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カテゴリ:チェロキー
「インカ帝国」 太陽と黄金の民族 カルメン・ベルナン 大貫良夫・訳 1991/5 創元社 マチュ・ピチュの遺跡。起伏の多い地形は周囲の密林とうまく組み合わさり、マチュ・ピチュを外界から閉ざされた孤島にしている。雨季には通行できないボンゴ・モエニク渓谷によって、遺跡は低地やクスコ地方と隔絶されている。そこにこの都市の注目すべき特色がある。砦にはおもに女性が住んでいたようで、事実、発掘された173体の人骨のうち男性のものはたった13しかない。マチュ・ピチュは太陽の処女、アクリャのために建てられたものらしい。1560年のカランチャ神父の報告によれば、インカの勧めでビルカバンバに赴いた2人のアウグスティヌス会修道士は、そこで貞潔の危機にさらされ、試練を受けたという。インディオは夜ごと女性を送っては修道士たちを誘惑させた。しかし、神父の話を信じるなら、この試みは失敗に終わったらしい。p123 想像するだけなら自由だし、面白可笑しく語ることは可能だ。ただ、他方の文化をよく理解せず、また一方の報告だけを鵜呑みにするわけにはいかない。しかし、この超絶する天空の宮殿で、チベットでいうところのタントラ修行などが行なわれていたとしたら、いったいどのようなものであったのか、と、またまた新たな想像をしてしまうことになる。 この本においては、インカの宗教性についても言及されているが、もうすこし客観的な事実が積みあがり、またこちらのインスピレーションが冴えてくるまで、できれば、そのような一方からの思惑でかかれた部分には、あえて目を通さないでおこうかな、と思う。 ペルーの南海岸のビスコ、イカ、ナスカの三つの谷にまたがったナスカ文化は、西暦350年から650年にかけて最盛期をむかえ、プレ・インカ史にも特別な地位を占めている。ナスカは土器の美しさでも有名だが、なんといっても地上絵が驚異的である。平地に引かれた広大な線(筆者は「走路」と呼んでいる)が何のために描かれたのか、今日な数々の疑問を呼んでいる。p190 なるほど、この位置にナスカの地上絵がくるわけだな。インカ帝国のプレ文化だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.11 09:12:40
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