井原線ふるさとじゃ～ナル

　太平記福山古戦場ウォーク…その３

　歴史広場の古墳群を見学して、さあ、いよいよ山道に挑戦です。
　登り口には木のチップが入った袋が用意されています。山歩きのハイカーがボランティアで山道に敷き詰めてゆくのでしょうか。登り始めてすぐに気づきます。このチップのクッション歩きやすいし道も草が生えにくくなり手入れが簡単。さらには靴も汚れにくくなっています。　しばらく行くと左へ右へ上へと分かれ道。

　本日の参加者の半数、健脚のグループが“直登コース”１２３４段に挑戦して福山城址を目指して登ってゆきます。写真で見るより急な坂道です。
　無理はしない人グループは“下の横道北コース”を等高線に沿って進みます。
　入りこんだ深い谷では太平記の福山合戦の時には両軍１万余の屍で埋まりその上に土がかけられ葬られたとも聞く。
　そのような山だからこそこのように自然が残されているのでしょう。地球温暖化が深刻な今では貴重な原生林に近い森である。
　お大師さまを過ぎると階段が続く。登りきると“上の横道北コース”と合流する。そして左に回りこんで整備された階段を登るとそこが幸山城址である。北の端からは吉備路が一望できる眺望良好、疲れが癒される眺めである。ゴールの備中国分寺が東に見える。(続く)

(井原線てくてく日記)
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