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テーマ:お勧めの本(7263)
カテゴリ:在宅医療や緩和ケアをテーマにした本
・愛媛県で在宅医療を展開しているたんぽぽ先生こと永井先生のコミック版。(ちなみですが、当院では終末期を迎える患者さんやご家族にはたんぽぽ先生の「家で看取るということ」という冊子を無料でお渡しています。)
・今回はクリニックを見学に来てそのまま院長の秘書になった管理栄養士むぎさんの視線からみたお話という作りで構成されている。なので医療介護スタッフ向けに書かれた感じ、伝えたいことはぶれずに一貫している。 ・今回付箋を貼ったのは以下の点。まだ読んでなくて関心のある人にはぜひ「たんぽぽ先生のおうち看取り」を読んでいただきたい。 〇楽なように、やりたいように、後悔しないように 〇何をしたかという「結果」ではなく、みんなで話し合い、迷いながら歩んだ「過程」だと、私は考えています。 〇点滴などの医療処置を最小限にすることは、「何もしない」のと同じではないということ、「延命治療を行わずに、口から食べられるだけ食べて、自然にみていくこと」と「もうすぐ亡くなるのだから何もしない」ことは、まったく別であることを、医療従事者が患者さんやご家族にしっかり説明して不安を取り除くことが大切です。
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Last updated
2021.08.24 22:42:25
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