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テーマ:TVで観た映画(3822)
カテゴリ:その他の映画
![]() ほとんどテレビドラマのような忙しさだろう。 監督はテレビドラマの時は演出をしていた人だそうだ。 見ていると、みんなであきれたり心配したりする場面がテレビ的。 みんな、カメラの方を向いていて、カメラに背を向けている人がいない。 テレビドラマのちゃぶ台を囲む場面で、テレビ側に座る人がいないのと同じ。 競馬で100万円当てた寅さんが、おいちゃんたちにハワイ旅行をプレゼントしようとして、というのがトラブルの始まり。 35年前の100万円というのがどれくらいかというと、当時の大卒の初任給が3万円だったというから、700万円ぐらいか? ヒロインの栗原小巻は若く美しい。ミニスカート姿がまぶしいくらいだ。 「続・男はつらいよ」で入院患者だった財津一郎が、泥棒の役で登場。 一度は出ていこうとしたが、開き直ってあがりこむあたり、うまい。 この映画で改めて感じたが、おいちゃんは家のことは何もしない。 店の仕事はしているようだが、おばちゃんが夕食の支度をしていても自分は新聞を読んでいるし、「電気つけろよ」「あけてみろよ」など指示を出すだけ。 寅さんが、二人が寝たふりをしているところにわびを言って出ていった時も、自分がふすまに近い方にいるのに、おばちゃんにふすまの向こうを確認させる。 そういう時代だったんだなあ。今でもこういう夫婦っているんだろうか。 しかしまあ、よくこういう話を考え出して映画を作るものだ。 あとであらすじを言ってみろ、といわれても、あらすじらしいあらすじが思い浮かばない。 仏壇の前でのドタバタや、女系図をおいちゃんが語って聞かせるところなど、場面場面は思い出せるのに全体像が浮かばない。 不思議な映画なのである。 アクセスアップに楽天ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.12 09:56:34
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