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カテゴリ:在宅医療や緩和ケアをテーマにした本
「エンド・オブ・ライフ | 佐々 涼子」というドキュメンタリーの本がかなり読みごたえがあって面白かったので、その舞台となった診療所が編集したもっとリアルな本を読んでみた。さすがに図書館蔵書にはなかったので自腹で購入。うちに来る研修医や学生実習性に読んでもらってもいいしねと思って。
〇自宅で診療するからこそ、患者の生活ぶり、家族との関係、性格、さらには彼らが歩んできた軌跡までが垣間見られる。そのことと病は無縁ではなく、そうした患者や患者家族とのつながりが在宅医療に役立つことが多い。いや、そうした患者の背景を知らないと在宅医療は成り立たないのである。(はじめに) 〇しかし、残念ながら診察室で診療を行う医師には、これら生活に対する視点は無いに等しいと感じます。 ●全くその通り、研修医や実習に来た学生に語りたい ・「エンド・オブ・ライフ」のほうが読み物としては面白かった(その表現が適切かどうか?)が、よりリアルな内輪からのドキュメンタリーとして、テーマの割には重すぎず暗すぎずある意味前向きで明るい内容であったのが救われるし、「エンド・オブ・ライフ」との違いだと思う。 ・病院の医師からしたら悩みもないところでも在宅医から見たら悩むところも多いのだ。当然ながら逆もあるのだろうけど・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.16 17:04:39
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