カテゴリ:料理・食べ物
「続」といっても前回の記事は2007年5月に発表したものですので再掲載します。 今日から不定期に【潰瘍性大腸炎を考える】ということで短期連載します。 讀賣新聞の『医療ルネサンス』の記事から潰瘍性大腸炎を考えてみましょう。 「かあちゃん、お腹痛い~」 「なにか変な物でも食べたんだろう?」 「とうちゃん、下痢しちゃったよ~」 「なにか腐った物でも食ったんだろう?」 と、お腹が痛かったり下痢したりしたら、その原因としてまずは 食べ物を疑いますよね? ところが「潰瘍性大腸炎」で検索すると、ほとんどのサイトで、 「原因不明」と書いてあります。 (単純に考えたら、腹痛や下痢したらまずは食べ物を疑うんだけどなぁ) 原因がわからんから完治に至る治療法もない、ということなんだそうです。 (以下、「>」マーク付きは『医療ルネサンス』より引用) >腹痛や血便を繰り返す病気で、病原菌から身体を守るはずの白血球が、 >自らの大腸の粘膜を攻撃する「免疫異常」が一因と考えられている。 >20歳代で発症することが多い。発症すると、根治は難しい。 なんとも悲観的な記事ですこと。 「免疫異常」が一因と書いてあるけど、これは発症のメカニズムにすぎないよね。 つまり、じゃあ「免疫異常」に至ったのは何故?これが大切ですよね? そういうことが本当の原因ですよね? そうそう、エキスポランドで起こったジェットコースター事故の 原因として、当日のラジオ報道では、 「車軸の一部が折れたのが原因」 な~んてことを言っていましたよ。 そんなのは事故の原因じゃないんだってば! それは事故が起こった経緯でしかないんだよね。 翌日以降の報道では、いろんな不正が明らかになりましたね。 1年以上点検していなかった。 15年部品を交換していなかった。 などなど。 こういったことが事故の原因の本質ですよね? ということと同様に、 >腹痛や血便を繰り返す病気で、病原菌から身体を守るはずの白血球が、 >自らの大腸の粘膜を攻撃する「免疫異常」が一因と考えられている。 これは発症の経緯でしかないわけですよ。本当の原因はなんなのか? なんで白血球が自らの大腸の粘膜を攻撃する「免疫異常」の 状態になるのか? それを解明することが本当の原因究明だし、大切なことだと思うのです。 しかし現代医学では解明できていないとしている。 昨年(2006年)10月にこの病気を発症したA子さん(27)が紹介されています。 >「治らない」とも聞いていたので、ショックで、職場や親に >なんて報告したらいいか、気が重くなりました。 ぼくも「痛風は尿酸値を薬でコントロールして一生薬を服用することになる」 と、聞いていました。が、「おら、そんなのは~やだ~♪」ってことで、 いろいろ調べて自ら食事療法を行いました。 糖尿病も一般には「一生付き合う病気」とされていますね? 西洋医学では、対症療法しか術がないので、限界があるのでしょう。 でもぼくは尿酸値も少し高かった血糖値も下がりました。 新聞記事に戻ります。 A子さんは治療薬「5-アミノサリチル酸製剤」を飲み、数日間の 絶食ののち、約2週間後に退院しました。 仕事にも復帰しました。ところが、今年(2007年)2月に 再発。強力な炎症抑制作用のあるステロイド剤を約3週間服用したそうです。 >炎症は治まっても、再びいつ悪くなるのか分からない。 >良くなったり悪くなったりを繰り返すため、薬物などで良い状態を >保つのが治療の基本だ。 薬物で炎症を抑えたりしたところで根治は出来ない。出来る分けない。 これは当然のことですよね。だから、 「緩解」(かんかい・症状が出ていない状態)と「再燃」(炎症が始まった状態)を 繰り返すことになるのですね。 >それでも、患者の7~8割は、適切な治療や食事で、 >良い状態を保つことができるという。 そうだとしても、完治ではないのでしょう? いつ再燃するか分からない、という 恐怖とともに生きていく事になるのではないでしょうか? さらに、のこりの2~3割の患者は可哀相です。 原因を断たなければ完治はあり得ない。しかし原因が不明だ、というのだから、 現代医学ではお手上げですね。対症療法しかできないのは分かります。 でも本当に原因が不明なのでしょうか? >約30年前に1000人に満たなかった患者数は、現在、 >8万5000人以上に増えた。 このような急激な患者数増加があるにも関わらず原因が不明なのでしょうか? 30年前の1977年を堺にそれ以前とそれ以後では、日本の状況、 日本人の生活環境(ストレスなども)、そしてとくに 食生活はどのように変わったでしょうか? そこのところを調べたら原因は見つかるのではないでしょうか? >食の欧米化の影響が指摘されるが、はっきりした理由は分かっていない。 この表現はとっても不思議です。 「食の欧米化」が指摘されているのであれば、当然患者の食事に関する調査は 行ってきたはず。なにも特徴が見いだせなかったのでしょうか? ある調査によると、 「乳癌患者の7~8割は朝食にパンを常食していた」 ということが分かっています。 このような具体的な調査は「潰瘍性大腸炎」では行っていないのでしょうか? 行っていないとしたらますます不思議です。 記事には『日本炎症性腸疾患協会』サイトが紹介されています。 http://www.ccfj.jp/ (つづく) http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705120000/ これに不死鳥マン さんからコメントを頂きました。 とても大切なことなのであなたとシェアします。 潰瘍性大腸炎はタイミングを見て薬から脱却し生活習慣、 特に食生活を徹底的に見直して体の冷えをとりメンタル面 強化すれば根治できると思います。 ちなみに私は発症から3年間闘病後19年間再発もなく薬も飲ま ず全く普通の健康な人と同じ生活ができています。 私以外にも根治・完治した人はいます。 なぜ医者が「一生治らない病気です」というのか不思議です。 関心のある方は以下の続きの記事も読んでください。 新聞記事って本当に不思議がいっぱいですね?【潰瘍性大腸炎を考える(その2)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705190001/ 肉食しながら改善は見込めないと思います【潰瘍性大腸炎を考える(その3)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705210001/ 今までの食習慣から決別しよう!【潰瘍性大腸炎を考える(その4)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705220000/ 実体験【潰瘍性大腸炎を考える(その5)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705230000/ 弾が入っていなければ発砲はしない【潰瘍性大腸炎を考える(その6)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705240001/ 対症療法ってどういうのがあるの?【潰瘍性大腸炎を考える(その7)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705250000/ もう一つの対症療法「AMT療法」【潰瘍性大腸炎を考える(その8)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705260002/ これぞ究極の治療法?【潰瘍性大腸炎を考える(最終回)】 http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200705270000/ 【送料無料】潰瘍性大腸炎は自分で治せる [ 西本真司 ] ★本日二つ目の記事です。前のも読んでくださいね。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2014.01.05 14:13:49
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