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「自由訳 般若心経」
新井満 2005/12 朝日新聞社
「自由訳 イマジン」2006、「自由訳 老子」 2007とシリーズとなるもの。発行年月日から考えれば、こちらが元祖というべきか。般若心経は基本中の基本だな。たしかチベット仏教ニンマ派経典「チベット密教・成就の秘法 」にもあったはず。あれはあれで味わいがあったが、新井満のこちらも、なるほど、と納得するところ多い。
自分の知っている呪文といったら、南無妙法蓮華経かオンマニペメフム、それにこの般若心経くらいだなぁ。寝ているときに悪夢に襲われると、南無妙法蓮華経、って唱えるのが普通だけど、最近は、なにか快適な気分になると、不思議とオンマニペメフムがでてくる。でも、最近、金華山の燈台に行った時に、鹿の子供が毛皮にくるまれた白骨化した屍骸となって半島の先端に転がっていた姿を見たときは、オンマニペメフムだけでは足らずに、足を止めて合唱して般若心経を唱えていたっけ。もっとも、自分の般若心経の前半はともかく、後半はちょっといいかげんだが・・・。
その意味については、なんどか、それぞれの導師達に聞いてきた。意味そのものにそれほど大きな違いはあるまい。だが、それをどう生きるか、自分の人生にどう取りいれるかが問題だな。言霊、音魂、として、唱えるところに意味もあるだろう。なにはともあれ、このブログでも、一度ぐらいは般若心経をあげておこう。
![般若心経1.gif](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/35/0000135435/29/img1fe0ac47zikdzj.gif)