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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.11.26
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カテゴリ:osho@spiritual.earth

<9>からつづく

「OSHOの超宗教的世界」<10>トランスパーソナル心理学との相対関係
玉川信明 2001/04 社会評論社 単行本 283p

 瞑想に当たっては、師とともに在るなら、さまざまな科学的な技法を知っているなら、多くの時間、機会、エネルギーを無駄にしないですむ。そして幾生をかけても得られぬほどの成長が、数秒のうちにできることもある。自分にふさわしい技法が用いられるなら、成長は爆発的だ。これらの技法は、何千年にもわたる実験の中で用いられてきた。

 あらゆる技法は役に立つが、それは瞑想そのものではなく、暗闇の手さぐりに過ぎない。ある日突然何かをしている時、あなたは目撃者、観照者になる。ダイナミックやクンダリーニやワーリング(旋回)の瞑想をしている時、あなたは瞑想は続いているが、突然あなたはそれを自分だと思い込まなくなる。背後で静かに見守っている。それが瞑想だ。p111

 エンライトメント(光明)を得るということは体験ではない。それは自分が絶対的に独りであり、知るべきものは何もないという状態だ。対象は、いかに素晴らしかろうと、存在しない。オブジェクト(対象)という言葉を思い起こさなければならない。あらゆる対象は妨害だ。対象は自分の外側、物質的世界にも、自分の内側、心理的な世界にもありうる。またハート、感覚、感情、気分の中にもありうるし、霊的な世界の中にすらありうる。人はそれに感極って、世界中の多くの神秘家がその「法悦」で立ち止まった。

 体験も対象もないという地点に達すると、障害物もない意識は円状に動く。それはあなたの本性と同じ本源からやってきて、一巡する。そしてそこに何の障害物もないことを見つけて、逆戻りする。主体そのものが対象となるのだ。

 これがクリシュナムルティが生涯言い続けてきたことだ。観察者が観察されるものとなる時、ようやく到達したのだと知りなさい。その過程には無数のことがある。その旅を楽しみなさい。旅の途中で出会う全風景を楽しみなさい。木々、山々、花、川、太陽。だが主体そのものが対象とならない限り立ち止まってはならない。観察者が観察される者であり、知る者が知られる者であり、見る者が見られるものである時、初めてわが家に辿りついたのだ。この家こそ、幾生にもわたって捜し求めてきた真の寺院だ。p115

 トランスパーソナル心理学でもっとも重要なのは、さらに深い包括的な心のレベル、「宇宙意識」のレベルの存在を認めることだ。ウィルバーは「このレベルは異常な意識の状態でも、変性意識の状態でもなく、唯一真実の意識の状態であり、ほかのすべての状態は本質的に幻想である」という。このレベルは東西の神秘思想が、神、ブラフマン(宇宙我)、永遠、無限、空、宇宙---等々とした、人間と全者とが一つである究極のレベルだ。p158

 ランダムに無作為にこの本の各章をつまみ食いして、それをつなぎ合わせても、なんとなく一つの世界が出来上がってしまう。しかし、それではいまはやりのウィキペディアのコピペ論文となってしまう。極論すれば、玉川本も、かならずしも良質じゃない部類のコピペ本に陥る可能性もある。もちろん、それをさらにコピペしている当ブログも同類の批判を免れない。 、

 否定と肯定の双方がどこかで出会う。その出会いの地点をどう呼んだらいいか。私たちの場合、究極、肯定か否定かどちらかの用語を使うしかない。肯定的用語では、存在、神、絶対、ブラフマンなどになる。否定的用語なら、ニルヴァーナ(涅槃)、無、シュンニャ(空)、非存在、アナートマ‥になる。しかし、この両方とも同じものを示す。神は両方だ。あなたの内なる存在も両方だ。どちらでで呼ぶかはあなた次第だ。p181

 しかし、この本のこの第2部の「瞑想による自己超越の世界を説く」の結論として、このような形で終了しているのであれば、とくにそれ以上、なにもいうことはないのではないか。、第1部で到達した「現在のわれわれの人生は、無限の過去と未来の一つの連続体なのだ」という真実があり、その真実に到達する道として「瞑想」が残されている。そのことの確認をこの第2章で行ったということだ。

<11>につづく






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Last updated  2008.11.27 09:21:24
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