井原線ふるさとじゃ～ナル

５月12日（火）
　晴れ。久しぶりの畳替えの注文を施工した。朝持ち帰って先ほど納品敷込した。
　朝、お客様のおうちに伺う。畳替えの部屋に案内された。２階だよ。ハぁ～・・・ため息が出る。　にっこりして、これなら表替えですね、単価と畳縁を決めて、それでは持ち帰らせていただきます。と、手鉤で持ち上げた瞬間、ヤバいと思った。めちゃくちゃ重い。４０㎏近い藁床だ。階段まで運ぶだけで腕が痛む。心臓にも負担を感じた。
　畳縁を縫着する両用機が重さのためセンサーリミットが故障した。何とか応急的に直したが、メーカーさん曰く、古い機種で部品がないという。こちらもヤバい。下手すると機械を買い替えることになるかも、気を付けよう。そうでなくとも満身創痍の素人修理した機械だ。メーカーさんからするとそろそろ買い替えてよと思っているだろう。
　敷き込みは、狭い階段を斜めにして担いで持ち上がってくる。今まで弱音を吐くことのなかった娘が、休みながら運んでいる。右で持ち左で持ち苦しそうだ。
　久しぶりの畳仕事は大変でした。昔の職人さんはこんな重い畳を作って当たり前だと思っていたんだね。重けりゃいいってもんじゃないよ。明日は寝込んでいるかも。