千原ジュニアが、自分の引きこもり体験を書いたもののドラマ化。
短期間で低予算で作ったという雰囲気はあるのだが見応えがあった。
良くできている。
サブタイトルは「たった一人の闘い」で、なにと闘っているのかというと、自分自身と闘っているのだ。
親や教師の無理解ではなく、自分が何者なのかわからないということに苦しみの原因があるように見えた。
兄が家を出ていることや喫煙からは家庭の問題もうかがえるのだが、自分の外に原因を求めてはいない。
客観的にはこうではなかった点も多いのではないかと思うのだ、主観的にはこうだったのだろう。
非常に現実的なドラマだった。
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