|
テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:医学書・医療分野の本
〇エリザベス・ブラックウェル(1821-1910)は世界で初めて医師として認められた女性・・・女子医学校を設立し、現代に続く女性医師の未来を切り開いた。
●恥ずかしながら初めて知りました。 ・プロローグは2018年に発覚した医学部入試判定の女子差別の問題から始まる・・
・大学医学部の男尊女卑的な女性差別にさらされて悩み、戦い、自ら道を開いていった女医たちの連作小説。四人の女医とかつて彼女らを指導した女性の解剖学教授が主人公。 ・けっこうリアル?小説としてそれなりに面白かったのだけど、同業者であるがゆえに考えるところがあった。女医が劣っているってことないよね。それを言うならダメな男医も沢山いるし・・・自分は男なのですけど、個人的には周りにそんな女性差別はないような気がする。医師の人手不足もあるので、職場環境を整備して子育てしながらでも女性医師に働いてもらえたらというスタンスなのでそんな差別する余裕もないのだけど・・・大学やその周辺ではいまだにそんな環境なのでしょうか? ・医師に限らず働く女性を理解して共感、応援する気持ちになるためには男性にこそお勧めしたい1冊かもしれない。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.23 21:19:41
コメント(0) | コメントを書く
[医学書・医療分野の本] カテゴリの最新記事
|