井原線ふるさとじゃ～ナル

　いろんなお家のいろんな時代の畳替えをしていると、畳の下に新聞が敷かれていることが多い。
　先日の古新聞は１９７６年のサンケイ新聞だったが文字が小さく視力が衰え気味の私には読み辛い。当時はこれが普通に読めていたんだ・・・などと感心する。　行数も多く１行１５文字と文字数も多い。
　他にもゴミ袋に入った畳の下の古新聞たちの例を挙げると、１９７８年の中国新聞と聖教新聞も１行１５文字でした。
　それが１９９７年の山陽新聞を見ると文字が大きくなり１行１２文字（ページによっては１３文字）。
　さらに２００４年の山陽新聞では若干文字が大きくなり１行１１文字（ページによって１２文字）になり、段数も１段減っている広くなり読みやすい。
　２０１２年の古新聞ではさらに若干文字が大きくなり１２文字になっている。

　調べてみると１９８３年、１９８９年、２０００年、２００４年に新聞の文字が大きくなってきたようだ。購読者の視力低下があるのだろうか？この節目の年を団塊の世代で考えると３６歳、４２歳、５３歳、５７歳となる。この世代の視力の低下に合わせて彼らの読みやすさに合わせて文字や文字数、段編集がなされてきたのだろうか。

　国民の視力低下と活字離れでそのうちに漫画版の新聞が発行される日がくるかもしれない。