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テーマ:最近観た映画。(38984)
カテゴリ:シンギュラリタリアン
まさに不朽の名作。何度見ても素晴らしい。何度みても、あ、こういうことだったのか、と再発見がある。完成度がただごとではない。素晴らしいの一言。もし、いつか、「このブログで見た映画ベスト20」をやるかも知れないが、その時、間違いなく、一位、二位を争うであろう名作。 この小説の存在は、小学生の時から図書館の本で知っていたけど、映画を最初にみたのが30年前のインド。もちろん英語版で日本語スーパーなんてついていなかった。やっぱりあの時も寝込んでしまったのではなかっただろうか(汗!・・・。日本の旧文部省が「特選」に指定した唯一のSF映画でもある、ということである。 プロローグのサルが空中に放り投げた、一本の骨が、人類が宇宙に向けて船出させた宇宙船である、というのもわかるが、また、あの骨が、「スター・ウォーズ」のジェダイたちの使うライト・セーバーでもあるともいえるだろう。また、それは、ネット社会が一人一人に与えた個人メディアとしてのブログ・ジャーナリズムである、とまで言ったら、ちょっと拡大解釈になりすぎるかな。 最初のシーンは、宇宙船内にただようペンを、映画を見て寝てしまった宇宙飛行士の胸のポケットに戻してあげる女性スタッフのシーンだった。ペンは剣より強し。この映画のすばらしいところは、一箇所も人間対人間の殺し合いのシーンがないことだ。あるとすれば、ビディオのモニターの中の柔道の試合風景だけだ。 声紋識別のセキュリティー、テレビ電話、地球上の恐ろしい疫病の流行、リラクゼーションルームなど、今から40年前に作られた映画としては、なんとも完成度が高く、その預言がことごとく実現されている、と言っても過言ではない。 「マトリックス」や「ハリー・ポッター」などでも、現在の映画の展開はめまぐるしいアクションがつくものだが、この映画は、むしろ、どんと落ち着いている。のんびりゆっくりして、なんとも間延びしている、とさえ評価する向きもあるかもしれない。しかし、音響効果がすばらしく、まったく飽きることがない。むしろ、空間の濃度が高くなる。 でてくる宇宙飛行士たちの肉体も素晴らしく、さりげなく着ているツナギ服がいかにもカッコイイ。コンピュータ相手にチェスゲームなどを対戦するシーンがあるが、すでに1998年には、チェスの世界チャンピオンよりコンピュータのほうが強くなっているようである。 コンピュータHAL9000がなんともカッコいい。読唇術まで使う。彼の反乱は、いったい全体、どういう意味だったのだろう。特撮あり、からくりあり、そして預言あり。映画としての破綻がない。原作小説も読んでみなくてはならないのだろうが、とにかく、ラストのシーンなど、何度みても凄い。感動もの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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