カテゴリ:懐かしい中国・台湾料理
という訳で、現在大分に来ております。
が、大分関連エントリを書くため写真等をまとめる時間がまだないので、そちらはまた後日(明日は朝から熊本へ移動するので、アップしている時間がないかも知れません)。本日は途中まで書いてあった、最近作った中華ごはんのお話を。 ぐつぐつ。 まぜまぜ。 こっちはホイルで落し蓋してぐつぐつ・・・ じゃん! 久々にがっつり中華をつくりました。 私は夏になるとギリシャ料理やスペイン料理、寒くなってくると中華やイギリス料理、それに和食を作りたくなるようで、「中華食べたいなあ」と思うと「もう冬も近いのね」と気づきます。 そんな訳で久々の中華料理フェアですが、「寒さに負けないあったかい料理」というよりは VIVA!肉祭り( ̄(oo) ̄)ノ 的なラインナップとなっております。 作り始める前にスーパーに買い物に行ったら、牛・豚・鶏すべてのお肉をかごに入れていた私。ダンナさんがわくわくしていました。 そんな本日のメニューは ◆牛肉面(牛筋肉の醤油煮込みうどん) 広東風の「紅焼牛筋」(牛筋肉の醤油煮込み)を作り、ごはんにのせるか麺にのせるか迷いました。が、ポウチャイ飯(香港風の土鍋ごはん)を作る予定だったのでこちらは麺に。中国語では麺は「面」と表記します。 牛筋肉を湯通し→煮込み鍋に肉が隠れる程度の水+にんにく(つぶして1かけ)、しょうが(スライス数枚)、長ネギの青いところ、ローリエ、醤油大さじ3~4、砂糖大さじ1、紹興酒適量、八角を混ぜた煮汁を沸騰させ、その後弱火で1~2時間。香りが弱ければ仕上げに五香粉をプラスしてもいいです。ここまでで牛筋煮込みのできあがり! 八角がとっても良い香りで食欲をそそります。もちろんこのままでも美味しい一品料理。たっぷり作っていろいろ使いまわすのもオススメ。 麺は中華麺でももちろんいいですが、今回は太めのうどんを使用。刀削面のような素朴な麺に、このお肉はよく合います。 鶏ガラスープの素とコショウを加えた水250~300ccを煮立て、牛筋肉の煮汁を加えて好みの味に調整してスープを作り、麺・肉・茹でた青菜(青梗菜でも小松菜でも)を入れた丼に注いでできあがり! ◆鎮江排骨(豚スペアリブの黒酢煮) 以前上海出身の友人宅でご馳走になり、作ってみたいと思っていたスペアリブの中華煮。コクのある中国黒酢を煮詰めてこってり感を出すのがポイントです。今回、中華街へ行く時間がなく、近所のスーパーで中国産の黒酢を買えなかったため日本の黒酢を使いました。中国のを使うともっとコクが出たのですが、十分美味しくできましたよ! ≪スペアリブの素揚げと煮汁を煮詰めてコクを出すのがポイント!中華風スペアリブ「鎮江排骨」≫レシピ:1パック分 1) スペアリブ1パックに醤油・紹興酒をまぶして揉みこみ、20分ほど置いて味をなじませる。 2) 180℃の油で1)を揚げる。表面がカリッとするまで、ところどころ返しながら3~5分ぐらいかな?この素揚げをすることで、煮汁がよく絡み、柔らかく仕上がります。 3) スペアリブが入り切るサイズの鍋に油を切った2)を入れ、ひたひたの水を注ぎ、黒酢大さじ3、醤油大さじ2、砂糖(三温糖などコクのあるもの)大さじ2、紹興酒大さじ1.5と包丁で叩いて香りを出したにんにく1かけを入れ、アルミホイルで肉を覆う落し蓋をしてから蓋をし、煮汁が煮立つまでは中火、その後弱火で30~40分、時々肉を返しながら煮込む。 4) 煮汁が殆どなくなったら肉を取り出して茹でた青菜と共に皿に盛り、好みで煮詰めた煮汁をかけてできあがり! ダンナさんが大喜びでかぶりついてました。たまにはこういうのもいいです。 これは油はねやカロリーを気にして素揚げを省くと味がガクッと落ちてしまうので、せっかく作るなら素揚げは必須!思ったほど油ははねません。ただ煮るだけで簡単なのに、とってもとっても美味しく仕上がりますよーヾ(o´∀`o)ノちょっとゴージャス感が出るので、パーティ等にもオススメです。 ◆きのこと鶏肉・里芋のポウチャイ飯 「ポウチャイ飯」については、以前詳しく書いたのでこちらの過去エントリをご覧ください。 椎茸とえのきが余っていたので入れようかなー、あっ里芋もある!と思ったので全部入れてみました。基本の作り方は上のリンクと同じですが、ポイントが2点ほど。 ★土鍋に予め薄くごま油を塗っておく(鍋に米がくっつきにくくなる+おこげが美味しくできます) ★具をのせる前、お米の上に千切りにした生姜をのせる こっくりした感じの具ばかりで作ったので、生姜がすごくさっぱり感を出していい引締め役になってくれました。今回は具にはあらかじめ醤油を絡めてあります。 ダンナさんがこれも絶賛。「ごはん美味しいー」とおかわりして食べてました。やっぱり土鍋炊きのごはんは美味しいですよね。お米はごく普通の日本米を使用。 ◆台湾風茄子のバジル炒め これは新作です。たまたまこの日、熊本産のでっかい茄子があったので、果肉がソフトでアクの少ないこの茄子はこのお料理に合いそう!と試してみたら、 ウマかったーヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノ 初めて食べる味です。 バジルをイタリアン以外で使ったのも初めてなので、辛くなるのでは??と思っていましたが、辛いというより清涼感が絶妙ですごく美味しい。ごはんによく合うし、冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも大活躍です。これは定番入り決定! ≪ご飯のおかずにも、おつまみにも!クセになる清涼感「茄子のバジル炒め」≫レシピ:作りやすい分量でどうぞ 1) 茄子(太目でアクが少ないものをオススメ)は縦4つ~6つ、長さ6~7cmに切って水にさらしてアクを抜き(アクが少ないものならそのままでOK)、ラップでくるんでレンジで軽く温めて蒸しておく。 ※素揚げにするレシピが本来ですが、さっぱり作りたかったので蒸しました。私は蒸したバージョンの味が好き。 2) にんにく1/2かけをみじん切りにしてフライパンに入れ、油大さじ2程度を入れて温め、にんにくの香りがして来たら1)の茄子を入れて炒める。 3) 全体に油が回ったら、枝を取って大きなものは適度にちぎったバジル1/2袋程度と醤油・砂糖を加えて炒め合わせ、仕上げに酢少々をたらしてできあがり! ★ひき肉を入れて作る作り方もありますが、茄子だけで十分美味しいです。主菜にするならお肉を入れて作ってもいいですね。 本来、これは台湾バジルを用いて作るお料理なので、きっと本場ではもっとオリエンタルな味だろうと思います。でもスーパーで手軽に買え、家庭でも簡単に栽培できる一般的なバジルで十分美味しくできたので、私的には大満足! この日は夜も中華にしたのですが、さすがにお昼にこれだけボリュームのあるものを食べると夜はおかゆがたいへん美味しく感じる(笑)中華ってよくできてるよなあと思います。食の安全という面では中国産の、特に加工品はあまりお勧めしませんが、中華料理はやっぱり美味しい。これからの寒い季節、身体を温めてくれる中華ごはんもまたいろいろ作ってみたいでーす という訳で、ふたたび行ってきまーす お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.08 16:24:46
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