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世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2012.02.09
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今日は作ってから長いことアップしそびれていた東欧系料理のご紹介。
先月北イタリア料理にはまっていた時に「北イタリア」の流れで作った、でも本来ドイツやオーストリア、スイス辺りでよく食べられているパスタです。


◆ほうれん草のスペッツリ・カッテージチーズ添え

      P1070726.JPG

「スペッツリ」はイタリア語の読み方。「シュペッツェレ」あるいは「シュペッツレ」のドイツ語の方の名称でなら聞いたこと、食べたことがある方も多いと思います。とろっとした小麦粉の生地を熱湯にポトポト落として茹でる、こねないニョッキ的なパスタ。もちもちした食感ながら、粒状なのでニョッキほど重たくありません。

これ前々から作ってみたかったんですが、専用の器具を買うのも大仰なのでそれっぽい代用品を探し、これかな?と思ったのがこれ。

      P1080692.JPG

金属製の落し蓋うっしっし

大きい方の穴がちょうどいいかなと思い使ってみましたが、個人的にはアリ。穴の数が少ないため一度に落とせる量が少ないのが難点ですが、2人分程度までならどうにかイケます。味的には想像通りにできたので、我が家で作る分にはこれでOK。ダンナさんがこの手のものが大好きなので、大好評でしたよウィンクすごく可愛い食感と味で、いろいろ作って試したくなるパスタです。


≪作る過程も楽しい東欧風パスタ「ほうれん草のスペッツリ・チーズ添え」≫レシピ:約2人分

1) 小麦粉100~120gに茹でて水気を絞って刻んだほうれん草1/3わと卵1個、水適量を混ぜ、フードプロセッサー等でよく混ぜて天ぷらの衣程度の固さにし、塩少々で味付けする。水は最初少なめに入れて調整するとよいです。

2) 鍋に熱湯をわかし、沸騰したら均等な穴が空いている器具(今回は落し蓋を利用。おろし金等でもよいかも知れません)を鍋の上10cm程度のところに持っていき、1)の生地をおたま1杯程度ずつのせ、ゴムべら等でこするようにして穴からポトポト落として茹でていく。

3) 全部落とし終えて浮き上がってきたら、ざるにとってリコッタまたはカッテージチーズをたっぷりのせてできあがり!


★ミートソースやトマトソースにも合い、付け合わせに使うこともあるようです。付け合わせの際はバターで炒めておくみたい。

★ほうれん草を入れないプレーンな生地の場合、小麦粉を牛乳で溶いたり、生地に少々オリーブオイルを混ぜたりすることも多いようです。お好みでどうぞ。


今日のは旬のほうれん草を練り込んだ生地。
リコッタ代わりに余っていたカッテージチーズをどっさりのせてみましたが、相性の良い組み合わせで美味しい!それにこういうクリーミーな煮込みも合います↓

      P1070727.JPG

これはきのこと玉ねぎをバターで炒め、小麦粉少々を振って牛乳と生クリームでのばしたロシア風の煮込み。東欧~ロシア辺りは料理が似ているので、国をまたいでもよくなじみます。

      P1070724.JPG

なのでこの日のメインもこれでした。東欧料理のメインと言えば!お馴染みですよね。


◆ハンガリー風グーラッシュ

      P1070723.JPG

「グヤーシュ」あるいは「グラーシュ」、国をまたぐと微妙に発音が変わるので難しいですが、これも北イタリアでも作られるそうです。

ただお肉の大きさや種類、スパイスは地域ごとに変わるようなので、今日はハンガリー風にパプリカをたっぷり使い、キャラウェイやクミンも入れてドイツ色を出してみました。


≪キャラウェイとクミンが香る、ハンガリー風グーラッシュ≫レシピ:2人分

1) シチュー用牛肉200gは塩・コショウした後軽く小麦粉をはたいておく。にんにく1かけはみじん切り、玉ねぎ1個はスライス、にんじん1本は皮をむいて乱切り、セロリ(嫌いなので割愛)1本も乱切りに。ピーマン1~2個(できれば赤いもの)は食べやすい大きさに切る。

2) 煮込み用の鍋にオリーブオイル大さじ1を敷いてにんにくのみじん切りを弱火で炒め、香りが出てきたら中火にして玉ねぎも加えて炒める。

3) 2)に肉を加えて各面に焼き目をつけ、残りの野菜も加えて全体をざっくりと混ぜ、油が行きわたったら赤ワイン50cc、ホールトマト1/2缶、パプリカ大さじ3、キャラウェイシード・クミン各小さじ1/2を加えて2時間程度煮込む(今日は圧力鍋で短時間で仕上げました)。

4) 具がしっかり柔らかくなったら塩・コショウで味を調えてできあがり!


ん~、キャラウェイとクミンを入れたのは大正解ですが、まだパプリカが今一つ足りない感じがするのは普通のパプリカを使っているからかなあ。

現地では燻製のパプリカも入れているようで、以前都内の東欧料理のお店で食べた味に近づけるには必要な感じがします。あとドイツで食べたのはもっとトマトクリーム系の味だったんですよね。トマトが効いていて、それはそれで美味しかった(⇒それを再現しようとしたむかーしの記事はコチラ)。

あと、嫌いでもセロリは入れた方がよさそう・・・- -;
かぶでもいいかなとも思うんですが、西洋っぽい苦みのある野菜が何かしら入るといいような感じ。お肉は今日はスネを使いましたが、私は頬肉の方が好みかな。小さくカットされているものより、ある程度ゴロッと大きいものの方がよく味がしみるようです。



うーん、奥が深いぞグーラッシュ(グヤーシュ、グラーシュ、グーラシュ)・・・。
東欧料理はどっしりしていて食べる側にも力が必要なので、我が家ではそれほど多く登場しないジャンルですが、たまにチャレンジすると楽しい。作り方自体は簡単なので、材料の揃う方は是非つくってみてください。


この日のメニュー全体はこんなでした↓

   P1070722.JPG


今日も美味しかった!ぺろり今日もごちそうさまでしたウィンク


↓買っちゃおうかな~^^;

エストレマドゥーラの特産品伝統製法で作られた燻製の香り高いスペイン産 原産地呼称付き スモークパプリカパウダー

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Last updated  2012.02.11 10:27:51


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