと思います(いひ、実はそれを見越して多めに作ったんですよ♪)。楽しみ!


今日もとっても美味しかった!ぺろりごちそうさまでしたウィンク


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Last updated  2011.02.01 06:34:13


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