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2011.07.10
テーマ：痛風について(16)
カテゴリ：生活習慣病について
めめさんからの質問への回答です。
はい。一般に言われている痛風の症状でした。 まずは歌の歌詞を読んでください。 バイバイ痛風 ある日突然 痛くなったよ 足の親指の 付け根がさ ついに来たかと 観念したけど あんなに痛いとは 思わなかった 薬一生 飲むのはいやだから 食事療法で 治したよ バイバイ痛風 感謝してるよ バイバイ痛風 おいらはベジタリアン 症状だけではなく、当時の様子を『おむすび通信』に書きましたので、 そこから引用します。 7.8、8.3、8.4、9.7。 これ、何の数値だと思いますか？（単位はmg/dl） 実は私の48歳から51歳までの尿酸値なのです。 そして当然のごとくそれはやって来ました。 痛風発作です。2004年の暮れから2005年の正月にかけて起こり、 なんの楽しみもない正月となってしまいました。 その時の尿酸値は10を超えていたのかもしれません。 51歳時のその他の数値も見て下さい。 身長172.9cm、体重71.5kgでBMI指数が23.9。 そうです。肥満一歩手前でした。 血糖値119mg/dl（正常値は110未満）。 過去の記録を見てみると血糖値は47歳以降120あたりをうろうろしていました。 総コレステロール値208mg/dl（正常値は200未満）。 当然ながらへそ周りは85cmを超えていましたから、今で言う メタボリックシンドロームだったのです。 同僚にも痛風持ちがおりまして、聞くところによると、 一生薬でコントロールしなければならない、ということで、 医者と薬が大嫌いな私は一念発起、自力で尿酸値を下げる大作戦を 開始したのでありました。 まずはプリン体の多い食品を調べました。 「あらまあ、これじゃあ尿酸値上がるわな」と納得。 肉が好きでしかもレバーやモツ、コブクロ、砂肝など、内臓系が好み。 さらに刺身は、なにはなくともカツオ、というのですからね。 肉類や魚介類の中にも、プリン体が多い物とそうでないものがありますが、 面倒なので一歳食べないことにしました。 結果として私はベジタリアンになってしまったのです。 さて、ベジタリアンになって最初の健康診断。 尿酸値は8.4mg/dl（正常値は7.0未満）。下がりはしましたが、 まだまだです。大樹は65.8kg。血糖値104mg/dl。 総コレステロール値169mg/dl。たった五ヶ月で成果が出ました。 メタボちゃんよ、さようなら～。 そうしてそれから１年後の健康診断の結果では、 尿酸値5.8！ お見事！ 体重も58kg。 私は心から感謝しているのです。あの痛風発作には。 あの痛みを経験していなかったら、生活習慣病への道を まっしぐらに歩んでいたはずですからね。 この原稿は文字数が限られているので分かりやすいように、 はしょって書きました。 それは、２００４年以前から何度か発作には見舞われていたのです。 発作が起きる感覚が短くなり、さらに足の親指の付け根ではなく、 足首に起こってしまったのがこの２００４年の発作でした。 それまでもプリン体の多い食品は控えるようにはしていました。 初めの頃は尿酸値が下がりましたが、それで気をよくして 「控える」ことが疎かになり、また上がり初め、結局のところは 実際に尿酸値を正常値に下げることは出来ませんでした。 それで「控える」じゃダメだ、と観念して思い切って肉も魚介類も 止めるに至った、というわけです。 痛風とは風が当たっただけでも痛いから、と言われていますが、 そんなもんではありません。風なんか当たらなくたって痛いのですから。 熟睡はできません。 最新版：「おむすび通信 66」 ２０１１年６月発行（目次） http://www8.ocn.ne.jp/~f-and-h/kyusyoku/omusubi/omusubi.html 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.07.10 18:02:49
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