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この第5作から再び山田洋次監督になり、冒頭に夢の場面が入る。
また、年2作というペースに近づいていく。 これで終わりにするつもりもあったようで、テレビ版のレギュラーを登場させ、一区切りというところ。 しかし、「望郷篇」という副題の付け方は、今後のシリーズ化の可能性も考えていた、ということを示している。 マドンナは長山藍子なのだが、彼女の出番は非常に少ない。 しかし印象に残るのが不思議。 「赤線」なんて言葉が出てきたが、今や注釈が必要だろう。 前作では出番の少なかったさくらが今回は出番が多い。 これまたミニのワンピースを着ていたりして時代を感じさせるのだ。 とにかくミニ。「安室奈美恵か」と言いたくなるようなファッションなのですよ。 これが公開された1970年は大阪万博の開催された年なのだが、そんなことはせりふにも全く出てこない。現実の世界の話ではない、ということ。 寅さんが行くのは北海道。 これが8月26日に公開され、同じ年の10月24日には、同じ監督の「家族」が公開されている。 これには、途中で大阪によって万博を見学する場面がある。 「家族」も出演者はかなり重なっていて、監督ともども忙しい年だったろう。 まだまだ映画製作に力を入れられる時代だったのだ。 アクセスアップに楽天ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.13 10:16:49
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