先週も観に行ったバスケットの天皇杯「オールジャパン」、昨日が男子の決勝戦でした。
昨年のことをすっかり忘れて開場15分前に現地に着いたらやはりアリーナ席は手前側のゴール裏以外ほぼ満席。「横から見る」でいい席を取るには先攻入場つきのチケットを買わないとまず無理みたいです。 でも、ゴール裏は私にとってはベストポジション! うわ小柄に見える選手でも(※それでも180cm弱はあるのがバスケ界)こんなに跳んでる!とか うっわこの上から打っちゃうんだ!(しかも入る)とか 戦術を観るなら「横」あるいは「上」から観る方がよくわかりますが、選手たちの表情や身体能力をより臨場感たっぷりで観るなら断然ゴール裏です。バスケの戦術はまだよくわからないので、私はこっちで観る方が純粋に「うわーすごいなー」と楽しめて好き。 それに。 サンディーかわいいよサンディーヾ(o´∀`o)ノ 「横」側の通路は狭いので、マスコットを捕獲するにもゴール裏の方が好都合です。 という訳で、本日の対戦カードは「日立サンロッカーズ東京 VS 広島ドラゴンフライズ」。 日立はサンディーかわいい+会場がわりと近い(特に大田開催はベスト)こともあって毎シーズン2~3試合程度はホームゲームを観に行きますが、今シーズン発足した広島を生で観るのはこれが初めて。残念ながらマスコットはまだいません。 新クラブだけあって、チームが始動するかなりぎりぎりまで選手が揃いませんでしたが、今季はリーグも混戦模様ということもあって、広島はなかなかの善戦(昨年末時点でウエスト3位)。ウエストのチームを見る機会は少ないので、この大会で広島を観ておきたいなと思ってましたが決勝まで進んでくるとは!すごい!! それにですね。 同じ顔、同じ背の高さにほぼ同じ体格。 日立の#15竹内譲次選手と広島の#10竹内公輔選手は、ご覧の通り双子の兄弟。 別々に見ると「同じ」と思いますが、2人一緒に見ると見分けがつきそうな二卵性です。譲次選手は昨季終盤から日立を観るたび楽しみにしていた選手ですが、公輔選手がプレーするのを観るのは初めて。いつも前所属トヨタの試合を観に行くたびに怪我してたんですよね。バスケを全く見なかった私でもインカレ代表時代から名前だけは知っていた竹内ツインズ、もう30歳なんですね、早いなあ~。 やっぱりどこか動作も似てる(笑) という訳で、まずは試合前のアップから。 準決勝はなんとインフル罹患で応援に来られなかったサンディー、余程うずうずしていたのか、それとも実はまだちょっと熱があるのか(笑)いつも以上に自由自在。 いつも通りフェンスを乗り越え カメラさんにはもれなくアピールし アップ中の選手にも絡みます(これ見るといつも「サッカー界じゃあり得ないなー、すごいなあ」と思います。試合前の選手ってピリピリしてるし、ピッチにマスコットが入るとかあまり考えられないですよね。ロアッソですらしないからなあ)。 しかも すげー息ぴったりΣ(゚ロ゚;) バスケの選手って全体練習以外は個々にストレッチしたりシューティングしたりしているので、ストレッチの順番はひとりひとりばらばら。木下のそれを完璧に習得していたサンディー、いつの間にΣ(゚ロ゚;)!? 木下が呼ばれてその場を離れる際には手を振り合う2人、ラブラブか!けどこの大舞台でそれだけの余裕がある木下はさすが。今季の日立は木下・竹内がコートにいるかいないかで雰囲気が変わります。2人が入ると落ち着く。そういう存在がいるチームはいいなと思います。 かと言って、前シーズンまで日立のポイントガードだった西村も、今季移籍した千葉ジェッツで大活躍している訳で、やはり適材適所って大事だよね、とつくづく感じます。 そんな訳で、試合ですが 81-66で日立の圧勝でした。第1ピリオドから一度も広島にリードを許さず、点差の開いた最終ピリオドではベンチ全選手をコートに送り出す余裕、まさに「完勝」以外の何ものでもありません。 サポーターの皆さんもすごく嬉しかっただろうなあ~。日立はここ数シーズン苦戦してきたので、嬉しさもひとしおでしょう。苦しいシーズンを支え続ける気持ちはすごくよくわかります。おめでとうございました! 広島からも大勢のサポーターが訪れ、懸命に声援を送っていました。きっちり等間隔に位置するおじさんたちのハチマキ&ハッピとチームカラーの朱色がどうも「カープ」を連想させますが、地方が盛り上がるのはすごく良いこと。これを機にシーズン後半もリーグをかき回してほしいなあ。 試合を通しての感想は、最初から全く油断せず、落ち着いて自分たちのバスケをやり切った日立と、初めての大舞台で固さと若さが大きく出た広島の差が、ひょっとしたら実力以上の点差をつけてしまったのかな、という感じでした。 もちろん、今季イースト首位を独走中の日立と、若い選手の多い広島では実力自体にも差があったとは思います。が、リードされているという焦りがミスを生み、さらに焦って相手に簡単にボールを奪われ、いとも簡単に得点を許してしまう負の連鎖を断ち切れずにゲームが終わってしまったことが残念。競った時間帯がほぼなかったなあ…。そこが新しいチームの難しいところかも知れません。ただ、いいなと思える選手は竹内以外にも何人かいるので、この経験がメンタルを強くするきっかけになるといいな。 ――で。 もしもですよ。試合前の選手をリラックスさせることにサンディーが貢献していたのだとしたら!もしもそれで日立がより「ホーム」っぽい雰囲気で試合ができたのだとしたら! 広島もまずはかわいいマスコットを作ればいいんじゃないかなあヾ(o´∀`o)ノ その方が観に行くの楽しいもんなあ~、作る予定ないのかしら。 バスケ界は現在もいろいろもめていて、大好きだった和歌山も大変なことになっていますがマスコットたちに罪は一切ない訳で、あのトライとアンにもう逢えないのは寂しすぎる!なんとか良い方法が見つかればいいなと願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.13 08:41:59
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