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カテゴリ:2nd ライフ
![]() 「人体改造の世紀」 ヒトゲノムが切り開く遺伝子技術の功罪 森健 2001/05 講談社 新書 p274 ★★★☆☆ この著者、「サイバージャーナリズム論」07歌川版の共著者の一人。著者への関心で読んでみた一冊。現在は気鋭のジャーナリストとなっているが、この本がでた2001年当時のプロフィールは、フリーランス・ライターとなっている。いずれにせよ、素晴らしいライターであることに違いはない。 このような著書が可能となるのは、本人の感性・知性に加え、その活動を支えるチームの存在があればこそ、と言えるだろう。取材や編集のスタッフの全体の作品とも言えるものなのかもしれない。 徹底的取材によって語られる「遺伝子技術の功罪」については、専門家ならざる者には、ちょっと近寄りがたい世界であり、仮に事実の積み上げがあり、科学的根拠があったとしても、その「功罪」には簡単に是非をだせるものではない。 遺伝子工学については、80年代後半にOshoが積極的立場を表明したことにより物議をかもしたことがあった。その経緯を細かくトレースしないとその真意は明瞭にならないが、ただ、問題の所在がはっきりしたことと、ものごとすべてにおいて積極的に推進することの困難さを痛感した。 さて、このライターの持ち味は、先端技術をエネルギッシュに取材して、克明に書き出しては、批判的に警鐘を鳴らす、というスタイルなのかな、と感じた。自らの、インスピレーションを取材によって具象化するというスタイルではない。また、最先端にたどり着いて、さらに一歩前に進むための旗振りをするというスタイルでもない。一種独特のスタイルだなぁ、と思って読んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.10 22:41:31
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