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カテゴリ:シンギュラリティ
![]() なぜMITのロボットは前進し続けるのか? MITコンピュータ科学・人工知能研究所長 Rodney A. Brooks著 五味隆志・訳 2006/1 オーム社 原書2002 著者は、原書がでた時点では、人工知能、あるいは知能ロボット論では、第一人者的なポジジョンを確保した人物と考えてもよいのだろうと思う。その思想の根幹は自ら創設したSA(サブサンクション・アーキテクチャ)理論にあると思われ、この20年間にわたって賛否両論を生み出してきたとされる。 その神経回路は十個ほどの簡単な演算素子からなり、センサ入力を駆動出力に繋いだ形になっていた。回路へは、入力から連続した信号が流れ込み、それに応じて途切れのない信号を出力側に送り出した。p70 この考え方は、人工知能(A.I.)から人工生命(A-Life)への発展の可能性を持ち、その途上において知能ロボットやサイボーグへの可能性を秘めている。 1986年に衝撃的な論文を発表したブルックスは、MITの一新米助教授に過ぎなかったが、その論文をめぐる激流の中で、87年に準教授、93年に人工知能研究所副所長と同正教授、97年に同研究所長、03年7月にMITコンピュータ科学・人工知能研究所(825名)の所長に就任したという。「米国とは言えども異例の出世を遂げた」ということだ。 ロボットにまつわる話題や研究は、多岐の領域にまたがっており、拡大する興味の範囲はつきない。しかしブルックスのロボット論は、極めて役に立つ理論であり、現実性の高い理論である。そのロボット観は、日本のアイボやアシモなどといったロボット群とはまた一線を画しているようだ。少なくとも、日本においてはブルックスの理論はほとんど研究されていないと言う。 それはなぜか。日本のロボットは、私の見るところ、神秘学的身体論の第一身体の完成を急いでいるかのように見える。それに対してブルックスの理論は、感性回路を拡大することによって、自立する生命体に向けて一歩歩みだしているところにあると感じられる。 さて、ここまでロボット論周辺を散歩していて思うことは、どうも私はロボット研究の成果物を利用することには多いに関心があるけど、開発するそのこと自体にはあまり関心がないのだなぁ、ということだ。既知→未知→不可知、という流れの中で、未知の領域から、しだいに科学が既知としてさまざまな発明品を生み出してくれるのはとてもありがたいと思う。しかしながら、結局、私は、未知→不可知の部分、特に不可知と呼ばれることになってしまう部分についてもっとも関心があるのだなぁ、と思う。 科学が物事を明らかにし、哲学がまだ私達が知らないことがあるとその見探検の領域を拡げながらも、結局、分かりえないもの。それは一体なにか、という魅力に取り付かれているのだと思う。それはともあれ、科学や哲学がどこまで進化しているのは、常に自分のセンサーを広げておきたいものだ。 話題は変わるが、小学生高学年の時、私は「鉄腕アトム」を少年サンデー(だったかな)で読んでいて、アトムの妹のウランちゃんが敵の罠にはまって、体を左右半分に断ち切られてしまうシーンが描かれていたの見た。そのシーンをあまりに魅力的に感じたのだった。しかも、その半身になってしまったウランちゃんの体の断面から泡が湧き出し、不足していた半身部分の形成してしまって、二つの体になってしまうのである。 私はこのシーンに異様に惹きつけられた。もっというなら、まだ射☆能力のなかった私の男☆器が☆起したことを思い出す。ウランちゃんがはいていたスカートが真っ二つに裂かれたことに興奮したのだろうか。いや、体の断面から泡が湧き出してくるというところに、むしろ☆的コーフンを感じたといっていいと思う。(楽天倫理規定による伏字あり) この性癖が昂じたら、私は、なんらかの猟奇事件にかかわった少年主人公になっていたかもしれない。幸いに、私はそうならなかったが、今でも強烈にあの漫画のシーンを覚えているのは何故だろう。そんなことをこのロボット論を読んでいて思い出した。 A.I.人工知能から、A-Life人工生命へと変遷していく過程で、機械人間→サイボーグ→新しき知的生命体という可能性が見えて来たとして、A.I.→A-Lifeのプロセスには、基本的な性理論が必要となるのではないだろうか。何故人間はセックスの快感に取り付かれるのか、なぜセックスは生命の誕生に深く関わっているのか。この点が、ロボット研究の周辺をうろつきまわっていて、まだ見つけることのできない領域だ。
Last updated
2009.02.04 21:42:34
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