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カテゴリ:agarta-david
理論物理の世界は、現実離れしていて、なかなかそのまま納得することはできないのだが、本書ではいろいろなとっかかりを作ってくれているので、なんとか興味を持ちつづけることができる。 19世紀初め、チャールズ・バベッジという名の一風変わったイギリス人が、金属を使ってコンピュータを作ることを提唱した。このバベッジの”階差機関”は、三角関数や対数の表を計算する目的で、蒸気機関と同じく歯車と軸から組み立てられることになっていた。それぞれの歯車が一によって情報を記録し、他の歯車と噛み合ったり回転したりすることで情報を処理する。バベッジの装置は完全に機械的だったが、その情報の取り扱い方は、現代の電子コンピュータを予言するものだった。p46 このバベッジのコンピュータも、名前の類似のよしみで、以前から関心は持っていた。(私はBhaveshだが・・・) 現在の進歩の速度からいって、コンピュータ産業が究極のラップトップを作るまでは、どれだけの年月がかかるのだろうか? コンピュータのパワーは一年半あまりで2倍になっている。15年経過すれば、2倍になるのが10回で、1000倍のオーダーになる。現在のコンピュータは、50年前の巨大でかさばる電気機械式コンピュータより10億倍速いのだ。現在のコンピュータが全力を出せば、1秒間に1兆回のオーダーの論理計算が実行できる。したがって、もしムーアの法則がこれからもずっと通用するとしたら、2205年には究極のラップトップを店頭で買えるようになるはずだ。p201 理論物理と現実が乖離してしまうのは、こういう計算が成り立つところがあるからだ。たしかに計算上は2205年に究極のラップトップコンピュータが買えるとしても、今、地球に生きている人間で、このコンピュータを買える者はひとりもいない。せいぜい、2105年くらまでだったら理解できるが(笑)。 でも、それから100年経過したら、究極のコンピュータが出来上がるとすればすごいことだ。今度生まれ変わることがあったら、地球はどうなっていることだろう。 生物学者は、生命体という系の成り立つ仕組みについて、膨大な知識を持っている。だが皮肉なことに、生命がどのように誕生したのかに関しては、宇宙の誕生についてほどわかっていない。ビッグバンがいつどこで起こったか(いたるところで)は、生命がいつどこで誕生したかよりも高い精度では明らかになっているのだ(詳細は別として)。地球上に生命が初めて姿を現したのがおよそ40億年前だということはわかっている。しかし生命は、ここ地球で誕生したのかもしれないし、どこか別のところで誕生してここまで運ばれてきたのかもしれない。p250 生命と神秘、何度聞いても、その不思議さは倍加するばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.17 14:09:13
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