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玩具道楽・・・三昧

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2014.12.30
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カテゴリ:GUN具(その他)
2014年も残すところ後一日になりました。

さて前回に引き続き「2014年購入トイガン BEST10」の後編、5位から1位までです。

第5位は「VFC HK417 GBB」です。

DSC01696.JPG

VFCのHK417は外見が相変わらずリアルなのに感心します。同社電動ガンのパーツ流用があるにしてもメインパーツは新造しているのにね。さすがは7.62×51mm NATO弾使用のバトルライフル、既に所有のHK416Dと同じようなトイガンなのにメチャクチャ新鮮です。

新鮮な理由はフレームのボリュームですね。グリップ以外が正直デカイくて重量も重く、M4系とは一戦を画す印象です。フレームに合わせてボルトも大きいので、その重量と後退距離の長さが生むブローバックの反動はかなりのものです。

強めの反動と言えばWAのM4系ですが、それよりも重く発射サイクルが遅いので,正にバトルライフルと言った感じです。その割にブローバックの調子自体がスゴぶる良いのは、VFCのGBB技術が向上したことに加えて、大型マガジンの装弾数をリアルに20発にしたことも要因ですね。

ガスブローバックの長ものの場合は、装弾数を下手に増やして1マガジンをフルで撃ちきれないよりも、20発でも撃ち切ってボルトをホ−ルドオープンできた方が、個人的に満足度は高いと思います。

VFC HK417 GBBの実射動画はこちら



第4位は「KSC vz61(SCORPION) GBB」です。

DSC09949.JPG

9月末に発売された、KSC製Vz61(SCORPION)はHW樹脂製と金属パーツの多用によって実銃並みの重量(約1,550g)とレート・デリューサーを模した金属パーツの採用による高い剛性感により、過去発売されたVz61のトイガンを凌ぐリアルな仕上がりになっています。

実際に撃ってみると予想どおりの調子の良さで、20連・40連マガジンともにフルオートで、1マガジン・1トリガーで全弾撃ち尽くして、ホールドオープンすることが可能です。敢えてオリジナルの40連マガジンを作ったのも撃ち切れる性能があるからでしょう。

できれば専用サイレンサーも作って欲しいんですが、未だに出ないから望み薄かな。最近のKSCは東側嗜好は良いとして、OEM元のKWAの生産ラインに供給が左右されているようで心配です。新製品開発の主導権も、どちらが持っているか分からないので先行きどうなるんでしょうね(東側趣向や、フロン前提のフルストロークさせないスライド等を見る限りKSCぽいですが)。

KSC vz61(SCORPION) GBBの実射動画はこちら




第3位は「VFC H&K MP7A1 GBB」です。

DSC06039.JPG

今年の頭に発売されたVFCの H&K MP7A1 GBBは、何よりもリアルサイズと言う事に驚かされました。先行する国内2社がリアルさの点で海外メーカーに劣っていた事が衝撃でした(国内メーカーのモデルアップから6年経っているという事もありますが)。

気になるサイズについては、全長が420mm(国産2社はそれぞれ380mm)なので、一回り大きめになっています。現状H&K HP並びにH&K USA HPにおけるMP7A1の全長が415mm(USAではmm換算420mm)となっているので、リアルサイズなのはほぼ間違いないですね。

肝心の作動面も国産2社よりもボルトが重いのにもかかわらず快調で、冬場でも問題無く1マガジンをフルで撃ち尽くせます。海外製なので耐久性やマガジンのガス漏れなどの心配な部分はありますが、製品のリアルさと作動自体は国産GBBと遜色ないレベルです。

VFC H&K MP7A1 GBBの実射動画はこちら



第2位は「マルシン FN 5−7 EXB2(CO2) GBB」です。

DSC00041.JPG

国産ガスブローバックガンでCO2をパワーソースとして開発されたトイガンがM1カービンCDXで、そのノウハウをベースにハンドガントして開発されたのが、FN 5−7 EXB2です。
フレーム等のメインパーツは前作のフロン仕様の5−7のものをベースにしているようですが、FNの商標を取得しているのでロゴマーク等は新しくなっています。

内部構造はマガジンを中心に新規に設計されているようで、パワーソースに関わる部分は分解できないような安全設計になっています。パワーソースのCO2ボンベの供給という基本的な課題は有るものの、ブローバックの作動は衝撃的でした。

スライドの往復速度が速いので反動も強く、発射音もかなり大きい迫力のあるものになっています。集弾製も従来のマルシン製に比べ化なり改善されているので、撃って楽しいトイガンに仕上がっています。何よりも低温でも作動しやすいため、冬場でも確実にブローバックするのが強みです。

今年一番のエポックメイキングなトイガンだと思っていますが、2位にしたのは既存のFN 5−7をベースに作られたという事で、モデルとしての新鮮みが弱かった点が響いたという事ですね。CO2ベースのFNX45とかだったら文句なしの一位でした。

マルシン FN 5−7 EXB2(CO2) GBBの実射動画はこちら



後に2014年度の第1位は「CAW ウッズマン 飛葉タイプカスタム モデルガン」です。

DSC00781.JPG

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ウッズマンの飛葉カスタムは旧MGCやショップカスタム〜個人カスタムまで、過去何種類も販売されてきましたが、大別すると「実銃のウッズマンを飛葉風にカスタムする」ものと「作中のウッズマンの形状に近づけるカスタム」に分かれていました。

今回のCAWのモデルは前者の「実銃のウッズマンを飛葉風にカスタムする」方向で作られたカスタムの中で、個人的には最もリアルなものだと思います。イライアソンサイト付きスライドや通常バレルを後からソウドオフしたように、刻印が途中でカットされたようなバレルは、過去に再現できなかったものです。

CAWがリバイバル生産したウッズマンバリエの中で、発売後直ぐに品切れになったのはこの「飛葉タイプカスタム」しかなく人気の高さを裏付けています。ワイルド7好きは未だに多いんですね。
自分的にも、待ちに待った完成度の高い飛葉モデルということで僅差ですが第1位としました。

CAW ウッズマンシリーズの詳しいレビュー記事はこちら

2014年度はBEST10の中の海外製品が半数を占めるようになりました。自分が長モノGBB好きという事で、VFCやWE製品に目が行きがちということもありますが、国内メーカーの元気のなさが気になった一年です。

携帯と同じで、トイガンも内輪で争っている間に海外メーカーに市場を取られるかと思うと、残念ですね。

今日はここまで!!!!!!!!

最後になりましたが、1年間ご愛顧ありがとうございました。皆さま良いお年をお過ごし下さい。

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最終更新日  2014.12.31 02:32:25
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