|
|
|
2019.05.04
カテゴリ：エッセイなど
 ●エリーさんは有名人のようですが今まで全く知らなかった。最近読んだ「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」という本の中で、どんな人にだったかは忘れてしまったけど勧められていたので、面白そうだなと思って図書館で予約したのだった ●自分の身に起こったことを思い出しながら語る短めのエッセイ、自虐的ギャグ？で結構笑える。東大薬学部卒なので頭もいいんだろうなと思うけど、ここまで笑えることが日常に起こる生活というか環境、逆境を乗り越えて笑いに変える力、男前だなと思う。自分には変わった友達多いと思っていたけどここまでの人はいない。こりゃ生きてるだけで才能だね。 ●ところで、本としてどうかと言われるとせっかく読みだしたので最後まで読んだけど、正直、暇じゃなかったら読まなかったかも？とは言え、1冊で10回以上笑えたので十分に合格点だと思う。 ●有名人らしく、いろんな交友関係の広さもあるけど、いちばん笑えるのは、おかんネタかもしれない。まあこの母あってのこの娘エリーさんなんだろうけど。（以下におかんの名言集） 〇「そんなにあんた、犬が飼いたいんやったら、おかんが、犬になったるわ」 〇「よく聞きや！ それはゴキブリやない。カブトムシや！」 ●ゴキブリに熱湯をかけるという退治法は初耳だった。関西だけ？結局は天井のゴキブリを退治した熱湯の残り物を自らも浴びて皮膚科を受診、DVまで疑われる羽目になってしまうという感じの、どうも実体験らしい笑えるエッセイが満載。 笑えるエッセイについて ●自分の中でのルーツは椎名誠さんだ。30年以上前からのファンで、何というか「あこがれ的」であり「共感的」な世界観を共有できるような笑いが得られて貴重な存在だと思っている。 ●その次に発見したのが北大路公子さん。別に有名人でもなんでもない女の人が日常の、それもどこまでが事実か分からないような日々をつぶやくエッセイで、ぐうたらでアルコール好き、共感しつつもやっぱ女性目線なので、ちょっと知らない世界や経験のない感覚みたいなものも感じる。1冊で5回くらいは笑えるかなぁ。 ●で、ついに登場！大宮エリーさんを「3大笑えるエッセイスト」の3人目に任命したいと思う。1冊で10回くらい笑えるし・・・ ●とは言えシエリーさんのシリーズ次作や他シリーズを読むかどうかは微妙な感じ。お金を出してまで、忙しい時間を削ってまで読む本でもないかなと思ってしまう。（心に余裕がないんかい！） できれば暇つぶしに、できれば図書館で借りて読む本かな？という感じだけど、気持ちが落ち込んだ時などに読むとご利益があるのかもしれないのでそういうシチュエーションで読むことがあるかも？
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2019.05.04 19:50:17
コメント(0) | コメントを書く
[エッセイなど] カテゴリの最新記事
|
