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テーマ:読書備忘録(1392)
カテゴリ:【読書Memo】
書名:挑戦する経営者
著者:杉森久英 発行:株式会社 集英社/1982年2月25日 判型:文庫判 270p 伝記物に定評の杉森久英の経営者4人の伝記。 ★「挑戦する経営者…土光敏夫」稀代の再生屋、質素にして清貧、石播、東芝を再生し経団連会長として政・財界の積弊を一掃し、人生最後のご奉公は第二臨調の会長として日本の行政改革のご意見番として無私の奉公に徹した人生を生きた。 ★「士魂商才記…津村重舎」2.26事件後の軍部の暴走に貴族院議員として異を唱えた勇気の人。津村順天堂の創業者だ。中将姫物語を看板にして後発ながら薬業界で当時の商習慣の掛け売りから現金主義に切り替え健全経営でのし上がった男だ。」 メモ 61p:貴族院での演説の際、津村を懲罰に賛成を叫んだのが阪谷芳郎男爵などということだ。これより軍部の暴走を議会が許してしまい太平洋戦争へと突き進んでしまった。残念! ★「日本一の大ラッパ…永田雅一」日本映画の黄金期を大映社長として映画界をけん引した天才的な経営者だが、政治家との付き合いにより一代で築き上げた栄光の座から転げ落ちる。 ★「ビールの王様…馬越恭平」 鴻池の丁稚として商売を学び、養子先の播磨屋でそこそこの成功をおさめるも益田孝に出会い大望を抱き全てを捨てて上京する。益田孝や井上馨などの縁を活かして三井物産に巨万の利益をもたらたが、外国語が苦手で三井から追い出されるもビール業界に活路を求めて大成功をおさめ大日本麦酒社長として日本のみならず東洋のビール王となる。 メモ 154p~165p:農兵募集のために備中一橋領(現在の井原市)に渋沢栄一がやってきて興譲館館祖、阪谷朗盧との親交を結ぶくだりは、大河ドラマ「青天を衝く」に取り上げられてもいいエピソードだ。渋沢が慶喜の信頼を得る大きな手柄は農兵募集の成功だ。それは備中から始まったのだ。 わたしの生まれ故郷でもある井原市木之子町の大先輩の馬越恭平翁についてよく調べてある。膨大な取材の裏付けと情報と情報を結びつける筆者の能力に感じいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.11 23:30:13
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